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今日はこれに行ってきました.
リアリズム文学研究会/19世紀文学と「リアリズム」――共時的文学現象に関する文化横断的研究
http://research.kyoto-u.ac.jp/gp/201703/
当初村松先生のダンテの話を聞きに行くのがメインのつもりでしたが,こう言っては語弊があるけれども,全体として門外の人間が予想していたより遙かに面白くて充実した研究会でした.
小倉先生は19世紀フランス小説におけるリアリズムの特徴という門外から想像するに非常にややこしそうなテーマを非常によく整理された形で論じられていて勉強になったし,磯崎先生は19世紀のドイツ文学が専門の方で,18世紀や20世紀のそれに比べると地味な感じがするけれども,この時代にはシュティフターという特に個人的に思い入れのある作家がいるのでこのあたりの話を聞けたのはよい機会でした.
あと複数分野に亘るので人名や概念について用語集を資料として配っていたのはとても良い案と思います.
そういえばフライタークはモーリッツ・ハウプトについても書いてましたね.
https://archive.org/stream/gesammeltewerke16frey#page/98/mode/2up