絵文字リアクション機能から生じうる問題について、広く概観しておられる文章を読んだ。著者はkmy.blueサーバーの管理者さんとのこと。
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note.com/kmycode/n/n9a2ecc2cf9 (12/13付の記事)
具体的な実例も挙げつつ、連合SNSのシステム上の危険要因や、顕在化していないリスクに対する予防的な議論も含めて、かなり慎重に検討している。2万字超の長い文章なので、私なりに咀嚼してパラフレーズしてみる。

 ・絵文字リアクションは、カジュアルに押せるだけに、大量のリアクションが付いて投稿者に対する圧力になる可能性がある。また、第三者に対する関係でも、絵文字付きでTLに流れてしまうため、元投稿に対して特定の強い印象を付け加えてしまう。
 ・画像なので、感情的なインパクトが強かったり、あるいは意味づけが曖昧だったりする。当初想定された以外の攻撃的な意味合いを持ってしまう可能性もある。サーバーの運用によっては、攻撃的な絵文字が登録されてしまう可能性もある。攻撃的な絵文字登録を拒否するスクリーニングは、サーバー管理者の良識に委ねるしかないし、他のサーバーから攻撃的な絵文字が付与されてしまう可能性もある。
 ・現状は、とりわけmisskey.ioが絵文字リアクションの巨大な発信源になっており、しかもそれは日本オタク的な言語慣習や社会的行態によって強く規定されている。そのため、絵文字リアクションシステムを広く導入すると、他のサーバーや他の文化集団の投稿に対しても、そういったオタク的ノリを絵文字という形で否応なく刻印していくことになりかねない。かといって、misskeyのような巨大で豊かなコンテンツを持つサーバーを、他の(日本向け)サーバーが丸ごと拒否するというのも難しい。

その他、上記記事で言及されている今年6月の記事( riq0h.jp/2023/06/19/082543/ )が言うように、絵文字リアクションに対して元投稿者がリアクションを返すことができないというのも問題になりうる。つまり、元投稿者が言い返す手段を持たないままに、ひたすら絵文字を撃ち込まれ続けることになる。これは意見の激しい対立が生じた時にはきわめて危険な非対称的集団攻撃になりかねないという懸念は理解できる。

 私としては、「気質的にグラフィックリアクションは苦手なので使わない。ただし、便利であることは理解できるので、使いたい人は絵文字リアクションを存分に楽しまれたらよい」という立場だ。しかし、そういった個人レベルの選択を超えて、上記のようなシステム設計レベルの危険性についても、指摘はたしかに理解できる。もしも仮に、自分がアカウントを置いているサーバーで絵文字リアクションシステムの導入が検討されるとなったら、賛成するか反対するかは……うーん、どう判断するだろうか。

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Misskeyにおける絵文字リアクションの危険性(怪文書)|KMY
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さようなら、いままで絵文字リアクションをありがとう - 点と接線。
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この1/700キットも、当時は頑張って作ったんですよね……。

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1/350妙高型は、『蒼き鋼のアルペジオ』で制作するというアイデアもあったか……。あのミステリアスなSF模様は、私のスキルだと筆塗りで再現するのが無難だろうか。
 1/350「コンゴウ」は、実際に制作された方がいるようだ(※下記リンク)。全長60cmのキットを素で完成させるだけでも大変なのに、アニメ版に合わせて独自改修で制作するとは……。
minkara.carview.co.jp/userid/1

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特に00年代のPCゲームは、OPムービーや体験版の配布/再配布が緩かったので……。
(いくつものボランティアDLサイトにデータを預けて公開してもらっていた。現在ではストリーミングばかりだけど)

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『THE GOD OF DEATH』(2005)も、PC美少女ゲームのアニメーションOPとして先駆的かつ画期的だった。表現そのものは時代を感じるが、コンテを新房昭之氏が手掛けていて切れ味が凄い(※ちなみに本編の原画は、現ゆずソフトのお二人だったりする)。
nicovideo.jp/watch/sm849108

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美少女ゲームだと、『恋神』(2010)のOPも、この時代としては非常に洗練された3Dモデリングキャラクターアニメーションに投入していた(※アニメだと、フル3Dの『アルペジオ』[2013]が出る前。OVA『星の海のアムリ』[2008]などと比べても高い水準)。しかも歌手は原田ひとみ氏という珍しい起用。
youtube.com/watch?v=wBGK4Y0yPC

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美少女ゲームのOPムービーだと、『聖剣のフェアリース』(Littlewitch、2009)が好きかな……。
(※公式アップロードではないが、オンライン配布されていたのでOKと考えます。)
ブランド第一作『白詰草話』のOPは本格的なアニメーションムービーで、やけに『エヴァ』っぽかったりもしました。
youtube.com/watch?v=h15hjr4dAI

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おそらくはハルヒダンス(2006)の影響で、00年代末から10年代半ばくらいまで、アニメのOP/EDで何かしらの踊りを披露するものがわりと多かった……懐かしい。
 「キルミーダンス」(2012)もその流れの中に位置づけられるだろうし(※元は単行本1巻の中表紙から)、PCゲームでも『天神乱漫』(2009)のように、「無理するな!」と言いたくなるものもあった。最近はほとんどアニメを見ていないが、20年代の最新アニメにもダンスはあるのだろうか?

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mstdnには天文学や気象学や環境研究者がやけに多いような気がする。
実際にどうかは分からないが、分野によってかなり偏りがあるだろうなあ。情報技術系が多いのはもちろんだが、哲学者もわりと多く、それに対して社会科学系は少なめ、実務家はさらに稀……という印象。