意味の幅が広くて訳しにくい単語は,その都度都度の文脈で何が対概念になっているかを考えると訳語の見当がつけやすく,また行きがかり上辞書にない風に意訳せねばならない場合にも方向性を見誤る惧れが少なくなる(いい例が欲しいが?).
意味の幅が広くて訳しにくい単語は,その都度都度の文脈で何が対概念になっているかを考えると訳語の見当がつけやすく,また行きがかり上辞書にない風に意訳せねばならない場合にも方向性を見誤る惧れが少なくなる(いい例が欲しいが?).
最近古代世界における自然災害に関する研究を読むので,こういう「世直し」や「天の采配」としての,あるいは人間と超自然的存在との交流形態としての自然災害という考えが再燃してきているのは面白いな(いや,実際に起きている出来事としては何も愉快なことはないわけだが).
「「災害ディストピア」に関連してもう1つ付け加えておきたいのは、少なくない人々が自然災害に「世直し」的な機能を見出しているところだ」
武蔵小杉をあざ笑う人々に映る深刻な社会分断 | 災害・事件・裁判 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 https://toyokeizai.net/articles/-/309170?page=3
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「アクセシビリティ」に案の定朱筆が入ってしまったので日本語に直す案を探っている.「近づきやすさ」は文字通りの意味に近いが実際の文脈にははまらないし,「親しみやすさ」とかは価値中立的とは言いがたい.
川崎市民ミュージアム、収蔵庫すべて浸水 漫画など所蔵:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASMBL6H24MBLULOB026.html
キケロー『義務について』2巻16節にはペリパトス派のディカイアルコスの著作として『人類の滅亡について』(de interitu hominum)なる書物が言及されており,そこでの記述によると,各種の自然災害によって滅亡した民族について述べた上,戦争や内乱といった人為的な災厄によって滅んだ人間たちが他の災厄の場合よりもいかに多数にのぼるかを論じているらしい.
200頁近いものを何度も校正するのはなかなか大変ですね.〆切に余裕があるので,飽きたら別の仕事を間に挟んでいるが,時間に追われてやる場合を想像すると,発狂しそうになるというのも分からなくはない.