・文法が一通り入っていなければ売れない →一冊の中に助動詞から接続詞(複文)から仮定法まで全部詰め込むので、難しい要素も平気で入ってくるし、個々の説明も薄くなる。
・その一方で初学者向けや現場向けは、会話例文ばかりを乱雑に並べるので、応用が利かないし、学習もストレスフルになる。
・試験対策を過度に重視する →例外をも漏れなく紹介しようとするので、基本となるパターンを把握しきれないままになる。
・語彙のフォローが少ない →文法を学ぶのと語彙を調べるのの両方で、学習目標がとっ散らかる。
カラーが多いので一冊が高価になりがちだし、「掲載写真に出ているのが金髪白人の若者ばっかり」という、わりとおぞましい本だったりすることも……(※他文化や他地域への偏見を強化するなよ……)。