「メンバーの一部が不安から質問を発している中、とある老人のひとことで場の空気が一転する。「この発電所の正式名を知っているか? 皆がチェルノブイリと呼ぶが──」。正式名称「VIレーニン記念原子力発電所」。入り口にはレーニン像が飾られている。祖国の偉大な指導者の名を出した老人は、「政府は危険はないと言っている。信じようじゃないか」と結ぶ。このひとことで事故の地元であるプリピャチ市5万人の市民の移動禁止され、通信が遮断される」
ドラマ『チェルノブイリ』、事実がまっすぐ伝えられない状況は、まさに今の日本の姿だ | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイトト https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/09/post-12970.php