Thury, Eva M., 'Lucretius' Poem as a Simulacrum of the Rerum Natura', American Journal of Philology 108(1987): 270-294.

ルクレーティウス『事物の本性について』を，現実世界（rerum）の本性（natura）を表す模造（simulacrum）として捉える解釈を試みる．
その際に鍵になるのが，あらゆる感覚はそれ自体としては真であるというエピクーロス派の知覚理論である．
エピクーロスによれば幻を見ている人も存在する何かをしかし誤った仕方で見ているということになるのであり，対象に感覚の注意が向けられること（ἐπιβολὴ τῶν αἰσθητηρίων）によって明確な表象が獲得される．
同様にルクレーティウスの詩も，様々なイメージ（simlacrum）を謂わばヒントのように示しながらエピクーロスの教えという真理へ向かわせる道のようなはたらきをしていると考えられる．
論文の後半ではそうした手法の実例として愛の女神ウェヌスの描かれ方が取り上げられる．

面白いけど結構込み入った論文なので内容の理解と要約の正確さにあまり自信がない…　とりあえず言語化しときたいという感じ．

起床と同時に右腕が攣って「どうしてこんなことに…」ってなってる

技術書典とかが盛況なのを見ているとやっぱものを作るのが好きな人たちの界隈なのだなぁと羨ましさを感じる

そういえばこの前のHakkert社はラスカリス(Constantinus Lascaris, 1434-1501)のギリシア語文法書をリプリントしてもいたことを思い出した．ファクシミリ版らしい．
https://books.google.co.jp/books?id=nDwIAQAAIAAJ

Textual transmission in Byzantium : between textual criticism and quellenforschung.
これの1.2 Juan Signes Codoñer: Towards a vocabulary for rewriting in Byzantiumと2.3. Filippomaria Pontani: A scholium and a glossary: two footnotes to the circulation of rhetorical texts in the Medieval Greek-speaking worldを読みたい．

http://www.brepols.net/Pages/ShowProduct.aspx?prod_id=IS-9782503552699-1

古い時代の辞書や事典を見ているとアルファベット順の配列というのは決して自明なものではないのだなとわかる（大抵の場合，分野や主題別に配列されている）．

ハルポクラティオーンの『アッティカ10大弁論家事典Λέξεις τῶν δέκα ῥητόρων』（2世紀後半）がアルファベット順を採用しているのは時代的に見て珍しいらしい．

s/事典/辞典/

やる気がしないし脳が動かない時用に，そのような時にもできる単純作業を何か残しておくとそういう状況下での無駄な焦燥を回避できる．

少し前にギリシア語の文章構造をわかりやすくするためにインデントした例をみたけど（https://gnosia.info/@ncrt035/101918676391981870 ），逆に考えるとギリシア語はいくつもの小辞・接続詞を組み合わせて射程の異なる固有の役割を担わせることで，文章を高度に構造化させていたとも言えそう．

試験は試験でも，一定の権威を前提として基準を満たし合格を目指すタイプのものと，コンクール的ないし競技会的なタイプのものとはかなり性質が違うね．一方が好きあるいは得意という人でも他方は嫌いあるいは苦手だったりする．

一仕事終わったのでお茶

vastusというのも捉えにくい形容詞よなと思ってErnout-Meilletを引くと，《荒廃した，破壊された》という受動的な意味と《破壊する，荒らす》という能動的な意味があって，そこから《荒れ果てた，未開の》と《茫漠たる，途方もない》という意味が派生してくると書かれている．vastusの能動的な意味というのがピンとこない感じがあったが一応例としてはvasta Charybdisのようなのが挙げられている．

仕事で使ってるVPS上で動かしてるCrowiに久しぶりにアクセスしようと思ったら502 Bad Gatewayになっててクッソビビったが復活した

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蝉が鳴いてると世界が滅びそうな刷り込みがある

うどの後なんて書いてあるんだろうとおもったら「うどり」で「うど」と「鶏」がかかっているのか

日本学術会議の提言を読んでみる：学術情報流通の現在と未来　1/n - digitalnagasakiのブログ https://digitalnagasaki.hatenablog.com/entry/2020/10/10/183204

コロナ禍の中で開催の“ドイツのコミケ”に2万8000人が参加　どのように開催されたのか現地で見てきた (1/2) - ねとらぼ https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2010/10/news007.html

https://twitter.com/1nabatewi/status/1314589189409705984

日曜12時のニュースが終わった後のど自慢のイントロの金がなる前にテレビを消すというエクストリームスポーツがあり今日はそれに成功した

ロジハラって路地裏でチンピラがカツアゲするとかそういう…

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瞳孔の部分を白く抜くの，割と最近の絵でよく見るので真似してみたけど，あまり成功した感がない．

あれは瞳孔を白く抜いているというよりハイライトの変種と解釈すべきなのか，識者の批評を乞う．

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逆に接近できることによって同性であることが判明する，というのもよいと思います（何が

もう1ヶ月ちょいで駒場祭だからせっかくなら「大学祭で大学債を発行！」してほしかった
東大の40年債200億円、購入希望額は6倍超
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64786300Y0A001C2DTA000/?n_cid=SNSTW005

テレビで南フランスの羊の移牧をやってる．今もやっている地域があるんだね．

ラビリィの左目のアクセが私を狂わせる…

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麻（hemp）と亜麻（linen）がよくごちゃっとなる

linenは亜麻布で植物としての亜麻はflaxか

一口に「誰か」といっても「誰かが言ってたんだけどなー（ﾁﾗｯ」と「それなら研究室の誰かが知っているだろう」と「しばらく寝るので誰か来たら起こしてください」とで「誰か」の確度が違う

@yamokichi どっちがどっちかわからんくなるよね…

明日は全休にしようと思っていた矢先に仕事が生え泣いています

@yamokichi 言葉として知っていても具体的なイメージが伴ってないとまずい場面が結構あるよね（「亜麻色の髪」と言われてピンとくるかとか

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仮に白短パンだとしても興奮してしまえばこっちのもんなんだよね

「パンツじゃないから恥ずかしくないもん！」⇔「パンツかどうかはこちらが決めさせてもらう！」