こうして概観してみると、『Vivaldia2』のゲームデザインやステージギミックは、実に古典的なアイデアの集まりで出来ている。しかし、定期的に電流が流れるダメージ床を、タイミングを見計らって突破するとか、一マスの小さなブロック群を跳んで渡っていくとか、複雑に空中移動していく床にうまく飛び乗って進んでいくとか、……レトロゲームの悪夢的な部分を凝縮再現したような作品とも言える。
こうして概観してみると、『Vivaldia2』のゲームデザインやステージギミックは、実に古典的なアイデアの集まりで出来ている。しかし、定期的に電流が流れるダメージ床を、タイミングを見計らって突破するとか、一マスの小さなブロック群を跳んで渡っていくとか、複雑に空中移動していく床にうまく飛び乗って進んでいくとか、……レトロゲームの悪夢的な部分を凝縮再現したような作品とも言える。
終盤の難解なステージまで到達できるくらいに慣れているゲーマーならば、自力でルート開拓できるし、むしろルート開拓とその実現こそがゲームの醍醐味だからだ。
その一方で、この種のゲームに慣れていないユーザーは、操作性の段階でつまづくことが多い。つまり、マップ情報や攻略ガイドがあっても、それに自分の手(指)が追いつかないということが当面のハードルになりやすい。
「ここはこんなふうに動かせば、簡単な操作で解決できるよ」というのがあれば攻略ガイドとして役立つかもしれないが、本作は操作性にあまり融通が利かないので、そういったお手軽tipsの余地もきわめて小さい。
クラシカルで正統派なアクションゲームなのだ、と言うこともできる。
だいたい終わったので、こちらにも上げておく。雑な画像ながら、ひとまず全体構成は把握できると思う。
一箇所だけ、探索しきっていないルートがある(※扉Bの先)。しかしここは難易度が高いし、どうやら行かなくてもクリアできそうなので、今日のところは省略しておく。
画像についての説明:
・同じアルファベットの扉へ、ワープする。「→」の付いた扉が、出口のほう。
・赤文字の扉は、そこから再スタートできる。
・ボス部屋に行くには、2つのボタン(緑色)を押して回る必要がある。