大久保恭子編『戦争と文化 第二次世界大戦期のフランスをめぐる芸術の諸相』読みはじめた。
冒頭から、第二次大戦期の研究としては、亡命した芸術家の作品研究に比してフランスに残った芸術家の研究はまだ端緒についたばかりだという話で、ええっそうなのかってなった(疑っているという意味ではなく)。
総力戦体制という状況においての文化のありかたって日本ではけっこう重要な問題だけど、フランスではやはりそう扱われてこなかったのかな。なんとなくそうな気はしていたけど...。
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