にゃーん
deus est mortali iuvare mortalem, et haec ad aeternam gloriam via (Plin. NH 2.18)
《人間にとって人間を助けることが神であり,これこそ不滅の栄光へ通じる道である》(プリーニウス『博物誌』2.18)
οἵη περ φύλλων γενεή, τοίη δὲ καὶ ἀνδρῶν.
φύλλα τὰ μέν τ᾽ ἄνεμος χαμάδις χέει, ἄλλα δέ θ᾽ ὕλη
τηλεθόωσα φύει, ἔαρος δ᾽ ἐπιγίγνεται ὥρη·
ὣς ἀνδρῶν γενεὴ ἡ μὲν φύει ἡ δ᾽ ἀπολήγει. (Il. 6.146-149)
人の世代というのも木の葉の世代のようなもの.
木の葉は,あるものは風によって地へと散らされ,
またあるものは春の時が訪れると若々しい木に生い茂る.
そのように人の世代もあるものは生まれ,またあるものは滅びゆく.
(『イーリアス』6歌146-149行.ディオメーデースに出自を問われたグラウコスが自らの素性を述べる前置き)
「間違っているなら分からせてくれ 教えてくれれば口を閉ざそう.率直な話のどこが困難なのか.あなたたちの議論は何のための議論なのか.言葉数が議論になると思うのか.絶望した者の言うことを風にすぎないと思うのか」(新共同訳『旧約聖書』「ヨブ記」6.24-26)