SQLに対するほんのりした苦手意識が消えないんだけど多分圧倒的に実践練習が足りない
-or型は直接ラテン語に由来しているものっぽいけど,-er型や-ar型との関係はどうなんだろう,もう少し複雑かもしれない.
今さっと辞書をみた限りでもanimator, narrator, interpolatorなどは-er表記も見出語に載せてあるね
読めるようになっていたので再び.高津先生の書評本文からJacksonの紹介となる部分を抜粋すると,
「これは世にかくれた學者の遺著である.Jacksonは言うところの學者ではない,オクスフォドのQueen’s Collegeを出て間もなく彼は家庭の事情からイングランドの西北隅,湖水地方で名高いCumberlandのCaldbeckに母親と共に暮しつつ,その農場の面倒を見なければならなかつた.日々の激しい仕事の裡に讀書にさき得るのは夜のみであつた」
「發表する積りなしに,ただ自分の興味のために覺えのノートを書き溜めた.荒涼たるCumberlandの農場で,近くに利用すべき圖書館もなく,夜毎に唯一人古典に沒入していた彼の手許には新らしい校訂書も殆んどなかつた.原典批判に必須の參考書もなかつた」
という中で三大悲劇詩人とアリストパネースの喜劇の本文批判について価値の高い仕事をした人物です.
「世にかくれた学者」が世に知られることが本当によいことなのか,なかなか難しい問題かもしれない.というのも,我々凡人にはその仕事が明らかにされることは何にも替えがたく喜ばしいが,それがその本人にとっての幸福と常に一致するとも限らないためであり,この二者を秤にかけると,後者の方を尊重したいと思うのは,私が個人主義者であるからだろうか.
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「欧米の学生の代わりに論文を書く」ことがケニアでは一大ビジネスになっている - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20200210-kenya-big-business-homework/
この話は前も読んだなと思って検索したらあった(https://gnosia.info/@ncrt035/103018176821603916 ).朝日新聞のGLOBE+が去年の10月に載せた(https://globe.asahi.com/article/12813245 )のも今度のGIGAZINEもNew York Timesの同じ記事がもとになっているらしい(後者の方はもう一個別にPRIの記事もあるが).
みすず書房の4月刊行予定書籍のタイトルが気になる
もうダメかも
死ぬ確率の統計学
[著者] マイケル・ブラストランド [著者] デイヴィッド・シュピーゲルハルター [訳者] 松井信彦
https://www.msz.co.jp/book/new/
法政大学出版局からシオラン『敗者の祈祷書』の新装版が3月に出るらしい
https://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-14055-6.html
これも2月の近刊.やはり新装版.
叢書・ウニベルシタス 976
ゾーハル〈新装版〉
カバラーの聖典
https://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-14054-9.html
まだまだ知らない面白そうな本があるものだ.
「一千年以上にわたる民族離散の歴史を背景に、13世紀スペインに出現した作者未詳の伝承テクスト『ゾーハル』(光輝の書)。ユダヤ神秘主義において聖書やタルムードと同列に置かれ、後世のメシアニズムに深い影響をもたらしたこの聖書解釈の聖典を、作家ミュラーによるヘブライ語(アラム語)原典からのドイツ語抄訳に基づいて初めて邦訳。その貴重な解説「ゾーハルとその教義」も併録」