icon

今日は『ソラノヲト』(2010)を再視聴。
 神戸守監督にリードされた画面演出は抜群の切れ味だし、吉野氏の脚本もデリカシーの真率さと穏やかなユーモアがあるし、主演金元氏の清新な芝居を初めとしてキャスト陣も充実しているし、スペインはクエンカに取材した風景描写など美術的にも濃密な雰囲気があるし、SF的イマジネーションやミリタリーネタも凝っていて、この時期では特に好きなアニメの一つ。

アニメ『ソラノヲト』DVD第1, 2巻のパッケージ写真です。
Attach image
icon

名前の話だと、「つくし」という名前の方がいらして(※筑紫とか土筆だと思って下さい)、「伊藤さんという名字の方と結婚したいですねー」と言っていたのを憶えている。つまり、「いとう・つくし=いと、うつくし」。その後どうされたかは存じ上げないけど。 (※このくらいなら、特定性は無いから大丈夫でしょう。)

icon

以前制作したプラモデル「1/350 宗谷」。実物の迫力とディテールには、どうやっても届かないのよね……。本物の存在感や質感、そして緻密な内部構造を、存分に楽しんで下さいませ。
social.vivaldi.net/@cactus4554

icon

「集まって楽しみたい人がたくさんいる」ということは、それだけ需要が存在するということだから、大きな施設群が(またはそれを借り切って)ハロウィンスペースを開いて、入場料やドリンク料を多少取れば十分利益になりそうだし、路上での騒ぎも減って、うまく回ったりしないかなあ……。

icon

空港をショッピングモールやテーマパークのようにする(各種施設を併設して相乗効果を発揮する)といえば、シンガポールのチャンギ国際空港は有名ですよね。観光での集客目的を含めて、日本でもそういうアプローチを展開する空港が増えていくのかも。……まあ、カジノ併設とか押しつけがましい「おもてなし」とかはどうかと思うんだけど。

児童に対する性虐待コンテンツがmstdnに溢れているというWP記事(※今年7月のもの)。
icon

「違法or有害なコンテンツに対処する単一の企業が存在しない、分散的プラットフォームが直面する深刻な構造的問題だ」(※私訳はあくまで大意:以下同様)としている。たしかに、自由なインスタンスを建てられるというのは、加害表現を許容するインスタンスも存在できるということだからね……。
 きついのは、「児童虐待コンテンツの大部分が日本サーバー発のものである(A significant portion of the child abuse material researchers uncovered was from networks in Japan)」という点。ただし、「漫画やアニメやAIコンテンツを児童虐待表現の規制から除外している、ひどく手ぬるい法制度だ」と述べているので、未成年に見えるキャラクターのお色気イラストなども児童虐待コンテンツとしてカウントしていると思われ、その点はいささか議論の余地があるかもしれない。実際にはイラストでも路理ものなどは国際的に犯罪化されているし(※日本は例外的)、さすがに実在児童を扱ったものは日本でも極々稀だろうとは思うけど……。
 「日本最大のインスタンスの一つ[※時期的におそらくpawooのこと]では、多用されている上位20個のハッシュタグのうち11個がペドフィリア関連のものだ」……って、えっ、そうなの? pawooはアカウントを持っていないし、見てもいないので実情は分からないけど、どうやらAI生成によるリアリスティックな児童ポルノコンテンツなどが増えているようだ。

 いずれにせよ、芸能事務所の件やLBGT差別や難民受け入れや機密情報流出なども含めて、「日本が世界のモラルハザード要因になったりセキュリティホールになったりしている」というのは事実だし、そういう認識もどんどん広まっているので、様々な局面で国際的に厳しい対応を取られるようになっていくだろうと思うにつけ、……。(嘆息)
washingtonpost.com/politics/20
via: mstdn.jp/@Mitsuwo/110775297023243891

Web site image
Analysis | Twitter rival Mastodon rife with child-abuse material, study finds
icon

「人間の社会的愚行のパターンは、だいたい似通っているものだ」という意味では、うん、まあ、分かるのですが……。

「愚かな右翼」という特定の種族が存在するわけではなくて、
icon

おそらく万人(私たち全て)に、そういった攻撃的で排外主義的な言動に陥る可能性はあるのだと思います。ほんのちょっとした機会だったり、社会的情勢による圧力だったり、精神的なストレスだったり、ネットで「本当の真実」に触れた経験だったりするのでしょうけど。
 特定の人種や文化集団や地域住民に対する排外的/差別的/好戦的な言動それ自体は批判すべきですが、それを「愚かな右翼がいる」「あいつらは愚かな右翼だから」「これだから右翼ってのは……」といって切断する論法は、1) 認識の問題としても上記のようにいささか危なっかしいように思うし、2) ロジックの問題としても、それ自体が「右翼という固定的な集団」に対する敵味方二分法になってしまうし、3) 実践上もかれらの意見を改めさせることにも役立たない(かれらの敵愾心を激化させるだけ)ので、そういった言い方はしない方が良いんじゃないかなあと。

icon

人口密度が一定以下になると、交通機関が維持できなくて、「家族が一人ずつ自分の車を持つ」という自動車社会にならざるを得ないようですね。地域によっては、学生たちが自家用車で大学に通学するという、海外みたいな――と都市部住人には思える――状況もあるようです。
 そうなると、地元駅もあんまり使われない(※駅までの送迎とかはあるだろうけど)。つまり、人が集まる拠点にはなりにくくて、商業拠点にもなれない。例えば駅前書店も存在できない。人口規模としてはそれなりに住人が多くても、ただ住宅街が広がっているだけでは商業や産業や文化が発達しにくくなるというのであれば、もったいないなあと思います。図書館などの公共施設がそういったハブの機能を担えればよいのですが……。

icon

mstdnにいる人たちでも、blueskyにアカウントを作っている人は、せいぜい3割くらいなのかな。私の見聞する範囲でも、だいたいそのくらいの割合だと感じる。まあ、併用している人が3割もいれば十分多いと言えるかも。
cf. @ jeanoappleseed/111308148091724318

icon

徳島の件は、単なる判断の誤りというよりも、「全国的な端末導入で取り合い競争」+「コロナ下もあって世界的に半導体不足」の状況で出遅れたため、そもそも良質な端末(の入札)を得ることができなかったという事情があったようで、これはこれで可哀想かなあ。
 「だから仕方ない」というわけではない。「キャッチアップのための人的-知的蓄積が各自治体に必要」ということだし、「教育政策も、世界情勢も把握したうえでの運用が必要(つまり文科省の責任)」という話でもあるし、「トラブルの可能性が分かった時点で、もっと早期に対応すべきだった」とも思うし、「半導体なども含めた国内生産力の乏しさが、さらなる国内的ダメージをもたらした事例」とも言える。

icon

ロンドンでMCM(※コミックコンヴェンション:漫画などのサブカルイベント)が開催されているのか。楽しそうでいいなあ。
 日本だと、同人誌即売会スタイルが中心で、どうしても「買う」ことに集中してしまいやすい。コスプレエリアがあったりもするけど、参加企業も大人しいし、MCがいて全体進行をリードすることも少ない。
 海外のコミコンのように、賑やかにコミュニケーションを取りながら雑多な空間をいろいろ見て回るというのも一度体験してみたいなあ(※映像などで見たことはある)。同人誌やグッズを売る個人ブースも、日本のように整然と列になっているわけではなく、小さな売店のようなボックス状で散在していることが多いようだ。

icon

アニメ版『スクラップド・プリンセス』(2003年)だと、魔力の流れを表す白線が瞬間的に走って――コンピュータ回路のようでもある――そこから一気に魔法(発動の結果となる現象)が発生するという演出だった。わりと好きな演出。
 実は、この作品の魔法は超自然的なものではなく、「管理された模造世界にわずかに残された、高度技術文明の残滓」であって、牧歌的な剣と魔法の世界をSF的に再構成した意欲作でもある。たぶんポスト『マトリックス』的作品の一つ。
 そういった「魔法のSF的解釈」とともに、00年代前半から美少女ゲームなどでも「魔法の合理的解釈(魔法の科学的解釈)」、すなわち、魔法/魔術を因果的根拠や規則性のある原理として説明可能なように扱おうとするアプローチが現れてきた。『なのは』も、元々は美少女ゲーム由来の(スピンオフ的)コンテンツだったりする。
 眠いので一気に飛躍すると、現在話題の『葬送のフリーレン』も、魔法の発展史(技術史)を作品構成の大きな軸の一つにしており、これは今世紀の日本オタク文化における「魔法の合理的把握」に棹さす正統的なアプローチと言えそう。

icon

手許に浮かぶ魔法陣演出というと、『ストライクウィッチーズ』シリーズ(アニメ1期:2008年)は、きれいなブルーの円を手許(防御壁)や脚部(推進力)に多用していて、それらが作品の美術的トーンを作っていると言ってよいほど印象的でした。
 この作品も機械的要素と組み合わせたメカニカルな魔法円だったし、空中に浮かぶホログラムUIのようなSF的イメージ(例えば映画版『マイノリティ・リポート』は2002年)からの影響もあるかも。アニメーションの視覚演出として広く見れば、『ドラゴンボール』が手許でパワーを溜める表現も、それらの前史的な存在なのかも。
cf. @ Tiltue536/111307701125782359 (※細やかな歴史的跡付けを書いておられます)

icon

近年のゲームやアニメの女性キャラクターでも、不自然な形に髪留めをしたり、あんまり可愛くないヘアピンを貼り付けたりしているものが依然として多い。「服飾デザインが現実的なものになったり、質感表現などの描き込みがリアリスティックになったりしているのになあ」と感じてしまう。
 これらはキャラクター表現の記号性の残り火のようなものだろうか。つまり、大量のキャラクターが溢れている状況下で、限られたリソースの中で個々のキャラクターを視覚的に差異化したり、それぞれに個性の手掛かりを与えたりするうえで必要なものであって、例えば非現実的なまでにカラフルな頭髪色が維持されているのと同様に、今後もずっと維持されていくのかもしれない。

icon

ALTテキストの自動翻訳まで出来るというのは、なかなか良さそうですね。>Phanpy
自分では読めない他言語での長文ALTが付いていることも、わりと多いですし。

ちょうど先程見かけた投稿も、ゲーテシューレのアール・ヌーヴォー様式の建物が良いなあ!と思ったけど、ドイツ語のALT文は読んで分からないところがあったので。(cf. @ StefanMuenz/111307444093432847 )

icon

remote(連合) TLについて。細かく言うと、「このサーバーからフォローされている外部のアカウント(Aさん)の投稿」だけでなく、フォロー先のAさんがBoostした第三者Bさんの個別投稿も、「Aさんの投稿」に含まれるものとしてremote TLに流れてきているようです。
 msdtnの仕様上、たぶんこういう運用になっている……んじゃないかなあと思います。きちんと確認したわけではありませんが。

icon

そういえば、最近あんまり模型を作れていないんですけど、(クリッククリック)
以前同様の生活をしている筈なのに、(TLをスクロールスクロール)
何か時間を取られる事態でもあるのかと不安です。(ポチポチ)

icon

主要スタッフが女性というのは、古くはガールズ・ソフトウェア、それからSkyFish系列のCabbitもそうでしたね(※アニメでも、『たまこまーけっと』などは女性スタッフ中心だったかと)。ゲーム原画家はたぶん過半数が女性ですし、ユーザーサイドにもそこそこいて、むしろBlack CYCのような過激路線が人気だったりしました。

漫画『ぎゃるかん(3)』の書影。美少女ゲームメーカーが舞台の作品で、男性主人公以外はすべて女性スタッフです。
Attach image
icon

男性向けと見做されがちな美少女ゲーム(アダルトPCゲーム)も、ユーザーの10%くらいは女性だと言いますし。そういった固定観念の垣根から自由でありたいとは思っています。

上は今月買った新作PCゲーム『戦巫』、下は旧作『アマカノ2』のパッケージです。
Attach image
icon

「男の娘」のことを英語(俗)でtrapと呼ぶのは、ひどいよね。しつれいだよ、むきー!

icon

わたしは男の娘なので、男性向け/女性向けのどちらもわりと読みます。
 そもそも男性向け/女性向けという分類自体、あんまり良いものではないと思うのだけど、大雑把にでも分類してある方が、消費者としては手に取りやすい(つまり市場としてもありがたい)という事情はあるんでしょうね……。

icon

『薬屋のひとりごと』は、近年の女性向けコンテンツの中国趣味を牽引した先駆者、という位置づけかなあ(※最初の小説版は2012年刊行)。
 近世~近代中国の宮廷/後宮を舞台にした漫画作品はたくさんあって、皇帝陛下との間のベタなシンデレラストーリーだったり、あるいは華やかな中華衣装と豊かな文化的空間を楽しめる絶好のシチュエーションとして活用されたり、仙術を用いたアジアンファンタジーだったりします。
 最近読んだ中では、列強に攻め込まれた清代(っぽい架空国)の宮廷で、各国の外交官に中華料理を振る舞う『厨娘公主の美食外交』(3巻で完結)とか、高度な暗殺技能を持った女官がひそかに難事を解決していく『暗殺後宮』とか、暗殺された皇帝陛下をキョンシーとして保存しておいて復活の手段を探し求める影武者くんの『双影双書』とか、面白いですよ。

漫画『厨娘公主の美食外交(3)』、『暗殺後宮(4)』の書影です。
Attach image
icon

オタクである議員を好意的に見るというのは、「政治家の政策的主張ではなく、私的な趣味に基づいて評価する」ということになりますから、有権者の選択基準としてはあんまり望ましくはないんじゃないかなあ。
 実のところ、現代で「オタク」という括りでは思想や人格の方向性もろくに絞れないので、例えば「プロ野球はどこのチームが好き」とか「好きなアイドルが立候補した」というのと大差ない。実際、例えば『ローゼンメイデン』を読んでいると述べて一部オタクが好意を寄せた政治家がアレだったことなどを振り返ると、判断材料としては危なっかしすぎるような……。私としては、政治家の趣味発言(漫画にせよアートにせよスポーツにせよ古典芸能にせよ)は、ただのリップサーヴィスだと思っています。

icon

それなら女性は女性で、集まって立候補者を擁立すればいい……というのも確かですが、たぶん、非常にまとまりにくいと思うんですよね……。伝統的に「隠れる(ひそかにやる)」意識が強いですし。例えばナマモノ同人(※実在の男性キャラでBLなどの二次創作をするアレ)とかは、どうしても表には出にくい。

icon

私は「軽蔑」ではなく「軽視」と書きましたが、特に赤松氏はフェミニズム全体を一括りに敵視する表現(※レドマツ漫画……手許に無いので確認できませんが)をしていましたし、萌えキャラ(女性キャラ)のイラストを大量に貼り付けた選挙カーは、男性オタクの側しか見ていないのかと言われても仕方ないと思います。

icon

山田議員が、「既存政党に乗っかるのではなく」+「組織化されていないが共通の利害関心を持つ人々を」+「オンラインでの訴えを通じて糾合し」+「国政の場へ意見反映させていく」という道筋を作り出して、ひとまず当選という形で成功したことそれ自体は、大きな意義があったと思います。
 とはいえ、今回の件のように、属人的信頼性が保障されているわけではないので、うーん、まあ、既存の政治団体が分野特化型できちんと人材育成して展開していけば、各業界や個別文化の意見が国政に反映されるようになっていくかも。
 前世紀の族議員政治はしばしば批判の対象になっていたけれど、様々な利益集団の意見を吸い上げて集約していくという意味で、ある種のコーポラティズム的連絡回路を持ち込んでいく方が、日本の政治は健全化していくかもしれない。

icon

昼間氏は、遡れば2017年頃から山田氏に関する記事(cf. note.com/quadrumviro/n/n08b3637937ae )を書いていて、この議員に継続的に注目してこられた方ではあるのだろうけど、分析としては一面的だし根拠も薄いと思います。
 とはいえ、「オタクを守るための議員」は持ち上げすぎの虚像ではないか?という視点には同意します。赤松議員ともども、女性オタクを軽視するそぶりが明らかだったし、インボイス関連など、勝負の難しいところはすぐにだんまりを決め込んでしまうので、サブカル産業乃至オタク文化全体の政治的代弁者になり得ているかどうかは、かなり疑わしいところでした。
 しかしその一方で、政治家が政治的主張以外の問題で立場を失うことにはモヤモヤするし、かといって性的搾取かもしれない事態であるならば、やはりそれは深刻な問題だし……今回の件はなんとも言及しにくいです。

icon

仁川(にがわ):宝塚市内の駅、または河川の名前。
仁川(インチョン/じんせん):韓国の都市。
 ……って、もはや国が違うので、トラップになることは無いはず。
 台湾の高雄(カオシュン)市と京都市内の高雄(山)とかも有名かな。

icon

久しぶりにキャストパズルを買ってきた(※鋳造金属パーツによる、知恵の輪の一種)。今日のは「キャスト クロス」(画像1~2枚目)。トリッキーなアイデア勝負路線かと思いきや、ベタなクリアランス探し路線で、数分で解けてしまってちょっとがっかりだが、気晴らしには十分だし、飽きたら他人にあげてしまってもよい。
 個人的に好きなのは、「キャスト マーブル」(3枚目)。キューブの中にボールが入っているという意匠が面白いし、パズルとしても解けかたがきれい。植物的な曲線美の「キャスト バロック」も、解ける瞬間のカタルシスが素晴らしい。有名なのは、「キャスト エニグマ」(4枚目)。難易度も造形性もなかなかのもの。

Attach image
Attach image
Attach image
Attach image
icon

湖畔写真や湖畔絵画が喚起する特有の情緒は、なんとも言語化するのが難しいし、私と同じような種類のインプレッションを他の人々が持っているかどうかもよく分からないが、なんとなく好きなものが多い。
 ちなみに、現実の湖を眺めるのは、とりたてて好みというわけでもない。
genomic.social/@BlueWaver22/111301986076257048

icon

岐阜県の山中部(飛騨地方)も、平成中期(2005年頃)に大規模合併をして、今では「高山市」「下呂市」「飛騨市」「白川村」などにきれいに分割されているんですよね……。人口問題などで、自治体を維持しにくくなったであろうとは察せられますが。

icon

個人的なポリシーとして、LINEは使わないし、amazonも極力使わない(※ゼロとはいかないが、最後の手段くらいにしている)、youtubeも極力開かないようにしています(※これもゼロとはいかないけど)。
 労働問題やセキュリティ問題に対する私なりのスタンスでもあり、市場の一強独占に乗っかることへ警戒心でもあり、そして実利的にも、これらにはまると莫大な時間を奪われるという懸念があるので。

icon

Trick or Treatの時期なので、自腹で学生にtreatします。
(感染症の問題があるので、小包装のパッケージで、さらに注意喚起の好機というつもり)

icon

昨日の『Vivaldia2』の件。treacherous swampsを、「何が潜んでいるか分からない湿地」と、ゲームブックの惹句のように訳してみたけど、物理的に「足場の不安定な湿地」の意味で取るべきだったかなあ。作中では実際に、落ちやすい蓮葉の上を跳んで渡っていく場面もあるし。
 単語の原義としては、treachery(裏切り)に由来して「信用できない、不実な」を指す。
@cactus4554/111300080491630664

icon

あのSNSが、2022年10月27日に買収されてからの一年間を展望した仏語記事。
www.euractiv.fr/section/economie/news/un-an-de-twitter-desormais-x-sous-elon-musk/
via @ ikeluther/111300116629605520

icon

「ヴィヴァルディアは、『失われた谷(Lost Valley)』へと転送されてきた」。「邪悪なロボットの支配者(Robot Overlord)に掌握された世界を救うのだ」。「激しく攻め立ててくる機械たち、危険に満ちたジャングル、灼熱の溶岩地帯、何が潜んでいるか分からない湿地を超えて……」、「我らが女性主人公は、邪悪な勢力を打ち倒してふたたび世界を救う決意をしている」(大意)。知らなかった、『Vivaldia2』には、こんなバックグラウンドストーリーがあったのか。
store.steampowered.com/app/262

icon

裁判所の施設内に書店を入れているところもあって、品揃えはさすが、専門的なんですよね……。ただし、あくまで国内実務寄りなので、外国法や理論的研究や政治学などは少ないと思いますが。

icon

就職活動(とくに在学生の新卒採用)について、東京大からの通知(10/24付)。
 いびつな内々定とか、目的外のインターンとか、他社への就活をやめさせるとか、学業を無視した長時間拘束とかいった抑圧をやめろと、各企業に対してはっきり主張してくれるのはありがたい。
 言い換えれば、こういう企業どもは、学生の立場や生活を軽視しているわけで、そんな企業に入るべきではない(※入社前の個人に対してもこんな対応をするということは、入社してからも同様に生活や尊厳を軽視されるだろうからね……)。
u-tokyo.ac.jp/focus/ja/article

Web site image
2024年度大学卒業・修了予定者の就職・採用活動について(要請) | 東京大学
icon

♪~明るいナショナル(-ism) 明るいナショナル(-ism)~♪

icon

EUでも人種差別的傾向が強まっているという話がTLにいくつか流れてきている(※特にドイツで、とりわけアフリカ系の人々に対して)。うーん、大変だなあ……。
cf. www.theguardian.com/world/2023/oct/25/pervasive-and-relentless-racism-on-the-rise-in-europe-survey-finds
via: @ StefanMuenz/111296703628628065

icon

CW警告文を空欄のままで投稿すると、通常の(CWで隠されないオープンな)投稿になるのか……。気をつけよう。

日本の研究環境が下落していることが、Nature誌の記事にもなったか……。
icon

他国の研究環境が大きく向上してきた中で、日本だけは足踏み状態。しかも、産学協同プロジェクトが増えたにもかかわらず、技術面や交渉面のサポートをするスタッフが著しく少なく、事務仕事の負担も含めて、研究に割ける時間が7割減(47%→33%)に落ち込んでいる。また、雇用不安定が明らかなので、博士課程に来る人数も21%減少している(=人材が薄くなっている)。
 こうしたことから、現時点では研究者人口は世界第3位であるにもかかわらず、大きなインパクトを与える論文も減少しており、全体として研究を維持困難な環境になっていると指摘されている。

 国内の研究者にとってはほとんど既知の話――というか実態はもっとひどいと感じる――だが、世界的に見て異常な教育-研究政策が続けられているのは悲しく、悔しく、申し訳ない。
nature.com/articles/d41586-023

Web site image
Japanese research is no longer world class — here’s why
icon

さすがにこの時間帯は、remote TLが英語(外国語)で埋まるなあ……って、ナミビア砂漠ライヴのbot投稿[ puntarella.party/@NamibDesertBot ]が流れてきた。そんなのまであるのか……。

icon

ポーランドの戦車「7TP」。砲塔を2つ並べたユニークな造形。ただし、「砲」塔といっても載せているのは機銃だけなので弱そう。もう一つの見どころは、車体内部まで再現しているところ(いわゆるインテリアモデル)。メーカーIBG自身も、ポーランドの企業。
A plastic kit of the Polish light tank 7TP (twin turret, late version) from IBG Models, the Polish company. It replicates the interior structure of the tank, which was so instructive and interesting to assemble for me.

ポーランドの軽戦車「7TP(双砲塔型)」の完成写真です。迷彩塗装を施しています。
Attach image
7TPを背面から撮った一枚です。
Attach image
7TPの上面を外した状態。内部も再現しているキットなので、操縦席付近を眺めて楽しむことができます。
Attach image
7TPの後部、エンジン付近の内装写真です。
Attach image
icon

ただ、余所のサーバーのexplorer欄を見ても、すでに見たことのある投稿がちょくちょく出てきて、うーん、mstdn界隈もまだまだ小さな世界なんだなあと感じることがある。

mstdnの中だけでも、様々な面が見られる。
icon

・home TL : つながりのある方々の動向に、ちゃんと反応できるようにチェックしている。ここが充実している人であれば、これだけでも十分楽しいと思う。
・local TL : フォローを出さなくても豊かな会話に触れられて、良い刺激になるので、わりとよく見る。
・remote TL : 外部の空気を手っ取り早く感じたいときに、たまに覗いてみる。でも、ちょっと怖い(いきなりのえろ投稿とか)。
・All TL(連合) : local+remote。流れが速すぎるし、上記とダブるので全然見ない。
・explore(注目投稿欄) : ほんの10秒ほどでも見ておくと、注目を集めているニュースを拾える(※特に海外系)。このサーバーで★を多数集めた投稿ばかりなので、サーバーの楽しい部分を抽出した空間とも言える。
・explore(ニュース欄) : 外部記事が並んでいる。良いと言えば良いのだけど、見出しだけでコンテクストが分かりづらいし、並びも散漫だし、数も少ないので、あえて見るほどではない(※ニュースを摂取するのは、別の仕方で本格的にやるべき)。

こうして見ると、様々な形で窓が開かれている多層的な空間なんですよね。

icon

はい、そこはそうなのですが、「人生を丸ごと賭けなければ(あるいは一族丸ごと議員専業にならなければ)選挙に出ることもできないような間口の狭い機会」というのは、非常に風通しの悪い状況であって、そこを制度改善していけたらと思うのですが……しかし、それはもう社会全体のありようをラディカルにいじる話になってしまうので、手に余る……。

供託金について私見。
icon

規範的次元では、経済力に基づく立候補機会の制限になってしまっているのが、大きな問題かなあと思います。小選挙区300万円は、諸外国と比べても極端に大きいですし(※他国の場合は、金銭ではなく、一定数以上の推薦名簿などの手段で乱立抑制/売名抑制を試みている)。
 実質的次元では、組織力をもったアレな団体を防げていないわけですし(そういうアレな候補者に対する対抗馬を出しにくくなる)。経済力の格差を助長するという点から、世代間格差を拡大させる(若年層の意見が反映されにくい)ことも、良くないなあと思います。

icon

キッチンは、高さを調整できるといいのですが……。長身な人は、台が低いと包丁を使うのが難しい(猫背とかになりやすい)し、その一方で小柄な人は、上の棚が高すぎて手が届きにくいといった支障を生じるので。もちろん構造上、そういったサイズ変更や複数商品展開はきわめて難しいのですが、ユーザー(住人)の体格に合わせた設備設計ができるといいなあ。

世襲には懐疑的だなあ。
icon

・「身分」保証は、少なくとも公的立場に関しては、あってはならない。ましてや政治の世界では、血統を評価基準とする選別を持ち込むことは、(実質的にはともかく規範的には)きわめて大きな問題がある。
・「身元」保証についても、内輪の信頼であって公共的なものではない。
・そうした内輪の基準を優先することは、汚職や縁故主義を助長する。
・世襲ベースにすると、候補者が極端に限定される(息子に跡継ぎさせるとなると、1~2人しかいない)。つまり、能力による吟味が機能しないので、技能的な領域でも発展性が乏しくなるし、極端な場合には「跡継ぎがとんでもなく愚かでも、それを擁するしかなくなる」ということになる。

 内輪の安心を得るために、巨大なリスクや機会損失をもたらすという意味で、私としては肯定的に捉えるのは難しいかな。芸道でも、政治でも。

icon

ハッシュタグをたくさん(3つ以上)付けると、TLの表示としては省略されますが、検索では全てのハッシュタグがきちんと拾われているので大丈夫だと思います。

社会に目を向けることと、自分の幸せや楽しみを追求することの間で、バランスを取ることの難しさ。
icon

世の中には、悲惨な事件や、深刻な社会問題がある。それらから目を背けて、ただひたすら楽しい私生活に閉じ籠もろうとするのは、この社会に生きる大人として無責任だし、そういうノンポリの姿勢では社会状況を悪化させるだけだ。……これはこれで必要な指摘だと思う。
 しかし、世の中には、常に無数の悲惨が溢れている。それらを指摘して、「こんな問題が存在するのだから、お前は[娯楽]などしていてはいけない」と主張していくとしたら、それはそれで危険だ。人々の生活全てが、大きな「政治」に取り込まれてしまい、私生活の余地が無くなる。過度に政治化した全体主義社会であってはならない。

 ソーシャルメディアでは、あらゆるものが混在し、むきだしに併置される。他国の戦争やテロに関するニュース投稿と、自宅での日常の楽しい食卓写真が、何の留保も無しに前後に並んで表示される。だから、「日常を守るために、社会問題への言及を嫌う」とか、「社会問題を重視するために、私生活への引きこもりを非難する」といった対立が生まれてしまいやすい。曰く、「不謹慎ぶってみんなの楽しい場を乱すな」、曰く、「○○事件に一言もコメントしない○○な人たちは幼稚で無責任だ」……。
 でも……日常の楽しいコミュニケーションをすることも、世の中の問題に目を向けて発言することも、どちらも必要だと思う。SNSでは、両者が併存していることが、最も健全なあり方だと思う。そして、最もつらいあり方でもある。イスラエル情勢や原発処理に関する投稿と、可愛らしいペット写真の投稿が並んで現れるのは、どうしても倫理的なジレンマを強く意識させるが、でも、ここでは、それを続ける(どちらも排除しない、どちらも忘れない)という形にするしかないのではないかなあ。
 それならmstdnサーバーごとに使い分ければいいという意見もあるが、使い分けの長所は認めつつも、個人的には、特化しすぎることの危険性が怖い。政治の話題を一切排除したインスタンスも、政治の話ばかりが溢れているインスタンスも、言論媒体(コミュニケーションの場)として、いびつだと思う。

icon

あれがtwitter社のCEOになった昨年秋の時点では、「彼の政治姿勢(のやばさ)についてほとんど知らない」+「従来のtwitter運営に(BANの基準などが不明瞭だと考えて)不満を持っていた」人たちの中には、彼を歓迎していた人もわりといたと記憶します。「役立たずのtwitter社員を大量解雇!」といって、彼のことをヒーロー扱いしている人もたくさんいましたよね……その結果がご覧の有様ですが。

icon

日本語を大量高速に入力する研究者や文筆家には、親指シフト方式を強く勧める方もいらっしゃるけど、私は残念ながらそちらには進めなかった。慣れれば本当に速いらしいのですが。

私がキーボードに求める条件は:
icon

・ストロークが浅い(※押し込みが浅い方が、指先に負担が掛からない)。
・on/offが指先で明確に感じ取れる(※押した後の戻りも明確で、連打でもコントロールできること)。
・静音モデル。
・方向キー(特に上/下キー)が小さすぎない。
・できればテンキーは無い方がよい(※机上の効率的な取り回しのため)。
・できるだけ薄いのが良い(※掌に触れないように)。
・有線(※乾電池を使いたくないのと、軽量を求めて)。

……ということで、指先虚弱でアクションゲームにも使う私は薄型パンタグラフ式の一択になるのだけど、ちょうど良い製品はかなり少ないので、ストックを数個確保していたりします。
 ちなみに、vivaldiaシリーズもゲームパッドではなくキーボードでプレイしています。

ガールプラモの話:Nuke Matrixでは、
icon

以前にLirly Bell(ウサギガール)を作りましたが、キャラデザ良し、パーツ精度良し、ギミック良し、ボリューム良しで、大いに満足しました。脚部の可動シリンダーやミサイルポッド、透明ボディといった本格的なサイバー&ロボット路線は、国内ガールプラモでは珍しいので貴重です。
 Yefuna.Malkina(ケンタウロスガール)も買ったのですが、パーツ構成がちょっと難解そうで、まだ制作着手できていません。ただ、中国メーカーのキットはアンダーゲートが主流のため、ランナー吹き付け塗装できれいに作れるのが助かります。ツヤツヤのグロスブラック仕上げだと格好良くなるかなあと。せっかくなので、VOLKSのケンタウロスガール「アキレア」「ロベリア」と並べたいところ。

icon

instagramなどに勝手に投稿転載されるとは……怖いなあ。
 やっぱりThreadsは、個人のプライヴァシー(自己情報コントロール)にとっては、好ましいサーヴィスではなさそうですね。企業等が宣伝するプラットフォームとしては有益そうなので、そちら路線でやってほしい。
via: @ sohtsuki/111288277783706090

icon

駅前ロッタリー(宝籤)って、どこにでもありますよね……。

icon

さすがのATOKさん。

Attach image
icon

firefox版のDeepL公式アドオンは、これかな。
addons.mozilla.org/ja/firefox/

Web site image
DeepL翻訳: 読みながら、書きながら使える翻訳ツール – 🦊 Firefox (ja) 向け拡張機能を入手
icon

『ペリー・ローダン』に登場する(らしい)宇宙船の3Dプリント制作が流れてきた……。そろそろ寝ようと思っていたところにこんな刺激的な投稿を見たら、目が覚めるわ……。
cf. mastodon.social/@Scratchbaer/111285437330310860

icon

日大への私学助成がゼロというのは、うーん、まあ、組織全体のガバナンスがあそこまでひどいと、こういう懲罰的な処理もやむを得ないのではあるけど、しかし、今いる学生たちが可哀想でもある。
 まあ、「恨むなら理事会を恨め」ということになるし、「あの規模の大学であれば助成金が途絶えても当面は教育水準は維持できるでしょう」とも言えるし、「ああいう体質の大学であることは、ずっと前から分かっていたのだし、それを分かっていて入学したんだよね?」と突き放すこともできるけれど、それでも、やっぱり、可哀想だよね……。

icon

アイスランドでは、女性(※ノンバイナリーも含む)の全日ストか……やるなあ。どうやら首相(※女性)まで参加するらしい。こういった活動を積極的に行ってきたからこそアイスランドの平等があると言えるし、ここまでやってきてもまだまだ十分な平等ではないということでもあり……。アイスランドにしても、今回のような大規模ストは1975年以来久しぶり――ほぼ半世紀ぶり――とのことだし、依然として大々的に取り組むべき課題であり続けているのだろう。
via: mstdn.social/@amydiehl/111284169008997649

icon

政府の"透明性"って、そっちの(『ゼイリブ』的な)意味!? 英語ジョークは奥が深いわ……。
@ Ann1944/111285170022777041

icon

近年の漫画で、迫力のある対羆戦闘というと、やはりこのあたりでしょうか(野田サトル『ゴールデンカムイ(1)』、集英社、2015年)。
 毒矢だけで熊を仕留めるアシリパさんも、銃剣で仕留めた杉元さんも強い、強すぎる……。

Attach image
Attach image
icon

今年の熊出没は、「酷暑で山の実りが少ない→食糧を求めて里へ降りてくる」という事情があるらしく、結局のところ熊たちも(熊に襲われる)人間たちも、温室効果ガス排出の被害者なのでは……。

icon

球磨~。

フジミのプラモデル「1/700 球磨(艦NEXT)」の写真です。1枚目は前方から、2枚目は後方、3枚目は全景です。
Attach image
Attach image
Attach image
icon

Laplacianブランドは、パッケージ版全作品をコンプリート(プレイ済み)しています。積みじゃないですってば。

icon

積みゲーも積みプラも、頭上に高く積んでしまえばあんまり気にならなくなります。
(なんら問題解決になっていない。)

天井近くまで積まれたゲームパッケージたちの写真です。
Attach image
icon

スルーカです。

HASEGAWAのプラモデル「1/48 Ju87 B-2(Stuka: スツーカ、シュトゥーカ)」の写真です。『終末のイゼッタ』版。
Attach image
icon

サーバー(インスタンス)選択について、皆さんいろいろ考えていらっしゃる……。
 私の場合は、昨年末に.jpでアカウントを作ってみたものの、海外からの制限が強めで懸念していたところ、フォロー関係の方がこのvivaldiサーバーに所属されていて、ここは安全だよというので調べてみたら確かにきちんとした運営をされているので、今年3月に移住してきた……という経緯でした。そのご縁に、今でもひそかに深く感謝しています。

icon

686^2=470596 ……人によっては、、案外簡単に到達できるかも。

icon

最初にhttp~を挟まなくても、@ の直後に文字列があればリンク(リプライ)として処理される、ということでしょうか。@ の直後にスペースを挟めば回避できる筈……。

icon

ああ、確かにこれは典型的な植民地主義的優越妄想っぽい……。
cf. @sasashin/111281863990635400
とはいえ、異世界小説全体としては、植民地主義や自文化優越妄想やオリエンタリズム的蔑視はけっして強くないと考えています。もちろん「日本食最高!」路線の作品も一定数ありますが、すぐに飽きられて相対化されているし、集団主義的な優越感よりもミクロでパーソナルな劣等感克服に主眼があるように思います(いわゆる追放系)。
 以下のブログ記事は、後半部分でそれらの論点に関する私なりの理解を述べています。
gardenatdawn.blogspot.com/2023

Web site image
フィクションの舞台設定とその諸傾向について
mstdnの長所は、local TLの方々で仰っているとおりで、
icon

・複数のサーバーに入れる。つまり、複数アカウントを併用(使い分け)することができる。
・個別にフォロー判断しなくても、サーバーごとのlocal TLなどでなんとなく定住できるので気楽。
・サーバーごとに雰囲気が異なるので、自分に合ったものを選べる。チャット寄りだったり、真面目な議論寄りだったり、おいろけOKだったり、逆にストイックだったり。
・サーバー設置者の側も、スタイルに特化するようなポリシーを打ち出せる(特定の趣味とか、アイコンリアクションできるようにするとか、local TLの仕様をアレンジするとか)。
これらは大きなメリットだと思います。

それに対して単一の巨大サーバーだと、
・大量の投稿が流れるカオスになってしまう。
・緩やかな使い分けが出来ない。きつい投稿や、好みに合わないアカウントも、大量に出てくる。
・雰囲気に合わないと、「そのサーヴィス全体から離脱する」という選択肢だけになってしまう。オールオアナッシングになる。

とはいえ、一つのmstdnインスタンスが特定の雰囲気だけに凝り固まるのも、それはそれで危なっかしいと思います(特定の方向性で過激化したり、同調圧力が強まったり)ので、インスタンスの中での風通しの良さや多様性も、やっぱり大切なのですが。私がvivaldiサーバーの国際性/多様性をありがたく思っている理由でもあります。

社会保障に対する人々の姿勢について。
icon

生活保護に関しては、「本人にはどうしようもない事情で不幸な境遇に陥ることもあるのだし、あらゆる人の生活を最低限確保できるようにするのは国家の当然の仕事だ」と考えているが、特に若年層は「弱者になることを嫌う」、もっと言えば「弱者と見做される立場になることを嫌う」という傾向もあるようで、そこから社会保障全般に対して(個人的にも政策的にも)消極的になるらしい。
 年齢を問わず、そういうコンフォーミズム(お互いを窺い見る横並び志向)は結局のところ人々全体を不幸に傾けていくのだし、もっと自由に、正当なものとして自分の幸福を追求していってよいと思うのですけどね……。大多数の(過剰に)控えめな人々と、ごく一部の(過剰に)貪欲な人々のアンバランスは、この社会をあんまり良くない方向に進めてしまうだろう。

icon

(「こいつ、下に写っているカッティングマットがいつも汚れたままだな」とお思いでしょうが、零した塗料が完全に固まっていたり、シンナーでプリントが滲んでいたりするだけです。拭き取りお掃除もしていますし、衛生面では普通の机と同じくらいにはクリーンな筈です。見栄えの悪さについては、申し訳ないです……。)

icon

朝からmgmg。オレンジの爽やかな味わいが気持ち良い。
一箱食べ尽くしてもほんの522kcalだから大丈夫だよね。

チョコレート「カレ・ド・ショコラ : カカオ70オランジュ」の写真です。
Attach image
icon

大原さやか氏と言えば、こんなディスクもありまして(※画像)。大原氏が20世紀の著名な艦船について、その歴史や技術を紹介していくというもので、全13回、計4時間もの長尺で名優大原氏の語りをひたすら聴けるという贅沢な一品。
 元々はYoutubeで公開されていたものを一部BD化したもので、現在もYTに残っているようだ。なかでもウォースパイトの回( www.youtube.com/watch?v=dh1_tTvhERY )あたりは名演で、明晰な語り口のなかにも豊かな情緒を滲ませて、たいへん聴き応えがある。

BD「三笠大先輩と学ぶ 世界の艦船 ぶるーれい」の写真です。日本の軍艦三笠を擬人化したと思われる軍服姿の眼鏡女性キャラクターが大きく描かれています。
Attach image
icon

アニメで早口というと、『スクラップド・プリンセス』の次回予告の台詞は、文字数が回を追ってどんどん増やされていき、最終話の予告――ちなみに2クールもの――まで全話完璧に滑らかな読み上げをこなされたのは、大原さやか氏でした。

icon

プーさん(の縫いぐるみ)が木の洞に嵌まっている……まさに原作再現。
持ち主が見つかるといいですね。
@ catonoire/111278645075049740

icon

神戸市だとこんな感じ。絵柄といい、人物の配置といい、公的機関らしい配慮の行き届いたデザインだと思います。

神戸市交通局と兵庫県による痴漢撲滅ポスターです。cf. https://www.city.kobe.lg.jp/a89954/tikanbousi.html
Attach image
icon

声優さんのことは、フォーマル&ニュートラルに「~氏」と書くことが多いのだけど、これはこれで00年代オタク的な「○○氏」呼称っぽく見えてしまいそうで、その都度一人モヤモヤしている。

漫画『ふぉとくら(1)』、50頁より。タイトルどおり、大学のフォトクラブ(写真サークル)の物語。部長がメンバーに対して二人称的に「~氏」呼びをしている。
Attach image
『ふぉとくら』単行本1-2巻の書影です。京都市内とおぼしき大学サークルのコメディ漫画で、お色気要素も多少あり。全3巻。
Attach image
「~くん」「~ちゃん」呼びについて。
icon

男女問わず、アイドル界隈の「~くん」「~ちゃん」呼びに対しては、局外者ながらモヤモヤを感じる。アイドル声優分野にもそれは及んでいる。ただし、当事者の意識としてはパーソナルな親しみを持つことの表明だろうから、それを「大人/子供」の二分法に回収するのはあんまり適切ではないように思う。

 むしろ、習い事や芸道関係で「生徒さん」と呼ぶことの方が、個人的にどうにも受け入れにくく感じる。「さん」という敬称を付けてはいるものの、そこには絶対的な上下関係の存在を見出してしまう。例えばミニチュアハウスの展示会などでも、「○○塾の生徒さんの作品」というような表現が用いられているが、それは作者を自立した個人として扱わず、インティメットに囲い込まれた権力関係を作品の前に貼り付けられたような感覚があって、私はどうも苦手だ。いや、「素人はあくまで素人」「指導を受けてようやく成立したにすぎない作品」というのは確かなんだけど。
 (※ちなみに、隣接分野のプラモデル界隈では、剥き出しの指導関係(上下関係)を前景化することは稀なのだが、そちらはそちらで水平的な内輪ノリが時折感じられて、そちらも苦手。というわけで、私自身はずっと孤独のモデラーであり続けてきた。)
 同様に、宝塚出演者の「生徒」扱いも、うーん、よく分からない。そうなっている事情は、ひとまず通り一遍の説明で理解してはいるのだが、組織に紐づけられた従属性の表現を堂々と使い続けていることに、当惑せざるを得ない。

icon

両幅の狭いホームをweb検索したら嵐電山之内駅が挙げられていたけど、まあ、さすがに路面電車のホームは別枠でしょう。
 岐阜市の路面電車も、自動車道のど真ん中が白線で囲われているだけのホームだったし(※昔、廃止前に乗ったことがあって、うっすら憶えている)。

嵐電山之内駅の写真です。路面電車なので、自動車道の一部に盛り上がったところがあるだけで、それが駅ホームとして位置づけられています。
Attach image
icon

ホームが狭いと言えば、関西だと阪急線の中津駅(※梅田の隣)と、春日野道駅(※三宮の隣)が有名かなあ。
 どちらもターミナル直前の各停駅で、中心街にごく近いので十分な面積を確保できず、左右幅の狭い高架駅になっていて、しかも両側を急行/特急が走り回るという、なかなか怖い空間。ただし、春日野道はホームドアが設置されて安全性が増した。

icon

「ボランティア」という形で、大学生が自発的な社会参加をする気風は、この十数年で大いに高まってきたので、その方向性をもうちょっとだけ変えて、かれら自身のための社会参加をしていってもよいと思うのですよね……。

icon

各国の大学生たちが、中東問題についてデモ行進をしたりしているのは偉いなあ。
 日本の大学生たちは、大人しすぎるのよ……。バイトを含めた多忙とか、就活の不当な締め付けとか、いろいろたいへんな事情はあるし、もちろんけっして火炎瓶で何かしろというわけではないけど。海外の問題じゃなくても、奨学金を増やせデモとか、搾取的なインターンに対する反対のデモを、もっとしてもいいのよ? その分、境遇が良くなる可能性は高まるわけで、「活動のコストと成果のリターン」の期待値は明白にプラスになると思うのだけど……。

icon

(つづき:)そういった堅苦しい読み方をしなくても、ショ○神父くんが可愛いとか、容赦のない異能バトル(相手の詠唱を待ったりしない)とか、派手な攻撃エフェクト表現とか、○ョタ神父くんが可愛いとか、キリスト教教義を丁寧に取り込んでいるところとか、様々な楽しみ方ができる作品だし、実際そのようにエンタメとして楽しまれているのが大多数のようだ。その中に、上記のような問題関心もごく普通の一部として取り込まれ、受け止められていくなら、それはそれで良いことかなと思う。

icon

私は漫画については、コマ組み分析などの技術論的側面に注目しているのですが、しかしまあ、テーマ論の方が語りやすくはあるよね……。

icon

『エクソシストを堕とせない』(2021-)にも、それらと通底する社会的な意識が見出される。
 ストーリーとしては、七つの大罪を象徴する強大な魔王たちが現世に現れるのを、エクソシストたちが叩き返していく異能バトルものだが、例えば「強欲」の魔王は人々の権力欲を煽りたてるマッチョだし、「嫉妬」の魔王リヴァイアサンは「母性」の軛から逃れようとしているといったように、現代的な問題意識に引きつけて解釈されている。主人公の属する教会(すなわち人間的-神的な正義を体現する側)それ自体についても、内部の虐待体質が示唆される。
 主人公側の先輩格キャラクターが「ヒスパニック+中年女性+たぶん義肢」であるのも、エンタメで不可視化されがちな属性群を露骨なまでに詰め込んでいる(画像2~3枚目)。さらに、魔女たちの詠唱「母と娘と悪霊の名において」(4枚目)も、既存の男性中心的体制全体に対する異議申立のカウンターであることは明らかだ。

 「差別」や「マイノリティ」というと大袈裟で厄介なテーマのように感じられがちのようだが、90年代の漫画やゲームでしばしば「環境」が納得のいくモティーフとして共有されていたように、2010年代以降のサブカルチャーに対してリアルな切実さや、物語を動かす動因や、読者たちの共感を生み出す重要な手掛かりになっていると思う。

漫画『エクソシストを堕とせない』単行本3,4巻の写真です。
Attach image
同、4巻108頁。投稿本文で述べたキャラクター「マザー・ローザ」の登場シーンです。
Attach image
同、4巻113頁。これもマザーローザのコマです。
Attach image
敵側の雑魚魔女たちが揃って、「母と娘と悪霊の名において」と詠唱しているシーンです。6巻177頁。
Attach image
漫画『天幕のジャードゥーガル』は、私も読んでいます。
icon

モンゴル帝国の帝室に入り込んで、国家転覆の復讐をしようとするイラン系少女が主人公という意欲的なシチュエーションの作品。民族的-文化的に入り組んだ社会状況を設定して、さらにそこで複雑な政治劇――主人公は多重スパイをしている――を説得力ある形で展開しているのがすごい。画風それ自体は5頭身くらいにデフォルメされているが、それがむしろ全身の衣装をフレームインさせることにもつながっている。
 今世紀の(少女)漫画では、歴史上の特定状況を舞台にしてそこに生きる女性たちの生活文化や精神文化を広く緻密に描き出すアプローチがしばしば試みられていて、森薫(『エマ』[2002-2006]、『乙嫁語り』[2008-])や、よしながふみ(『大奥』[2004-])あたりから男性読者にも読まれるようになっている。
 上記『ジャードゥーガル』(2021-)も、モンゴルの相続様式や遊牧民の服飾デザインの描写に力が入っているし、日之下あかめ『エーゲ海を渡る花たち』(2020-21)は、15世紀の地中海を旅する女性2人の物語で、当時の国際情勢や家族文化(の因習性)、そして食文化もダイナミックに描いている。同じ著者による『河畔の街のセリーヌ』(2022-23)も、19世紀パリに引っ越してきた少女が、当時の都市空間の様々な側面――女性職業人たちの活動もフィーチャーされる――を体験しながら自らの人格形成の過程を振り返っていくという繊細な作品。
 さらに佐藤二葉の『アンナ・コムネナ』(2021-)は、東ローマ帝国の皇女を主人公としており、フルカラーで当時の服飾美術を彩り豊かに再現しつつ、宮廷の政治闘争――もちろん女性である主人公は多大な困難にぶつかるのだが――をドラマティックに描いている。同じ著者の『うたえ! エーリンナ』ともども、明白に女性のエンパワーメントを意識した作品になっている。
 漫画界では依然として「男性向け/女性向け」が大きく分かれていて(漫画賞などでも分断されていることが少なくない)、そういう分離については思うところもあるのだが、歴史女性漫画がその独自の魅力と力強さによって風穴を空けつつあるという意味でも、頼もしく興味深い。

icon

日本語圏でも、数千人のユーザーのいるmstdn/misskeyサーバーがいくつも出てきているし、ユーザー数はかなり増えているんじゃないかなあ。
 「統計上は、アクティヴなユーザーは増えていない」という話もありますが、アクティヴユーザー数の情報を公開していないサーバーもあるので、表面上の統計よりも実態は大きいと思われます。
 とはいえ、今後はスパムbotや(詐欺的)企業の宣伝アカウントが流入してくることも予想されるので、あまり楽観視していられないけど。今のところは生身+善意のヒューマンアカウントが大半なので、素直に「人口規模の拡大=fediverseの豊かさ」として喜べるのですが。

30MSはコラボの相乗効果を最大限に引き出している感じ。
icon

【模型メーカー側】:元々の30MSシリーズは、「ガールプラモとしては安価」+「組み替えが売り」だった。言い換えれば、キャラデザは大人しくて味気ないものが多かった。しかし今回、既存キャラクターコンテンツのコラボキットを大量リリースすることによって、「洗練されたキャラデザを取り込める」という成果を得た。ユーザーによる自由な組み替えを前提にしたシリーズなので、美少女キャラとして非常に高品質なフェイスパーツやヘアスタイルパーツを一気に持ち込んだことになり、30MSのコンテンツ全体の価値を大きく高めた。もちろん、キャラクターのファンたちを模型側に取り込める機会にもなる。

 【ユーザー】サイドでも、既存の30MSモデラーは上記のメリットを丸々享受できるし、その一方で元のキャラクターファン(アイマス)にとっても、「かなりの安価で」+「簡単に作れるガール立体物」を入手できることになる。高額なスケールフィギュアが2万~3万円台になっているところ、4000円程度でプラモ版のキャラを購入できるのはありがたいだろう。その価格帯だとプライズフィギュア(2000円前後)もあるが、「キャラ数が限られる」「入手経路が限定される」という限界があった。しかし、30MSのような組み替え前提のプラモだと、本体キットと、フェイスパーツなど一部のパーツを別売りするだけで、26人全員を網羅して発売することができる。特にマイナーキャラのファンにもありがたい企画だろう。

 【元コンテンツ】のホルダーにとっても、ライセンス製造にすぎないので、自社負担はほぼ無く、それでいて、プラモデル市場という新規分野で大規模展開してもらえるのは大きなメリットだろう。家電量販店などにも並ぶし、モデラー層を取り込める機会になる。……魔改造(※卑猥な加工や組み替え)に使われるというリスクもあるけど、アイマスシリーズならばダメージにはならないだろう、たぶん。

 SNSにもユーザーたちの完成写真がたくさん上がっていて、実物を見てみるとコラボ効果の絶大なインパクトを感じられる。これは確かに、やる価値のある企画だ……。

たしかに、日本人だと「実名アカウントはThreads」志向になっていきそう。
icon

mstdnは、1)分散マルチサーバーという性質上、本人証明もしづらいし、2)治安面の安全性保障も無く、3)ソーシャルメディアとしての知名度も普及度も低いので、避けられがち、あるいは実名で運用する意義の乏しい場、という認識になりそうです。例えば政治家アカウントは、mstdnよりもThreadsに集まるんじゃないかなあ(※海外では、すでにそうなりつつある模様)。
 とはいえ、なりすましなどの危険性が低い個人は、実名でmstdnに来ている方も増えていますね。例えば研究者やジャーナリスト、クリエイター系の人は、偽物が真似をして投稿活動をすることが困難ですし。既存の外部コミュニティを介して本人確認が取れるというのも大きいです(※例えば、研究者相互間でフォローし合っていたら、本人アカウントであろうことがほぼ確実視できる)。

 他国では、ソーシャルメディアでも完全に実名という方が多いので、プラットフォームの選択にはあまり拘らないかも(※ペンネームとか、フェイクのスクリーンネームという可能性もあるけど)。文化的な違いは大きいなあと、local TLを眺めていて痛感します。
cf. @ proton334/111276375682476462

icon

「書く」、つまり自分の頭を通して情報を評価~整理~出力したら、それだけでもかなり深く覚わりますよね。「白紙から自力でノートを取る(ノートを作る)」ことが重要である所以でもある。
(※ところで「覚わる」が尾張地方の方言だというのを最近まで知らなかったよ。「(自然に/完全に)覚えられる」という意味なのだけど、適当な代替的表現がなかなか無いので、つい「覚わる」を使ってしまう。)

icon

高校時代は、ノートの各ページを左右2分割して、左に授業内容、右に独自注釈や補足資料や図表整理などを大量に書き込んでいた。……紙面がぎっして詰まって、まるで映画『SE7EN』に出てくる確信的犯罪者くんの日記みたいな感じだよ! 「必要そうなものは系統立てて全部覚える」というスタイルだったので、色ペンでの局所強調とかはしていなかった。
 大学時代は「ルーズリーフで大量に授業速記(※)を取って、後でデジタル整理する」という手法になった。キーボード入力よりも手書き速記の方が速かったので。  (※正式な速記ではなく、ただの速書き。)

icon

ここでは予約投稿(時間指定投稿)は出来ないのかと思っていたけど、機能それ自体はmstdn標準で実装されているのか……。対応しているクライアントアプリを使えば、個別ユーザーでも予約投稿を実用できるとのこと。fedibirdのように、UIで明示しているサーバーもあるようだ。