さらに10年代に入ると、陽気なハーレムものとハードなドラマ路線へと二極化していったように思う。
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とりわけ後者は、魔法少女ものの再興とともに、00年代的な隠微なメランコリーを飛び越えて、剥き出しの悲惨や崩壊のカタルシスが前景化されることが増えた。私個人は、そういったどぎついアプローチにはついていけなかったが、そのあたりをぎりぎり上品に回収した成功作として、ノスタルジックな架空歴史ものの装いを施した『終末のイゼッタ』(2016)は好きだった。
 ハーレムものは、いわゆる「ソシャゲー」の普及とともに、「単一主人公と大量のヒロイン」という構図が強力に浸透していった……という感じなのかな。よく分からない。例えばアニメ版『IS(インフィニット・ストラトス)』が2011年だったくらいの時代感覚で、10年代を通じてその種のハーレム状況はありふれたものになっていた。

00年代は、アニメやゲームでも、悲劇のカタルシスをしっかり味わわせるものが多かったように思う。
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90年代末の雰囲気を引きずっているようにも見えるが、90年代はオカルト的なおどろおどろしさに彩られていたのに対して、00年代はもっとドライで内省的なメランコリーが基調になっていた。SF精神の流入というもあったかもしれない。90年代末の『serial experiments lain』などと比べて、00年代の『まほろまてぃっく』や『イリヤの空、UFOの夏』は、ずいぶん趣が異なる。
 00年代の美少女ゲーム分野がメランコリーの情緒を好んで取り上げていたというのも、現在の美少女ゲームシーンから見れば信じられないかもしれない。人死にの悲劇だけでなく、苦い解決(ビターエンド)などもわりとあった。00年代後半になると、ゆずソフトやWhirlpoolの台頭とともに、そうしたしめやかな薄暗さはきれいに切り捨てられていったが。

『シムーン』の話(つづき)。
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しかし後半も、「恩恵と恐怖を与えてきました」とか、敵国の巫女と言語が通じないと思っていたら通じたという瞬間からの大転換とか、台本進行にものすごい切れ味の演出が時折現れて、たいへんな見応えがある(※視覚演出は、ちょっと息切れしてくるけど)。
 音楽(BGM)もたいへん巧緻な楽曲揃いで、とりわけ遺跡(17話)のくだりは神秘的-超自然的な衝撃のシーンが、劇的なシンフォニックサウンドで盛り立てられる。劇伴の音楽的抑揚が、コンテ上の視覚的抑揚と巧みに歩調を合わせているのも良い。

『シムーン』は、前半のしっとりした雰囲気の方が好きかな。
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派手でドラマティックな社会的事件が起きるでもなく、10話くらいまでずっと、チーム再編が迷走する中での彼女等の内面のデリカシーを掴まえようと、そっと触れていく感じの距離感。もどかしくもゆっくり進行していくところは、現代アニメとしてはものすごく稀少なもので、そして重みのある視聴体験になる。なかでも主役格の一人ネヴィリルは、2話以降、一度も飛行機に乗らずに延々悩み続けているくらいだし。
 中盤以降になると、周囲の政治状況の変動がチームの任務にもストレートに反映されるようになって、それはそれでついていきやすいと思うけど……。

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ひとつ前の眼鏡はZeissだったな……。落ち着きのある(チタン)ブラウンのフレームで、気に入って長期間使っていたのだけど、減量したら顔の輪郭に合わなくなって、新しいフレームに乗り換えた。

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この夏は映画をたくさん消化したいと思っていたけど、結局果たせなかった。
ディスクをいろいろ買い込んであるので、なんとか時間を取ってじっくり見ていきたい。

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さしあたり、この後期もなんとか上手くやっていけそう。
時間の余裕がちょっと増えそうなので、自分の人生を豊かにするような活動をしたい。

アニメ化のタイミングについて。
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出版社サイドは、漫画版(の掲載誌)に客を引き込みたいが故に、現在連載中の作品をアニメ化させたがるのだろうけど、それに拘泥する必要はあんまり無いよね。そういうのに馴らされてメディアミックス展開が自明視されがちな現状は、商業主義に取り込まれるようで、私はあんまり好きではない。
 特に視聴者サイドとしては、面白い作品(映像化する意義のある作品)であることが重要なのであって、昔の漫画や小説がアニメ化されるのでも構わない筈だ。むしろ、きちんと完結した作品をしっかりと計画的に映像化してくれる方が、私としては嬉しい。そうでなくとも、アニメ版が1クールの切れ目で中途半端に終わってしまうことは多いし。
 アニメ制作会社としても、知名度の高い古典名作を引っ張ってくるのは、なんらおかしなことではなく、十分に有望な手段だと思う。現在では大量の原作が供給されているので、いきおい最近の作品ばかりをメディアミックス的にアニメ制作しているけれど、それ以外の選択肢も柔軟に広がってほしい。
 (※懐古的なタイトルやリメイクばかりになるのも困るけど、それはまた別の話。)

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忌憚なく言えば、現状のスマホのありよう(形状やUI)には、そろそろ飽きている。しかしこれ以上シンプルにはなりようが無いし、ここから複雑化することも無さそうなので、もはやこれが個人向け携帯情報端末の進化の終着駅なのだろうか?

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実のところ、スマホの次の(より良い)モバイル形状のパラダイムが、早く現れてくれたらと思っている。スマホは操作性に難があるし、片手で持つには重たいし……。
 物理インターフェイスがあった折り畳み携帯も懐かしいけど、しかしそういう路線に戻ることは無さそうだ。どうなっていくんだろう。「街中で誰もがモバイルに向かって話しかけている、音声インターフェイス主導の世界」みたいな未来は、あんまり見たい風景ではないし。

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「昔は機種変更にワクワクしたけど最近は億劫」というのは、多くの人が感じるんじゃないかなあ。
 スマホ以前は「まっすぐな携帯『電話』」→「ネット対応の折り畳みフィーチャーフォン」→「シンプルな外見と多機能なスマホや大判パッド」と、外見も機能性もそれぞれ劇的に変化して新鮮味があった。
 その一方でスマホ以降は、見た目の変化は乏しく、それでいてアプリ移行や各種アカウント設定などの煩雑な要素が激増しているので、気が進まなくなるというのも分かる。
 ユーザーの精神的要素(若さ)とかではなく、機材それ自体に起因するものではないかなあ。

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自治体機関との間のメールでは、いまだにPPAPを求められたり、あるいはPPAPでファイルを送ってこられたりすることが……。(※それに従わなくてもちゃんと受け取ってはもらえるし、そもそも2020年に取りやめの告知が出ていた筈なのだが)

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今回のver.4.2で発生しやすいのが、「TL上の画像を拡大表示しようとクリックしたら、画像じゃなくてリンクサムネイルで、見るつもりの無かった別ページが開かれてしまう」というもの。いや、私が不注意なだけなんだけど、識別のためにもURLサムネ画像はもっと小さくしてほしかったなあ……。ひとによっては、「大きめの画像の方が良い、これで良いんだ」と考えられるかもしれないけど。

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この他にも、「画像の左右に余白を入れて画像を正方形に近づければ、縦長サムネイルは回避できる」という案が出ていたが、これも
・画像そのものに手を入れることになるし(※画質低下や、画像の真正性の問題が生じうる)、
・表示環境(とりわけver.4.2よりも古いサーバー)によっては見苦しくなるし、
・今後のさらなる仕様改定によって無意味(逆効果)になる可能性があるので、
けっして推奨できるものではないだろう。

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画像投稿の実験により、現時点で確認されたこと:
・縦長の画像は、閲覧注意を入れても、サムネイルのサイズはそのまま(縦長のまま)。
・画像を2枚投稿すれば、サムネイルの縦幅が一定サイズまで切り詰められる(3~4枚でもおそらく同様の筈)。

縦長画像を投稿してもTLを圧迫しないためには、画像2枚で投稿するのが良い。同じ画像を2枚でもよいし、ただの無地画像でもよい。
 しかしこれは単なる弥縫的バッドノウハウであって、本来はmstdnの仕様そのものが改良されることを望む(要望する)のが筋だろう。また、少なくとも私にとっては大した負担ではないので、面白い画像を掲載したい方はサイズを気にせずアップロードなさるのが良いと思う。

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『フリーレン』は、思いっきりドイツ語ですね。
frierenは、英語でいうfroze(凍結する)
フェルンはfern(遠い)?
デンケンさんは、思慮深いdenken(=英語でいうthink)とか。
硬めの語感を、童話的な神秘性に回収して、うまくネーミングに使っている感じです。

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コンデジ×120倍の性能を発揮し……ようと思ったが曇っていた。(そういう問題ではない)

全サーバー貫通の全文検索実装は、ユーザー/サーバー相互の距離を格段に縮める作用を果たすのだろう、良くも悪くも。
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これまでは「個別的(アドホック)なフォロー」と、「概括的なサーバー単位のlocal TL(とremote TL)」、そして「局所的なハッシュタグ検索」のみが相互の接触機会だったが、全文検索が可能になるならば(※検索ヒットを許可するならば)、接触の可能性が飛躍的に高まる。
 ポジティヴな作用を見出そうとするなら、「有益な情報を投げかけたときに、それがどこかに伝わる可能性が高まる」、「新たな有益情報に遭遇できる可能性が高まる」、「サーバー帰属の如何があまり問題にならなくなる(LTLくらい?)」あたりだろうか。特に最後の要素は、今後の新規参加者にとって、fediverseへの参入のハードルを下げてくれるだろう(……だといいなあ)。
 また、そこから、他の多くのサーバーから制限を受けていること(そういうサーバーに所属すること)は、相対的に、よりいっそう大きな不利益を意味することになるだろう。それが、個別サーバー運営を健全化させるインセンティヴとして作用したら……そう上手くはいかないか。

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海洋堂の「太陽の塔」プラモデルが店頭に並んでいたけど、さすがに、その場ですぐに買える代物ではなかった。1/200縮尺だから、高さ35cmくらいか。ぎっしり内部再現までしてあるキットだから、買う価値は確かにあるんだよなあ……。
kaiyodo.co.jp/items/okamototar

Web site image
ARTPLA 太陽の塔 TOWER OF THE SUN
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現代的なJRPGの文脈で言うと、『ドラゴンクエスト4』(1990)のボスが「魔族の王」を称したあたりが最も早い時期なのかな? >魔族
 それ以前に、山田風太郎とか菊地秀行とか夢枕獏とか平井和正とかの伝奇活劇小説で使われていた可能性もあるけど。

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magpie(マグパイ)って、カササギのことか。そして、わりと大きい鳥(40cmくらい)なんだね。もっと小柄(小鳥)なのかと思っていた。

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AIアート界隈では、和服とも中華風ともつかない不思議な服飾様式が形成されつつあるように見える。AI生成だから、現実の物理的な衣服(構造、縫製、着付けetc.)から完全に切断された形で、新たなファッションが生まれているということになる。不思議な状況だが、興味深い。このセンスが広く普及していったら、どんなふうになるのだろうか?

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Ζガンダム系では、MG版の「Ζプラス」シリーズが非常にきれいなキットで印象深い。
 ガンダムらしいトリコロールを思いっきり外したカラーリングで、下記写真のA1型は華やかなオレンジ。深海探査艇や極地調査船を連想させるビビッドでメカニカルな色合いが個性的。
 ロボット型から航空機形態へ変形させると、薄くて鋭いシルエットになるのも良い感じ。腰の両脇装甲も、このA1/C1型だと小型のガンになるので、機能的にうまくまとまって見える(※上側、左右に突き出ている機銃のこと)。

ロボットプラモデル「Master Grade: ゼータプラス(A1)」の写真です。
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私としては、匿名(趣味寄り)のSNSアカウントとしては、ここをメインの連絡先にするつもりだけど、それ以外のアカウント運用をどこまで広げるかはいろいろ迷っている。
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本業寄り(実名寄り)のアカウントと、情報収集目的のアカウントと、趣味寄りに特化したアカウントくらいは分けておくのが良さそうだけど、しかしあんまり分散させたくないという考慮もある(※ログの管理、使い分けの負担、セキュリティリスクなど)。
 特に趣味寄りのアカウント運用は、「水着フィギュアくらいは許容されるのがありがたい」+「しかしそれ以上の猥雑なのは避けたい(他のサーバーからも蹴られるし)」+「セキュリティ面で安全なところが良い(その点でmstdn.jpやpawooは不安)」+「日本語話者が多くて、ほどよく埋没したい」というのが理想なんだけど、うん、そんな都合の良いインスタンスは無いよね。

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メインブラウザにfirefoxを使っているし、Mozillaのポリシーにも好意的なのだが、あちらのSNSに入ってみるかどうかは躊躇している。(さすがにそれは別問題なので)
 とはいえ、とりわけ最初のうちは、テック/ガジェット系に詳しい猛者が集まっていて刺激になりそうだし、反-ビッグテックな自由の気風を好む人が多そうだs…って、なんかここと似てない?

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twitter時代にご縁のあった尊敬すべき方々が、早く脱出してきてくれないかなあと、ずっと秘かに心待ちに待ち続けているのだけど……。もうそろそろ一年になる(※)のに、移住される気配が無く、不平を言いながらずっと投稿を続けておられるようだ。あちらに残っている方々は、「周りの○○さんたちが残っているから」と一蓮托生であのまま残り続けてしまうのかなあ。
 (※あれがCEO就任したのが昨年の10月末。)

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補足。山田鐘人氏は、『フリーレン』では原作担当となっている。つまり、作画そのものの担当ではない。ただし、漫画原作者は、ただ台詞を書くだけとは限らず、おおまかなコンテ(コマ割)を含めて提案することも多いようだ。山田氏は漫画実作者でもあるから、『フリーレン』のコマ割などのコンセプチュアルな設計に関しても、おそらく一定の関わりはあると推測される。実際にどこまで関与されているかは、インタヴューなどで探るしかないけど。

ガールプラモ「新条アカネ」「寿武希子」なども買ってきたけど、これらは制服の塗り分けが大変そう。
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元々のキャラデザがプラモデル化(細部の色分け)を想定しておらず、装飾的なラインの塗り分けは大半がデカール任せになっている。まあ、モデラーとしては取り組み甲斐があるとも言える。
 また、バトルスーツではなく制服デザインであるため、プラモデルとしての可動確保に大きな支障がある。これも、元デザインからしてやむを得ないのだが。「寿武希子」の場合は、「直立用のスカート」と「着座用のスカート」の2種類を同梱することで強引に解決を図っているが……。
 結局のところ、関節可動のガール・プラモデル(美少女プラモ)という分野は、「固定ポーズのフィギュア(きれいだが高額で動かない)」と「関節可動の布服ドール(可動は柔軟だが扱いが難しくアレンジしづらい)」の間の折衷的存在なのだろう。それゆえ、ものによっては、ガールの魅力とポージングの自由さの相乗効果によってポテンシャルを大きく引き出したり、あるいは逆に、キャラ再現も配色再現も甘い中途半端な商品になってしまったりする。難しいジャンルだと思う。

漫画『フリーレン』の特異な性格は、
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どんな場面でもコマ組みの垂直水平を崩さないところ。激しいバトルシーンですら、大コマや斜め枠線を使うことはほぼ皆無で、縦横の均衡が厳密に維持されている。これは漫画における「文体」選択と言ってよいだろう。
 この演出的機能はさしあたり、大きな物語(魔王を倒す)がいったん終わった後の物語としての冷ややかさだと述べられ、あるいは主人公の内省的な冷静さを反映したものと捉えることもできようが、実際には、物語が常に悠揚と進められるもどかしさや、極端に細く薄い描線と相俟って感じられる逆説的な緊張感をももたらしている。
 さらに興味深いことに、原作者(山田鐘人)が手掛けた『ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア』では、四コマ漫画風の一ページコメディにもかかわらず多くのページで異様なほどに斜めコマが頻出する。ポストアポカリプス世界を表現するアプローチとして、平衡を失った世界(Koyaanisqatsi)を表す演出と言えるだろうか。同じ作者が関わった上記『フリーレン』との文体的コントラストが面白い。

漫画『葬送のフリーレン』11巻24頁。
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漫画『ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア』1巻24頁。
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関わりの蓄積が浅いままに中途半端なボケ発言をすると、本物のボケと取られる虞が……いや、これは本当のボケになってしまっているのか?(ボケ)

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うちにあるドイツものは、SennheiserとかSteadtlerとかCDいろいろとかドイツ哲学くらいだけど、どれも長持ちしているなあ。ただし、Revellのプラモデルは残念ながら精度が今一つでした。

Revell社のプラモデル「1/144 Uボート」の写真です。映画『Uボート(Das Boot)』40周年記念の特別版パッケージ。
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奈良漬けを数枚食べただけで目元が熱くなってくるくらい、お酒には酔いやすい体質です。ビールも2口くらいですぐに酔う。
 アルコールアレルギーというわけではないので医療消毒等は大丈夫だし、酔っ払ったまま数杯飲み続けるくらいはできるので、問題は無いのですが。お酒の場では、アレキサンダーやカルーアミルクなどの甘めのカクテルをちょっとずつ飲むのが好み(※ただし前者は度数高め)。

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最大3日間を見積もっていた原稿作業が、スムーズに進んで1日半で完成しそう(※つまり、今日のうちに7割方は出来上がる見込み。もちろんあらかじめ下準備をしていたが)。浮かせた時間でたっぷり遊べるといいな。
 ただし、当初想定していた展望だと、議論の流れが行ったり来たりで複雑に屈折しているので、論証の過程がストレートになるように整理する必要があり、そこはちょっと手間が掛かる。

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ちゃんとした大型書店でも、薬えらび(≠薬学)、育児、美容、食と健康、ダイエット(≠栄養学)あたりはスタージョンの法則(9割)をはるかに上回るゴミ率ですし……つらい。

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しごとしたくないでござる。
(とある原稿の〆切が近くて、残りの作業それ自体は容易なのだけど、あまりにも気が乗らない)

別の例を挙げると(※尾籠な話題につきお食事中は注意):
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トイレの話を頻繁にされる方がいらして、それはサーバールールや法令に違反するものではないし、人によっては健康状態に関わるきわめて重大な問題であったりもするのだが、しかし、それを口にしてよい場面(例:医師の診察時)と、すべきではない場面(例:レストラン)はある。そして、ソーシャルメディアのTLでは、排便の話が「良い(実質的に許容される)」かという判断は、かなり難しいが、受け入れがたいという人もいるだろう。そこには「その場の人たちがどのくらい受け入れるか」という実質レヴェルの考慮が入ってくる。例えば、大手術をしてきた人が「オ○ラが出たよ!」(=手術がうまくいったことの証明)というのは、堂々と言ってくれてよいと思うし。
 私自身はあまり気にしなかったが、トイレの話が露骨になってきたので「さすがにまずいな」と感じつつ、その方に意見を伝えるべきかどうかはかなり迷っていた。そのうちに、いなくなってしまわれたが(※自発的撤退なのか、BANなのかは分からない。差別的な発言もされていた[そちらの方が大きな問題だった]ので、そのせいかもしれない)。

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「ルールに反していないものは、自由である(少なくとも、禁じられたり抑圧されたりしてはならない)」というのは正しいけれど、社会関係において互いの表現がどのように価値を認識されるか、相互関係において表現がどのように作用するかといった次元も確かに存在する。そうやって実質的な価値(観)を交流させること、それこそは人間の社会的活動の意味だと思う。摩擦のある地面の上に置かれてこそ、物事は意味を持って存在する。今回のアンケートは、「私が掲載したものがどのように受け止められているのか」という摩擦力の手応えを感じられたという点でも、とてもありがたいものでした。

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chat AIも他から提供/収集された情報を参照することで成り立っている以上、自由なweb空間が痩せ細っていく(情報が各アクターに囲い込まれてしまう)と、長期的にはchat AIのクオリティも低下していったり、あるいは最新情報に追いつけないままだったりして、結局は全体が貧しくなっていくのではないかなあ。情報資源それ自体は複製可能だが、情報へのアクセス経路を取り尽くすという形で「共有地の悲劇」のようなことが起きうるのかもしれない。

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「なんら不正義ではないものを、他人の容喙によって抑圧する」ということは、けっして肯定しません。今回のフィギュアの件は、さしあたっては、「楽しさのつもりで提供していたが、楽しまれない(受け手の楽しさにならない)のであれば、やめよう」というレヴェルでの個人的な対応とするつもりです。社会的公正の問題や表現抑圧の観点はひとまず切断できると思いますし、他の方々はひきつづき各自のご判断で自由にされるのが良いと思います。
 もちろん、「望ましくない」かもしれないという認識の余地もアンケートに含めていましたし、別の側面からもっと議論を深めるような問題提起があれば、私もそれについて真面目に考える用意はあります。

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漫画単行本には折り込みチラシ(新刊紹介など)が挟んであることが多く、しかも過激な惹句を大書していたりするので、ゴミ袋に突っ込んでも外から見えてしまうことがあり、なんとなく恥ずかしい気分になる。買った本と、チラシで宣伝されている本は、まったくの別ジャンルであることも多くて、「私はこんな、『おっ○いが○○○』みたいな本を買ったんじゃないんだよ!」ということが……。うぐぅ。

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質問回答型AIが既存のweb検索に取って代わることで、たしかにアクセス稼ぎのゴミページは商売にならなくなって撤退するかもしれないが、しかしそれ以上に、有益な情報を提供してきたサイト(報道機関)や広告収入依存の有益なwebサーヴィス群が致命的なダメージを受けて撤退し、全体としてwebの公開空間に有益な情報が供給されなくなっていく(有益な情報はひたすら有料サーヴィスの中に囲い込まれていく)という危険性も……。
cf. social.vivaldi.net/@DozingCat/111140071142775384

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マリア・カラス(1923-1977)とマリリン・モンロー(1926-1962)って、そういえば同世代なのか!
下記写真は、1962年のJ.F.ケネディの誕生日祝賀会で撮影されたもののようだ。
via: social.vivaldi.net/@hseldon/111139021132908462

このsocial.vivaldiは、
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1万人以上のユーザーのいる汎用サーバーとしては、おそらく最もクリーンな水準にあるものの一つだろう。スパム的宣伝やえろぐろも事実上皆無だ。それは管理者がきちんとNG投稿を摘まんでくれているのもあるが、ユーザーが互いに節度を守っているおかげでもあるだろう。私もそういう空間を尊重していきたい。
 とはいえ、ただニコニコして波風を立てないのが良いというわけではない。異論や疑問など、言うべきことがあればそれを主張し合うのは正当なことだ。また、フィギュア写真がダーティーだというわけではない。このサーバーにはあんまり合わないと個人的に判断したのであって、他の方々はそれぞれ自由に振る舞われるのが良いと思う。
 (※補足:social.vivaldiのアカウントは現在37000人。小規模、あるいはテーマ特化型インスタンスにも良いものはたくさんある)。

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当初から、1人でもNG意見があれば止めようというつもりではありましたが、うーん、全体としてはこういう反応になるのかなあと、認識を改めることになりました。
 アンケートの質問/実施形態/回答についても様々な捉え方があると思いますが、ひとまず私個人の判断としては、今後は差し控えていきます。

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昨日のアンケートは、下記(画像)の結果となりました。ご意見ありがとうございました。好ましくないという意見が一定数あったので、今後はキャラクターフィギュアの写真をlocal TLに流すのは控えることにします。もとよりTLの賑やかしが目的でしたので、それが相手によっては逆効果になるのであれば、やるものではないなと思いました。既往の画像掲載について、気に障られた方々にはお詫びします。
Thank you for answering my questionnaire yesterday. So far I have posted such images to this local TL, but now I will refrain from it as some people are not in favor of them.

local TLにキャラクターフィギュアの写真が現れることについてどう思いますか、というmstdnアンケートの結果のスクショです。16人中、OK: 69%(11人)、NG: 31%(5人)でした。
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@ vivaldi 公式さんが、ここでの告知投稿を英語だけでなく、たまに日本語でも出して下さっているのは何故なのか……。
 日本語話者(あるいは日本からのアクセス)が多いという利用者層の実態に合わせた情報伝達上の適応ということなのだろうけど、日本語話者としてはその配慮に頭が下がるし、ひとまずは日本語圏ユーザーのことを肯定的/好意的に見てもらえているということだから、安堵もしている。

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今朝方に投稿したアンケート(下記)について、もしよろしければご回答下さい。
キャラクターフィギュアの画像投稿に関するものです。
I would be grateful if you could answer the questionnaire below, whose topic is regarding to the images of figure models and dolls appearing on this Local TL.
social.vivaldi.net/@cactus4554

remote TL(「他のサーバー」)についての雑感。
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日中にも書いたけど、いきなりグロい投稿や攻撃的な投稿が出てくる可能性があるので、閲覧するのは非常にリスキー。私自身は多少のえろぐろコンテンツには耐えられるけど、人によってはかなりきついと思われる。画像等を全て隠すように設定しておけば、多少はましかもしれないけど。
 しかし、たまに見るぶんには新鮮で面白いというのも確かだ。remote TLに出てくる投稿は、このサーバーの誰かが実際にフォローしているものなので、興味を持てそうな投稿もそれなりの頻度で見出せるだろう。

vivaldi.socialインスタンスについて言うと、remote TLは他言語投稿が非常に多いようだ(※時間帯等によるけど)。Local TLを日本語話者のチャットでほぼ占拠してしまっているのを申し訳なく感じていたけど、これなら大丈夫かなと。つまり、他言語アカウントの方々も十分な量のフォロー関係を通じて上手くSNS運用しておられるようなので、local TLの言語的偏りの問題は比較的小さい……のであればいいなあ。

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今村作品の設定はファンタジー(非科学的、超自然的要素)と言えるのかという点は、ちょっと留保すべきではあるが。

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LTLで見かけた『Tyrion Cuthbert』は、ファンタジー世界での法廷アドヴェンチャーゲームなのか。
 魔法などの超自然的要素を含んでいるミステリは、特に近年、小説や漫画でも『屍人荘の殺人』『虚構推理』『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』といった意欲的な作品が現れている分野だし、ミステリとしても注目のフロンティアのようだ。SF寄りの特殊状況ものだと『星くずの殺人』もあった。
 萌えキャラ(waifu)もいるとのことだし、プレイしてみようかという気になってきた。メッセージウィンドウが平行四辺形なのも、なかなか格好良い。
diamondhenge.com/tc-aota

Tyrion Cuthbert: Attorney of the Arcane — Diamondhenge
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あちらは恐るべき、ニンゲン蠱毒(コドク)・エクスペリメントになっちゃったよね……。(cf. 星野之宣)

言語表現と意味伝達は、媒体によって左右されるところも大きいのだろう。
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例えば、「mstdnでの投稿はtwitter.comよりも過激になりにくい、争いになりにくい」と言われるのも、投稿の拡散範囲やクラスター化の密度だけでなく、投稿の文字数制限の違いも影響しているかと思われる。
 たった140文字では、様々な側面に目端を利かせた丁寧な論述ができない。あるいは、丁寧に書く習慣を身につけにくい。結果として断定的な表現や、性急な連投や、一面的な意見や、不明瞭な尻切れの主張になりかねない。
 その3.5倍、最大500文字もの余裕があれば、誤解の余地を生まないように、荒っぽい言い切りにならないように、一つ一つの投稿をゆったりと表現できる余地がある(※後からの再編集も出来るし)。こちらに来て私が感じている安心感は、こういう点にもある。

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mastodon.socialは、(本家のくせに)危ない投稿や猥褻な投稿が出てくるんだよね……。
 もちろんサーバーのルールとしては「露骨に性的なものや暴力的なもの」等を禁止しているけど、偶発的な逸脱投稿に対して削除対応しきれていないのだろうか? それとも、ユーザー数が多すぎて管理困難なのだろうか? NSFW/CW設定をしてあれば許容するという姿勢なのだろうか?

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おおう……remote TLを開いてみたら、男性が下半身をアレしてそれをアレしている動画が出てきた……。そうか、構造上、remote TLに対してはこのサーバーのモデレーションは利かないから、過激なコンテンツが出てくる場合があるのか。これは注意(自衛)の必要があるなあ。
 もちろん、不適切なものが頻出するようなサーバーに対しては、サーバー丸ごとの制限という対処がなされ得るが、個別的/散発的な過激投稿を防ぐことは出来ないので、remote TLはlocal TLとは比較にならないくらい危険性が高い。うーん。

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少なくともヴィヴァルディアさん(仮)のイラストくらいのものは許容される筈。なにしろvivaldi公式が出しているのだから。しかし、これではあんまり参考にはならないか……。
forum.vivaldi.net/topic/90605/

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投票の選択肢に使える文字数は、かなり少ないんだね。どうやら半角だと50字、全角だと55字しか入力できない……って、なんで2バイト文字の方が多いの?

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嫌だと思う人はすでにミュート/ブロックされている可能性がある(ということは、この投票にも参加しない)から、公平なアンケート結果にはならないと思うけど。

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(主にvivaldi.socialの方々へ:) local TLにフィギュア写真が現れることについて、どう考えますか?
What do you think of some Japanese Anime-like kawaii figure models and/or dolls appearing on this Local TL?

  • 良い / 構わない / 許容できる etc. (Good, Admissible, etc.)11
  • 良くない/すべきでない/受け入れがたい (Dislike, Not favorable, etc)5
フィギュア写真について(続き)。
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このサーバーのルールのレヴェルでは:
・露骨に性的なもの →ルール1そのものとして明確にNG
・素肌露出が大きいもの →ルール4のハラスメントとしてNGになる可能性が高い
----
(以下、ルールではないがモラル/社会性/価値観のレヴェルでの考慮)
・露骨ではないが、バストを過度に強調したものや素肌露出の大きめなもの →程度によるが、事実上NG
・色っぽい表情(に見えるもの) →程度によるが、9割方NG
・オタクアートっぽいもの →即NGにはならないが、状況を選ぶ場合もあるので……(※イメージガールイラスト並のものは、少なくとも日本国内では常識的なものとして受け入れられている)
・ドール →基本的にはOKだと思うが、ポーズや表情によっては問題
----
・デフォルメフィギュアなど →ほぼOKの筈
・若年女性のイメージを飾り物として扱うと見做されるものそれ自体をセクシズム助長的として問題視する立場もあり得る

実質的な考慮も含めると、だいたいこのくらいの理解で良いのだろうか(?)。

このアカウントでは、昨晩のように時々フィギュア写真を上げているけど、これが良いのかどうかについては、いつも考えている。
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このサーバーのルールとしてはひとまず完全に許容範囲内のものを選んでいるつもりだが、特にここのlocal TLにとって望ましい/好ましいと思われているのかどうか、つまりTPOとして適切かどうかは、よく分からない。
 このlocal TLはあらゆる属性の人が居合わせている場であり、ごはん写真から社会的な話題から趣味の話題や健康トークや技術系ニュースまで雑多に流れていく世界でもあり、アニメ系アイコンの方もそれなりに多いので、ジャパニーズ・オタク・アート・スタイルのkawaii立体物の写真も(過度に煽情的でないかぎり)その中のワンオブゼムとして許容される……とは思うのだが。

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おやすみなさい。
(パジャマフィギュアのくせにやたら元気で、全然眠そうじゃないな……。)

TAITOのプライズフィギュア「Coreful : 梓川かえで」の写真です。パンダモティーフの着ぐるみパジャマ姿で、なぜか両手を左右に広げています。
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学生がネットの素人与太漫談ブログをコピペ切り貼りしてレポートを出してくるのは、現在でも目にするのでなあ……。「お前さんが信じ込んで(あるいは検討すらせずに)コピって出してきた文章は、滅茶苦茶なでたらめ話だよ? そういう頓珍漢をぶっ通しでお前さん自身の意見であるかのように他人に見せてしまうのがどれだけ危険なことか、分かっているのかい」というのを、何重にもオブラートに包んで言うのだが、伝わっているのかなあ。

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その場その場のニュースをキャッチアップするのも意義があるけど、より精密に深められた分析や、一般化可能な理論的知見も摂取していかなければ、私自身がただ情報社会に流される一粒子のままになってしまうので、怖いところではある。

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ニュースについては:
・日本国内の大きな話題であれば、複数のチャネルのどこかから、どうせ入ってくる。
・個別領域のニュースは、それに特化した媒体から定期的に摂取する。専門家のSNSアカウントからもそこそこ入ってくる。
・海外発のニュースこそは、積極的に取りに行ってきちんと読まなければ、ついていけないままになってしまう(少なくとも、主要なところだけでも)。
だいたいこんな認識かなあ。

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(続き:)実を言うと、私はこれまで「連合」TLについて誤解をしていて、ただの適当な無作為抽出かと思っていた。今回のヴァージョンアップを巡って認識を改めることができたので、上記のとおりremote TLについても再評価するようになった。local TLとの重複も無いし、「たまに覗いてみたらわりと楽しそう」くらいの見方になっている。

「他のサーバー」欄については、「このサーバー内から一歩踏み出して外部を見て回ろう、新しいものを見つけようとするときに、かなり頼りになる手掛かり」だなあ、という見方に傾いている。
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このremote TLは、「このサーバーのいずれかのアカウントがフォローしている、相手先アカウントの最新投稿群(言い換えれば、このサーバーに流れ込んでいる投稿群)」ということ……ですよね? それゆえ、このサーバーにいる私たちにとって、少なくとも間接的なつながりのある投稿群だし、それらの投稿に何かしら興味を持ちうる可能性は、いくらか高いと見込める。
 システム運用(データ通信処理)としても、上記の仕様からして、ここに窓を開いておくのは無駄が無い。他サーバーから取ってきた投稿データを、そのまま一括でremote TLに流しておけばよいのだから。

 remote TLを頻繁に見る必要は無いだろうけど、たまに、ちらっと見てみるだけでも、local TLとは別の、新しい空気をすぐに感じられるのは、とても良いことだと思う。

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「オモイデ」とカタカナで書くと、大槻ケンヂの小説『新興宗教オモイデ教』が頭に浮かぶ……。

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この投稿で500ポストになるので、そろそろアーカイヴ化をしよう。過去の投稿を遡って掘り返すのも難しくなってきたことだし。
 msdtnに実装されている機能として、「データのエクスポート」(投稿本文とメディアのアーカイブをリクエスト)も出来るが、外部のログ保存サーヴィスはnotestockくらいなのかな。

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一乗寺は、学生時代に住んでいました。とても過ごしやすい土地で、文化的にも様々なものがあったし、あのあたりまで行くと自然も豊かで、楽しい学生生活を送れていた。そういえば恵文社には、ながらく訪れていないなあ。

以前に撮影した写真。北大路通と東大路通が交わる高野(たかの)の交差点の夕暮れ。
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3Dプリンター製住宅の長所/短所はどうなのだろう。考えられるのは:
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・メリット:柔軟な造形で出力できる。比較的迅速に、人力要素を減らして、(おそらく比較的安価に)建設できる。
・デメリット:土台工事や内装工事は必要。使用素材が限定される(強度、防音、耐熱、防寒など)。現場でいきなりプリント造形するのではなく、工場でパーツ造形してから現地へ輸送するようなので、その分のコストも掛かるし、形状や強度にも一定の制約がある。

プリンター機材のランニングコスト次第なのかなあ。ノウハウを蓄積していけば、有望な選択肢の一つになっていくのかも。
 ただし、従来型の建築のように汎用素材の組み合わせでコストダウンするということができない(=スケールメリットを享受できない)ので、限界はあるかもしれない。
 局所的に3Dプリンタパーツを取り入れるというハイブリッド建築も、増えていくだろう。

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あんまり大きくない画像を2枚添付すると、中途半端に縦方向へリサイズされるためか、TL上でのサムネイル画像がぼやけてしまうようだ。もしもそうなら、対処法は:
 a) 2枚を避ける。1枚なり3枚なりにする。
 b) 大サイズのままアップロードしてしまう。
原始的な対処だが、このあたりかな。これまではサーバー負担や通信量なども考慮して、手許で小さめに縮小してからアップロードしていたのだが、やり方を変えてみよう。

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ハッシュタグを4つ以上(5つ以上?)付けると、こんなふうに省略表示されるのか。
(※「+2件」のところをクリックすると、残りもすべて表示される。)

TLに現れた投稿の、下端を撮ったスクショです。ハッシュタグ3つはそのまま表示されていますが、4つめ以降は「+2件」とオミットされています。
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プラモデルでは、「ウクライナ仕様のレオパルト2」が発売されている。私の知るかぎり、少なくともTamiya(日本)、Border Model(中国のメーカー)、Rye Field Model(たしか台湾メーカー)の3社が、キットをリリースしている。
 これは、いや、けっして悪いことではなく、社会情勢に対する真面目な関心と、趣味としての旬に反応することは、正当に両立しうるのではあるが、しかし、うーん、まあ、いささかモヤモヤするところはある。

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うーん、画像2枚の投稿だと、こういうレイアウト(こういう縦幅)でTL表示されるのか。

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今日買った玩具 : BEASTBOXの新作は金魚型。
 ゾイド(ZOIDS)のようなメカ生物のトイだが、変形させて5cm辺の立方体にすることができるというギミックがあり(シリーズ共通)、「メカっぽいおもちゃ」と「変形パズル」の二つの要素を楽しめる。変形は簡単なものもあれば、テクニカルに複雑な変形をするものもある。写真の「ORBITAL」は、わりと簡単な部類。

「ORBITAL」という名前の、金魚型のトイの写真です。本文にあるとおり、BEASTBOXというおもちゃシリーズの一つです。
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同じく「ORBITAL」を、立方体の形にした状態での写真。
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エンドロールの後にひっくり返すのは、ホラー映画では定番演出かな。
 有名なところだと、例えば『エイリアン2』(1986)は、真っ黒なエンドロールの最後に、カサカサ……とエイリアン幼体が這い回るSEを流して、「あっ……まだ居たのか!」と絶望させてくれる。

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適切なリプライの仕方が私には分からぬ……。
 「相手に読む手間を掛けさせないように、無駄な言葉を極力省いて短い文面にする」のが良いのか、それとも、「(時間をおいた返信の場合などでは)返信だけを見て相手が文脈を把握しきれるくらいには(つまりツリーを見返さなくても済むように)、返信文だけでちゃんと主題と論旨を明示する」のが良いのか……。まあ、相手の知性と多忙さと、会話の内容と、前後の文脈によって変わるのだろうけど。

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@noellabo ご教示ありがとうございます。同一サーバーの中でもPCブラウザ/スマホ/アプリ等によってクロップが利いたり利かなかったりしていますし、相手方(閲覧者や他サーバー)の環境によっては尚更、有効に機能する可能性はまだありそうですね。(※余談ながら:こちらのvivaldi.socialサーバーでは、縦長画像も全体表示されるようになったことに対して不満寄りの意見が多いようです)
 ありがとうございました。

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TLレイアウトの設計思想としては、今回の変更は、「TLの投稿をただまっすぐ見ていきたい」というユーザーを念頭に置いている感じかな。つまり、リンクなどはメリハリを付けて見逃さないようにしつつ、添付画像はクリック/タップしなくても全体を見られる。「ホームTLで丁寧に交流するユーザー」像だろうか。
 裏を返せば、「TLはざっと流し見で済ませ、あまり興味の無い投稿や画像が出てきたらどんどんスルーしていく(個々の投稿は縦幅が小さいので効率的)」というユーザーには、いささか見づらい仕様になったかもしれない。

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外部ページのURLを貼り付けたときも、サムネイルが大きく表示されるようになったのか。ページタイトルも、大きめのフォントサイズで表示されるようになった。……ちょっと押しつけがましいかな。もうすこし控えめなままで良かったのに。

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トニーくんのお報せによれば、 search indexes are still being rebuilt(検索インデックスは再構築中)とのことだから、しばらくしたら全文検索なども――自身のアカウントをそのように設定していれば――順次、有効に発掘できるようになっていくと思われる。

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「今いるサーバーのヴァージョンではサムネイル無効になっていても、他のサーバー上で表示される際にはサムネイル設定が依然として有効に機能している」という場合もあり得るのかな。

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自分で試しても、やっぱりサムネイル化は利かなくなった模様。ということは、サムネイルの位置設定は、今後はただの死に機能? ただし、ALT文(代替テキスト)を付与できる機能でもあるから、まるごと削除にはならないだろうけど。

「メディアを編集」画面のスクリーンショットです。現時点でも、サムネイル編集とプレビュー機能が生きていますが、投稿されたTL上ではサムネイルは使われないようです。
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縦長の画像もそのまま全体表示されるようになったようだけど、ちょっと見づらいかも。以前のように自動的に上下トリミング(クロップ)して短くしてくれる方が、気楽に画像投稿できたのに。
 というか、画像添付を試しているのだけど、まだサムネイルの位置調整ができるのは何故……。カットはしてくれるのかな?

TAITOのプライズフィギュア「レム:タイトー制服ver.」の写真です。
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3つのタブに分かれたTLは、今後、どう呼称すればいいのだろうか……。
 「このサーバーTL」では収まりが良くないし、アドレスにlocalという言葉が残っているので、ひきつづき「local TL」(LTL)で良いのかなあ。新たに入ってくる人たちにも、意味は伝わると思うし。
 「他のサーバーTL」については、今後は「remote TL」と呼んでおく方が、誤解を避けられるだろうか。

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00年代は超自然的なオカルトネタに代わって、科学的なSF的発想へ転換していった時代でもあるのかなあ。ループものが流行ったのも、オカルト/伝奇というよりはSF寄りのネタだろうし。
 『serial experiments lain』がオカルトとSFを架橋した……という感じに説明が収まったらきれいだけど、実際どのくらい影響があったかは分からない。

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『Vivaldia2』は、バグっぽい挙動がいくつかあったので、フォーラムに情報を投げておいた。
ゲートは、ハマったら押し戻しするように設計しておくべきだったんじゃないかなあ。

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「前世の記憶」とかのオカルトネタは、90年代末にノストラダムスあたりと一緒に葬り去られたという印象。
 80~90年代までは、『DRAGONBALL』『孔雀王』『3×3 eyes』『封神演義』など、中国趣味の伝奇ネタも好んで取り上げられていたが、00年代以降は急激に退潮したようだ。00年代のポップ/オタクカルチャーは無国籍志向の現世享楽趣味が強かった。学園恋愛系PCゲームとか、いわゆる「日常系」の時代。
 10年代に入る頃には、ネット小説を介してJRPG風ファンタジーが再興したり、クトゥルフネタが流行ったり、魔法少女ネタが流行したりして、オカルト(超自然的現象)ネタが再び浸透しているという感じ? 20年代は、そろそろ日常寄りへ揺り戻しつつあるように見える。

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今年発売のゲームでも、ダメ文字(に起因すると思われる)バグは発生しているのか。
forest.watch.impress.co.jp/doc

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キャラ名に「ソ」をいれるとバグる! 古参開発者「うっ……頭の中で何かが……」/「ドカポンキングダム コネクト」で起きたShift_JIS文字コードの「ダメ文字」問題って?【やじうまの杜】
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昔のPCゲームは、ユーザーが任意の名前を入力する際に、いわゆる「ダメ文字」に引っかかってバグるという現象もあった(※00年代のSLGでも稀に見かけた)。例えば弓兵の「弓」とかもダメ文字なので、下手にリネームするとバグるという……。さすがに現在では、そういうのは無いだろうけど。

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00年代以来の美少女PCゲームは、禁則処理はもちろんのこと、フォント選択機能なども含めて、デジタルテキストとしての可読性配慮や文字演出に関する技術的改良を大きく進めていたのだが、実行環境によってはそういうのも難しくなるのかなあ。

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有名なオンラインゲーム(いわゆるソシャゲ)でも、テキストの禁則処理が出来ておらず、「。」(句点)や「、」(読点)が行頭に来てしまっているものがある。「えっ、2020年代にもなってこんなお粗末な?」と驚くが、ああいうのも改善していけたらいいね……。

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@kyu3a ちょっとびっくりする仕様ですよね。手動でCW解除もできますが、デフォルトではCW文が付いたままなので、意図しない誤操作をしてしまいそうです。
 とはいえ、返信元の投稿それ自体が「注意を要する(contents warning)」扱いなので、それに対するリプライの中身も周囲から隠す形にしておくのは、セーフガードとして理に適っているのかもです。

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@kyu3a ご教示ありがとうございます。ざっと検索してみたら、代替テキストを付けるのは義務的(mandatory)ではないにしても注意喚起(reminder)をしようという動きがあって、赤枠が設けられていたんですね。そういう慣行の影響が今でもしっかり残っているというのが面白いです。 :tony_happy:

gmailのクラシカルな「簡易html」表示は、
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・大量のメールをリスト状態で表示するのに便利だし、
・個々のメールを別タブで開いておくこともできるし、
・ツリーに含まれる件数も表示されるし、
・長い件名でも全部表示できるし(※レイアウト設定やウィンドウ幅によるけど)、
・既読/未読も見分けやすいし、
・もちろん動作も軽快なので、
わりと便利なのだよね……。今でも簡易形式で使っているアカウントがあるので、これが無くなってしまうのは惜しい。
forest.watch.impress.co.jp/doc

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「Gmail」の古いレイアウト「簡易 HTML 形式」、2024年1月までに終了へ/「Gmail」でサポートされているモダンブラウザー以外では利用できなくなる可能性
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個人的には、「連合」TLはあまりにも散漫雑多に見えるし、サーバー通信負荷のこともあるので、普段はまったく見ない。しかし、理念上の問題意識としては、分散型SNSは小規模なメンバー内に閉じこもってしまう危険があるので、他のサーバーへと開いた窓をシステム側がどこかに確保しておくべきだとも考えている。

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本家mastodon.socialでは、公開TL欄がすでに"Live feeds"として統合されていて、
・"This server":ローカルTLにほぼ相当。アドレスは/public/localのまま。
・"Other servers":連合TLにほぼ相当。アドレスは/public → /public/remoteになる。
・"All":上記二つを合わせたもののようだ。アドレスは、こちらが/publicになっている。

感想:慣れれば簡単だろうけど、入ったばかりの人には分かりづらいかも。また、連合TLはサーバー負荷が大きいと聞いたけど、その要素を拡大してしまって大丈夫なのだろうかという疑問もある。

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似たような話は、現実にすでにありましたね……。FBやChatGPTのモデレーションのために、有害コンテンツを大量にチェックする作業を低開発国の労働者にやらせていて、それは彼等にとって深刻な苦痛をもたらすものだという……。
developers.srad.jp/story/23/01
gigazine.net/news/20220215-fac

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ChatGPT 開発の背後にはケニアの労働者による人力作業 | スラド デベロッパー
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手取り時給わずか170円のモデレーターが劣悪な労働環境でアフリカのFacebookコンテンツをチェックしている
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それに対して、例えばtwitter.comでは、ALT文を丁寧に付記している人は非常に少なかったと思う。私の見聞範囲だけの問題かもしれないけど。せいぜい140文字の短い投稿を大量に投稿していく媒体だと、一つ一つALT文を付けるという文化が育ちにくいのかもしれない。
 私自身も、twitter時代はあんまりALT文を付けなかったが、このmstdnアカウントではなんとなくまめに画像説明のテキストを書いている。どちらかといえば、出典表示や作品名表示に使っていることが多いけど、本来の目的にも合致しているから大丈夫だろう。

「ぬーどるストッパーフィギュア:アビゲイル」(フリュー)というプライズフィギュアの写真です。投稿本文とは関係ありません。
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mstdn(というか、私のいるvivaldiサーバー)では、画像にALTテキストを付けている方がとても多い。他の媒体よりも有意に多いようだけど、どういう事情だろうか。
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考えられるのは:
・アクター要因(1):参加者たちが、視覚情報の扱いに関してまっとうな配慮をできる方が多い。
・アクター要因(2):参加者の属性が多様性に富むので、視覚的能力の多様性にも意識を向けやすい。
・アクター要因(3):参加者の文化的背景が多様性に富むので、画像についても補足説明の必要性が大きいと感じられがち。
・媒体要因(1):最大500文字も書けてミニブログ寄りの側面が強いので、一つ一つの投稿を丁寧に構成してから投稿するようになりがち。
・媒体要因(2):他サーバーからの閲覧だと、画像が見えなくなることがあるので、それに対処する。
・内容要因:最大500文字も書けるので、添付画像についても複雑な説明を施したくなる。
・文化要因:たまたまそういう慣行が形成され、広く定着しつつある(ネタ目的のALT文も含め)。
・偶然性or誤認:私の見聞範囲に、たまたまそういう偏りがあるだけ。

いずれにしても、良いことだと思う。

フィギュア写真。左はTAITO「Coreful:ナナチ」、右はGood Smile Company「ねんどろいど:プルシュカ」。投稿本文とは関係ありません。
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URLを貼ったときに、リンク先のタイトル&サムネイルが付加されるか否かの運用がよく分かっていない。ここのサーヴィスだと、
 ・通常は、リンク先ページのサムネイルが(可能なかぎり)出る
 ・URL+画像添付だと、サムネイルは付加されない
という扱いなのかな? 混同を防ぐうえでは有効な仕様なのかも。

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>有料会員は「AI検閲ルールの観覧」、「AI検閲ルールの投票」、「AI検閲ルールの提案」を確認可能。段階的に検閲ルールに介入できるようになる。

というのが、ものすごくTRPG『パラノイア』のセキュリティクリアランス(※情報アクセス権限の階級)っぽい。もちろん『パラノイア』それ自体がディストピアもののパロディなのだけど。
game.watch.impress.co.jp/docs/

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“誰も傷つかない”SNS!? 「1984」オマージュ検閲で投稿を変換する「DYSTOPIA」配信開始! ユーザーによる提案・投票でルール変更も
『パラノイア(Paranoia)』というTRPGの、赤色のプレイイング冊子の写真です。
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銚子電鉄が海外でも話題に……。After the financial crisis in 1990s, the sales of the soft rice crackers keeps the train moving.(90年代の経営危機以降、ぬれ煎餅の売上で鉄道を維持できている)とか、改札は無人で客任せ(honor system=自己申告制)なのだとか。

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2層構造のグラスって、きれいでいいなあ。耐熱/保温の機能性はもちろんのこと、二層ガラスならではの透明感が、注いだ紅茶の色合いを上品に際立たせているし、視覚的にも不思議な立体感があって
面白そう。

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顔面しか露出していないのでセンシティヴな問題を引き起こさないkawaiiフィギュア(秘密結社ブランケット)と、素肌は一切見せていないが別の事情によりきわめて深刻な倫理的問題を引き起こすキャラクターのフィギュア(「あなたは押し付けられる側です。なるべく耐えて下さいね」)。

左は「figma:ボンドルド(明星へ登る[ギャングウェイ] ver.)」、右は「ねんどろいど:各務原なでしこ(ソロキャンVer. DXエディション)」の写真です。
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昔作ったアオシマ「1/350 摩耶」をば。たしかこちらには上げていなかったと思うので。
IJN heavy cruiser Maya (1/350 Aoshima) 

IJN heavy cruiser Maya (Aoshima, 1/350)
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蓮實氏のあの文章はフランス人に対するレトリカルな皮肉ではあるのだが、しかしそのことは、ある他者に対する否定的評価として「田舎者」という地域蔑視的表現を用いることを十分に正当化乃至免罪するものではないだろう。
 彼が東京在住者として、東京以外の土地に住む(すなわち東京に対して相対的に「田舎」と見做される)日本語話者を多数含む読者たちの前で、罵倒表現として「田舎者」という言葉を用いることの攻撃性は、けっして褒められたものではない。地域格差の多層性や差別構造の多面性に関して、彼の文章は依然として鈍感であるように思う。