読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞、東京新聞各社のウェブサイトを確認しても、国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルのジェノサイドをめぐって南アフリカから訴えられていた裁判の判決について書かれた記事は、少なくともトップニュースをはじめスクロールして目に付く範囲では見当たらなかった。新聞5紙と東京新聞でこういう状態だから、それすら見ない大多数の人にとってパレスチナやウクライナの問題、裏金問題など認識のうちにも入っていないのよなあ。
今週の月曜日から木曜日まで続けて会っていた地元の人に木曜日の夕方に京都アニメーション放火殺人事件(京アニ放火殺人事件)の判決の話題を向けたら、事件そのものを知らなかったんだよね。さすがに一瞬戸惑ってしまった。でも世の中にはそれぐらいの人が少なくないのよね。むしろ多数派かもしれない。
ちなみに、最後にGoogleニュースを開いたら当然のようにトップに表示されていて、さすがフィルターバブル。