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固いカボチャの皮(※)を切り裂くハサミ、帝国陸軍情報部3課パンプキン・シザーズ……連載中断して3年以上になるけど、なんとか再開されないかなあ。 (※頑迷な既成権力を喩えたもの。)
 掘り下げたミリタリーネタから、個人の尊厳を巡る思弁的な議論から、恋愛感情のデリケートな機微から、架空技術史に基づく文明論的なイマジネーションに至るまで、刺激に満ちた漫画作品なので、連載途絶状態なのはあまりにも、あまりにも、もったいない……。

岩永亮太郎『パンプキン・シザーズ(7)』の表紙です。
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漫画家自身(の自画像キャラ)がアニメ版に登場したのって、かなり珍しい? >カヅホ氏
(※実写映像作品だと、原作者や関係者がこっそりカメオ出演する事例はたまにある。)

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ちなみにこちらは「太」正浪漫。

BANDAIのプラモデル「HG 光武・改(神崎すみれ機)」の写真です。2枚目はコクピットを露出させています。
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明治モダン→大正ロマン→昭和レトロ→「平成○○」は……なんだかあんまり良くないワードが入ってきそうな気がする……。

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私もコンデジを一つ常用していて、持っているとかなり便利です(普通のスマホの標準機能よりも、出来ることがかなり多い)。ただし、計算機としては貧弱なので、大量の撮影データを抱えたSDカードを読み出そうとするとやたら時間が掛かるのは、ちょっと困りものです。

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クモ型といったらこの子(※画像)ですね。
さらにARISE版のロジコマくんは、沢城みゆきヴォイスが当てられるという厚遇ぶり。

タチコマだかフチコマだかと呼ばれる、『攻殻機動隊』シリーズに登場する多脚メカの写真です。
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オンラインで喋りまくって疲れた……。室温(29度)もあって、座って喋っているだけなのに大汗をかいた。もう週明けまでずっとグータラしよう、そうしよう。

日本の今後について、うーん、まあ、たしかに明るい将来像を描くのは難しいですけど……。
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・人口:団塊世代を超えて人口バランスが回復すれば、維持していける余地はあると思う。移民を当てにしても、たぶん失敗する(来てくれない)。
・技術:現在の(高等)教育が世界的に遅れているので、これを取り戻すには数世代=数十年掛かる。新技術を自力開発できないと、他国ビッグテックにひたすらお金を支払うだけの側になるわけで、この構造を抜け出せなければつらい。
・資源:これもきつい。資源国ではないし、エネルギー技術も他国頼みだし……。観光産業だけで経済を維持できるわけもないし、コンテンツ産業の舵取りも頼りないし(※例えばweb漫画のマーケットは他国に奪われつつあるし、ゲーム産業も、技術優位の世界なので、一気にひっくり返される可能性が常にある)。
・各産業のポテンシャルを真面目に回復させていけば、「人口6000万人の中規模島国として存続する」という形に落ち着けるかなあと思います。現在のフィリピン、韓国、ベトナム、タイみたいな位置づけ。

焦土化とか移民腐敗とかは、あんまり起きそうにないかなあと思いますが、治安悪化(というか、技術的要因による様々な安全性低下)は起きるかも。今回の銀行システムのように、様々なインフラが破綻していくだろうというのはよく言われています。
 (知的-歴史的)財産が他国に大量買収されるのもありそう。各地の美術館や歴史的建造物の維持とかもどんどん辛くなっていますし……。
cf. @ musicandintegrity/111259106505736920

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フィクションの国旗というと、先日読んだ漫画『幻狼潜戦(1)』には、画像のような国旗が登場するのだが、日の丸をベースにしつつ、それを「肉球(と虎縞)」へ転換したもので、わりと感心した。
 ちなみに、ストーリーは典型的な日本分断ものだが、種族間の分裂という要素を持ち込んだところに新奇性がある……ということになりそうだ。まだ第1巻だけなので、どのように展開していくかは分からないけど。

桜井亜都『幻狼潜戦(1)』(小学館、2023年)、9頁。「東ノ國」の国旗は、中央に大きな円、その上方に★が3つ並んでおり、肉球マークを秘かに連想させる。さらに両脇には、波打った線が3本ずつ走っており、これは虎縞イメージを投影したものと思われる。
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確かにねえ……。近年の日本人は、自分たちが「グローバルな国際社会」に属していることをきれいに忘れ去ったような人が多いように見受けられる。
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原発関連にしても芸能界問題にしてもコロナ対策にしても、国内的にその場を取り繕って、自分たちが問題を見なかったふりをして(あるいは言葉のうえで否認して)やり過ごせばそれで済むかのような振舞いが散見されるが、外部(他国)の目に対してはそういう内輪の誤魔化しはまったく効いていない。
 国際的な注視に気づかず、対外的な損得勘定も考えずに、内向きの解決(というか、問題の消去乃至否認)を図るだけでは、実のところ日本(国/人)全体としては大損になっているよね……。国外から厳しい目を向けられるようになること(つまり、味方を減らすこと)、他国にツッコミの機会を与えてしまうこと(すぐには行使されないとしても、強力なカードを相手に提供してしまっている)は、巨大な不利益を自ら呼び込んでいるに等しい。そういう内向きの政治風土をなんとか変えていきたいところだが……。