異世界で使われている架空の文字に、現実でお馴染みの感嘆符(!)や疑問符(?)が付くのは残念。
それで考えてみると、感嘆符や疑問符は現実の複数の書記体系に同じ形で採用されてるのが興味深い所。現代では、ラテン文字だけでなく例えばアラビア文字にも左右反転して使われるし、中国語や日本語の表記にも採用されてる。(ギリシャ文字など、独自の疑問符を持つ書記体系もなくはない。)疑問や感嘆に特別な記号を割り当てる必要性というのは、音声言語を文字で書く有用性よりは限られた文明・社会・民族・言語でしか認められなかったようだ。
ともかく現実世界の疑問符などは書記体系の区別を超越してあちこちで使われるので、異世界の未知の文字にもカジュアルに付けたくなっちゃうみたい。