今,床に積んである本の山をうっかり蹴っ飛ばしてしまって咄嗟に「大丈夫かっ!」て声が出たんだけど,お前が大丈夫かって感じだ.
今,床に積んである本の山をうっかり蹴っ飛ばしてしまって咄嗟に「大丈夫かっ!」て声が出たんだけど,お前が大丈夫かって感じだ.
人間なのでたまに耐えられなくなって日曜の10時台にハヤテのごとく1期を再生したりしてしまう
部屋掃除してたら懐かしいものが出てきた.こういうものの翻訳があるのはうれしいことだ.
昔の教科書とか処分していった方がいいんだが,正直まだためらわれるのだよな… もう使わない可能性が極めて高くても,買った当時のことをよく覚えているものについてはやっぱまだ手放さない方がいいのかも.
(1)実用的な本と(2)実用されない本との他に,(3)もはや実用的ではないが自己の体験と記憶の一部をなしている本のカテゴリがあって,実際この前この(3)相当のものを処分してひどく後悔したというのがある.
最近では気に入らないものがあると「叩く,晒す,煽る,燃やす」が定石で猫も杓子もそればかりだが,世の中には「言及しない,存在しないものとして扱うことを以て最大限の軽蔑と為す」やんごとなき文化もある.
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昔哲学の先生が「ratioというのは『比量知』」と言っていたのはこのあたりのことも関係するかしらん
大谷哲「タキトゥス『ゲルマニア』の「品のない(?)」お酒」 - 白水社 https://www.hakusuisha.co.jp/news/n27274.html
RT 総務省のサイトがhttps化すべきであることについて.なるほど,わかりやすい.「HTTPは通信経路での改ざんが可能でコンテンツの書き換えや悪質なスクリプトの埋め込みの可能性がある……よって、総務省のように情報の信頼性が要求されるサイトはサイト全体をHTTPS化すべき」「TLSには『通信の暗号化』『通信の改ざん防止』『通信相手の正当性の証明』の3つの役割があるが、『通信の暗号化』による盗聴防止のことしか考えていない人が意外と多い」
https://twitter.com/kitagawa_takuji/status/1091977214202003456
https://twitter.com/kitagawa_takuji/status/1091982045604065280
「前後の漢字・ひらがなの密度から自動的に漢字をかなに開くか判断する」というのはどうかして実装できないかな.
さよならGAFAM:Amazonやめてみる→ムリでした | ギズモード・ジャパン https://www.gizmodo.jp/2019/01/i-tried-to-block-amazon-from-my-life-it-was-impossible.html
普段よく作るチャイの手順:
i) お湯を沸かす
ii) 茶葉を投入(スプーン一杯くらい)
iii) 砂糖,しょうが(チューブの),シナモン,カルダモンを入れる
iv) 牛乳を入れて再び沸騰させる
できあがり.
牛乳を開けると使い切らなくてはいけないのでしばらく飲みつづけるはめになるのが難
シュティフターのほかフライタークやケラーといった,あまり馴染みのない(?)19世紀のドイツ教養小説については竹治先生の退職記念講義が文章になっていてあらすじなどわかりやすく読める.
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/law/lex/kotoba12/takeharu.pdf
😊 「指揮者のフルトヴェングラーは、ベートーヴェンの第6番シンフォニー「田園」を指揮するにはシュティフターを読んでいなければならないと言ったそうです。でもこれは、ブルックナーを指揮するにはと言ったほうがよりぴったりであったかもしれません。ブルックナーのアダージョ楽章に陶酔できる人はシュティフターのファンにもなれると思います。波長が合うのではないでしょうか」(p.19)
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水声社の新刊『引用の文学史――フランス中世から二〇世紀文学におけるリライトの歴史』伊藤先生の寄稿「ルネサンス期のリライトに関する一考察」がある.
http://www.suiseisha.net/blog/?p=10389
刀水書房の新刊案内(http://www.tousuishobou.com/kinnkann/kinkananai.htm )に伊藤正著『ゲオーポニカ――古代ギリシアの農業事情』と出ていたので辿っていたら,2006年に鹿児島大学で1781年版の『ゲオーポニカ』が発見されたという出来事があったのね.
http://current.ndl.go.jp/node/4613
おもしろそう「近縁異種との間の性的相互作用である繁殖干渉は、シンプルな枠組みでありながら、すみ分けや資源分割など生態学・進化学での数多くの難問を、統一的に説明できる」
繁殖干渉 « 名古屋大学出版会
http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0925-6.html
そういえば文学部で開講されている情報科学の授業でPrologプログラミングもやるよっていうのがあって出ていたがもはや全て忘れた
アントワーヌ・メイエの英語の発音について.「……このようにメイエは多くの言語に通じ,音声の識別にはとりわけ優れた能力を発揮したが,外国語学習の困難さに言及する本書の一節から想像されるように,外国語の運用能力にはあまり恵まれなかったらしい.なかでも英語の発音は標準的発音から相当に逸脱していたようで,講義で英単語を発音すると,聴衆がその発音を理解することは実に困難であったと伝えられている」(西山訳『ヨーロッパの言語』訳者解説 p.517)
処分しようとした本の欄外に書込みがあってかつての勉強と苦闘の形跡がうかがえると心が揺らぐな…
むかーし『イーリアス』の講読に出たとき,第2歌の「軍船表」のところは「まぁここはいいでしょう(何がいいんだ?)」みたいな感じで飛ばし気味に読んだ記憶があるけども,このFowlerの文献が指摘したようなtribal encyclopaediaとしてのgenealogyというのがあるとすると,今の人間にとっては些か退屈に思えても,そこに出てくる人名・地名にはっきりイメージを持つことのできた時代の人々にとっては全く違う享受のされ方があったのではという気がしてくる.
https://gnosia.info/@ncrt035/100898165020249358
https://gnosia.info/@ncrt035/100898249031194497
ときどき耳にする「プログラミング手段論」,「外国語手段論」に近しいものを感じる.
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Webタイポグラフィのリファレンス・プロジェクト『Webタイポグラフィの基礎知識と実践』を支援します | FONTPLUS
https://webfont.fontplus.jp/info/4531?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=20190205_webtypography
そうか,プラウトゥスの喜劇も新しいLoeb版が2011-2013年にかけて5巻本で出ていたのね.前のNixonのやつが1916-1938年だから約100年前…
http://www.hup.harvard.edu/results-list.php?collection=1578
古典語と英訳が対置されていて便利なLoeb版は,古いやつはテクストがあまり信用のできない感じだったりするけども,どんどん新しい優れたものに置き換わっているのでもっと見ていかないと(灯台下暗し的に失念することが多い)
Bryn Mawr Classical Reviewの書評を眺めている限り,本文も翻訳も非常に評価が高いようなので入手を検討するか…
そいえば2017年にアイスキュロス『アガメムノーン』の校訂注釈書が3巻本で出ていた.
Medda, Enrico (a cura di). Eschilo. Agamennone, (3 voll.). Bollettino dei classici. Supplementi, 31. Roma: Bardi Edizioni, 2017.
https://www.bardiedizioni.it/shop/eschilo-agamennone/
Schironi, F., The best of the grammarians: Aristarchus of Samothrace on the Iliad. Ann Arbor: University of Michigan Press, 2018.
アレクサンドリア学派の文献学者アリスタルコスの詳細な研究書が出ている.彼の『イーリアス』注釈の断片分析に基づいてその方法論やそれ以前の学問とりわけアリストテレース詩学との関係を推測すると説明されている.
https://www.press.umich.edu/8769399/best_of_the_grammarians
昔あったものがなくなると悲しいので懐かしさを覚えるならちょっとやそっとではなくならなさそうなものにしておくのが望ましいが問題なのは懐かしさを感じる対象は自分でコントロールできない
「神々や宗教心に関してティベリウスは,かなり無関心であった.というのも彼は占星術に没頭し,『全てが運命に左右されている』との信念に満ちていた.もっとも雷は,人一倍恐れていた.それで天空が荒れてくると,月桂冠を必ず頭にかぶった,この種の木の葉は雷火で燃え上がらないと言って」(スエートーニウス(国原訳)『ティベリウス伝』69 )
「ティベリウスは,ギリシアとローマ双方の教養学課について,大変熱心に研鑽を積んだ.ラテン語の演説ではコルウィヌス・メッサラを生涯の手本とした.若い頃に老年にあったメッサラを尊敬していたのである.しかしティベリウスの文体は,極端な気取りと潔癖さとからいつも晦渋に陥り,そのためかえって即興の文章の方が,彫心鏤骨の文よりも優れていると考えられたぐらいである……しかしティベリウスは特に,神話伝説の知識を得るのに,物笑いの種になるくらい,馬鹿馬鹿しく熱心であった.たとえば文献学者に……およそこのような質問をして,彼らの学識を試していた.『へカベの母は誰であったか』『アキレウスが処女たちと一緒に暮していたときの名前は何であったか』『シレネスはいつもどんな歌をうたっていたか』」(スエートーニウス(國原訳)『ティベリウス伝』70)
最終成果物としてほぼ必ずdocxがもとめられる世界なのでこんなことを言っていてはいけないのだが……それにしても
Markdown で書いて Pandoc で docx に変換するという手も。
http://www.minimalab.com/blog/2016/08/16/convert-md-to-docx/
まさに普段はMarkdownで書いていて,部品がまとまったらLaTeXで処理して印刷用pdfを生成するという執筆フローになっていて,「wordファイルで出してね」と言われた場合にはPandocで変換後,スタイルを手で微調整するんですがその調整作業で難儀するなどしていた中で先ほどのような愚痴が出ました.
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不快にさせないようにと行動したり何かと謝ったり、そういうのが裏目に出たり他人の癪に障ったりする人割といるような気がするので、気にせず好きにするのがいいんじゃないかなと。
ふむふむってなりながら読んだ.「入出力がファイルだから今の感覚で考えるとアクセスは遅い。でもメリットもあって、1回に1行しかメモリに乗せないからどんな巨大なデータでも時間さえかければ処理できる。それこそ国民ひとりひとりの年金データとかね」
COBOLってこんな言語
https://anond.hatelabo.jp/20190206222550
Murphy, T.(2004), Pliny the Elder’s natural History: The Empire in the Encyclopedia, Oxford University Press.
ローマ帝国の文化的産物としての大プリーニウス『博物誌』が,その内容と構造の点において帝国権力とどのように関連づいているかを論じた書物.第1章では,脱線の多く散漫な印象を与えがちなプリーニウスの記述の根底に「対比antithesis」と「連想association」という二つの原理がありそれが「多彩さ」をもたらしていると指摘する.第2章ではプリーニウスが描く世界それ自体が,ローマによる征服と組織化によって初めてその対象となりうるものであること(知識の限界と世界の限界の一致)が明らかにされる.3-4章は具体的に民族誌と地誌の描写を分析し,終章では「記念碑」としての『博物誌』が皇帝の権力に果たす寄与と微妙な緊張関係,また他の百科事典的著作や技術書との違いが扱われる.
第5章の要点を書き漏らした.周縁的存在としての「野蛮人・未開人」の描かれ方が問題として取り上げられている.
2月がもう1週間終わったとかフェイクニュースが流れているが今日は1月38日なのでそういうのには引っかからない
読んでる | オルタナ右翼を魅了する奇妙な音楽「ヴェイパーウェイブ」とは何か(木澤 佐登志) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59738
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考えてみると神話の中でも,ヘルメースは自身アポッローンの牛を盗んだ上,商売や賭博と並んで盗みを司る神だし,プロメーテウスによって人間に授けられた火ももとはこの神によって盗み出されたものだったし,いろんな場面に出てくるので「盗み」に興味が出てきた.
Murphy, T.(2004), Pliny the Elder’s natural History: The Empire in the Encyclopedia, Oxford University Press.
ローマ帝国の文化的産物としての大プリーニウス『博物誌』が,その内容と構造の点において帝国権力とどのように関連づいているかを論じた書物.第1章では,脱線の多く散漫な印象を与えがちなプリーニウスの記述の根底に「対比antithesis」と「連想association」という二つの原理がありそれが「多彩さ」をもたらしていると指摘する.第2章ではプリーニウスが描く世界それ自体が,ローマによる征服と組織化によって初めてその対象となりうるものであること(知識の限界と世界の限界の一致)が明らかにされる.3-4章は具体的に民族誌と地誌の描写を分析し,終章では「記念碑」としての『博物誌』が皇帝の権力に果たす寄与と微妙な緊張関係,また他の百科事典的著作や技術書との違いが扱われる.
そういえば大プリーニウスも序文の中で,古人の仕事に依拠していながら謝辞すら述べない著作家(今日なら剽窃と呼ばれる)を批判していて,彼自身は目次とともに典拠とした数多くの著作家たちの名前を列挙している.
その文脈でプリーニウスが借金を喩えに持ち出していることについて,昼に書いたMurphyさんの文献(https://gnosia.info/@ncrt035/101549130311609318 )が面白いことを指摘していて,つまりローマ人にとって貸し借りは金融上だけでなく道徳的にも意味があって,自己の利益のために金貸しをするとか守銭奴的な吝嗇とかはローマ的貴紳の精神とは相容れず,むしろ借金してでも他人のために使う「気前の良さ」こそが高貴とされたということがあるため,プリーニウスの不意に思える比喩は貸し借りに含まれる道徳的な意味合いを喚起し,その上で様々な知識を収集し公開する自らの活動をそうした美徳と重ね合わせる意図があるというお話(pp.62-67).
和文校正(素読み)の文字あたりの相場が知りたいな,1文字あたり0.5円くらいかな.
英文だと単語あたり10円弱(アブストラクトだと定額)くらいだと思うけど,英単語と和文1文字で換算すると金額が跳ね上がってしまうので…
なぜスクショ?スマホネイティブ世代がコピペしない理由 | 日経 xTECH(クロステック)
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00160/013000095/
Pelling, C. (1979). Plutarch's method of work in the Roman Lives. The Journal of Hellenic Studies, 99, 74-96.
https://doi.org/10.2307/630633
プルータルコス『対比列伝』中の共和政後期のローマ人伝8つについて,著者がどのように情報を収集し自作の執筆編集に臨んだか,その方法についての研究.
Clarke, K.(1999), Between Geography and History: Hellenistic Constructions of the Roman World, Oxford University Press.
地誌(geography)を空間的,歴史(history)を時間的なものとして区分する見方では捉えきれない,両者の入り混じった「歴史的地誌historical geography」という観点からポリュビオスやポセイドーニオス,しかしとりわけストラボーンを分析する研究.ローマの影響力の拡大が現在進行的に見られていたポリュビオスから,万物の「共感συμπάθεια」を念頭に置いたストア派ポセイドーニオスの普遍的世界観を経て,ローマの権威が既成事実と化したストラボーンの,ローマを中心とする「環状のcircular」世界記述(これはそれ以前の周航記的な線状の描写とは異なる)へ繋がる連続性が描かれている.
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スペイン語教えフランス語の単位 函教大准教授の懲戒「有効」 札幌地裁が請求棄却:どうしん電子版(北海道新聞)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/274770
見出しにラップぽさがある |
選挙で推薦、労使が癒着 正常化チャンス再三逃す 神戸市ヤミ専従問題 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190207/k00/00m/040/049000c
ルクレーティウス『事物の本性について』第3巻は,一番最初の一文字について問題がある.
E tenebris tantis tam clarum extollere lumen
qui primus potuisti inlustrans commoda vitae,
te sequor, o Graiae gentis decus...
《これほどの闇のうちから,生の悦びを照らし出しかくも輝く光を掲げ得た最初の人,おおギリシア人の栄光よ,私はあなたに従う……》
最初の一文字eの代わりに,O写本とV写本は感嘆詞「おおo」を伝える一方,Q写本は空白のまま残されていて,おそらくは写字生が最初の一文字をrubricatorによって装飾させるため空けて残したところ,なされるべき仕事がなされなかったという事態が想像される.eを伝えるのは人文主義時代の一写本のみで他はoや,前置詞aであったりする.
写本の重みを考慮するとOとVが一致している感嘆詞oを取るのが非常にシンプルな「ラッハマンの方法」であるにもかかわらず,当のラッハマン本人さえoを「甚だ不適切valde ineptum」と評してeを採用しているほか,この判断に従う学者も少なくない.Timpanaroはそれに対して,「おおo」という感嘆詞が文法的にも文体的にも適切であることを非常に説得力ある仕方で論証している.なおoを採用した場合,tenebrisを前置詞のない奪格が場所・状況を表していると解釈することになり,《これほどの闇のうちにあってかくも輝く光を……》となる.
Timpanaro, S.(1960), `Lucrezio III 1', Philologus 104: 147-149 (= Contributi di filologia e di storia della lingua latina, 1978: 135-140).
「こういった趨勢の最大の不幸は、「いかに他人から評価されるか」ということが研究者を動かす大きな関心事になってしまっていることである……科学は本来『これを知りたい』『何が真理なのか』といった研究者の内にある純粋な興味から発する所に価値がある……そういった〝内なる真実〟ではなく、〝外なる評価〟が研究を動かすようになってしまった」
日本の科学研究が衰退している「2つの理由」(中屋敷 均) | 現代新書 | 講談社(2/2)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57264?page=2
iTWire - VIDEOS: Huawei uses AI to finish Schubert's 'Unfinished Symphony' after 197 years
https://www.itwire.com/development/85956-videos-huawei-uses-ai-to-finish-schubert-s-unfinished-symphony-after-197-years.html
岡口さんじゃん!
岡口基一『裁判官は劣化しているのか』 | 羽鳥書店
http://www.hatorishoten.co.jp/items/16375818
ヴィーコが詩的言語を散文より先に起こったものとして,譬喩や言葉の象徴的用法を言語と文字の起源以来の機能であると考えるのは,何が嬉しいかというと,そうした言語の所産である歴史上の諸文献が,真理の探究のための研究対象として価値を失わないないですむ(これは真理の伝達に雄弁術は不要とするデカルト的な枠組では失われてしまうもの)ということがあるように思える.
そもそも言語を人間の歴史的所産としてその例外的・個性的な現れを記述するのか,自然現象と同様に,つまりそこから法則性を取り出すことができるものと見なすのかという二つの態度が言語研究にはありうる.