うーん、そういえば音楽(史)の地平でも、「ロマン主義は主観重視、個の重視」という位置づけになっているのかな? 文芸の分野ならば比較的素直に妥当しそうだけど、西洋音楽の作曲技法の次元で見て、「(作者の)主観」の表現とはいったいどういう形で捉えられるんだろうか……よく分からない。
さらに思想(史)的なロマン主義だと、主観というよりは「彼岸への憧憬」といった脱-主観的契機もあったし、さらには例のあれこれをもたらした集団主義的/反合理主義的な志向も含んでいたりして、なかなか一筋縄に分類するのは難しそう。うーん、分からない。
cf. fedibird.com/@maisukegawa/111075361844749352