早速ἀνυπόκριτοςの語義が適切でない疑いが出てきたのでissue立てるべきか…
Blank, D. L. (1983), 'Remarks on Nicanor, the Stoics and the Ancient Theory of Punctuation', in Glotta LXI : 48-67.
『句読点について』(Περὶ στιγμῆς)という著作で知られる句読点学者のニーカーノールの文法理論をホメーロスの古註を通して探る.特に彼の理論体系がストア派のそれから発するものであることが論じられる.
句読点関係はとりあえずこの論文ですね.
https://gnosia.info/@ncrt035/99348346959405127
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なるほど,ニーカーノールは句読点の種別を従来の2種類から8種類にまで細かく割ったようで,στιγματίαςとあだ名されるのも宜なるかなという感じだ.
1. τελεία στιγμή
2. ὑποτελεία στιγμή
3. πρώτη ἄνω στιγμή
4. δευτέρα ἄνω στιγμή
5. τρίτη ἄνω στιγμή
6. ὑποστιγμὴ ἐνυπόκριτος
7. ὑποστιγμὴ ἀνυπόκριτος
8. ὑποδιαστολή ((βραχεῖα) διαστολή)
Cf. Blank 1983: 49-50.
#gloss_gramm
📰 谷崎ゆかりの書店、閉店へ 京大前で70年の春琴堂 : 京都新聞 http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20180307000059 #京都 #kyoto
古書店や学内の生協書店はあるがこれで大学周辺からは新刊書店がなくなってしまうのか.|谷崎ゆかりの書店、閉店へ 京大前で70年の春琴堂 http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180307000059
ニーカーノールの研究書としてはこれも.
Friedländer, L. (1857 ed, alt.), Nicanoris Περὶ Ἰλιακῆς στιγμῆς Reliquiae emendatiores.
https://books.google.co.jp/books?id=hdTGmVX_rigC&hl=ja&pg=PP3#v=onepage&q&f=false
コンティーニのcritica degli scartafacciについてちゃんと知っておきたい感じはある
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ところでウェルギリウス『農耕詩』4巻のこのエピソードについてはセルウィウスが興味深い情報を与えてくれている.
sane sciendum, ut supra diximus, ultimam partem huius libri esse mutatam: nam laudes Galli habuit locus ille, qui nunc Orphei continet fabulam, quae inserta est, postquam irato Augusto Gallus occisus est. (Serv. in G. 4.1)
つまり当初ガッルスへの称讃が含まれていたはずが,彼がアウグストゥスの怒りゆえに殺された後オルペウスの伝説に置き換わったという.
G.B.Conte校訂の『農耕詩』の新しいテクストは4巻291行(et uiridem Aegyptum nigra fecundat harena)の取り扱いに関してこの話に触れていて,エジプトの名を出すこの詩行はその地の総督を務めたガッルスの没後,彼への言及を消すため変更された可能性を示唆している.
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(採用担当者向け)エンジニア採用をする上での基礎知識 / recruting_engineer_basic - Speaker Deck https://speakerdeck.com/corocn/recruting-engineer-basic
技術者の採用担当なら最低限このくらいは知っておいてほしいな、と思う資料。技術者には常識でも、採用側が知らない場合はけっこうある印象。
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少し前にテラエナジーとか聞いたせいでTeraPadとかTera Termとかも実はお寺さんが開発に関わっているのではとか思ってしまう
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「ランドらは、『今日の西洋社会を支配しているメディアと学の複合体』を『大聖堂』に見立て、強く批判する。というのも、彼らによるとそこには、PC(政治的公正を意味する『ポリティカル・コレクトネス』の略称)等の倫理と教義が奉られており、それらは西洋文明に有害な脅威をもたらすからである。
「その上で彼らは、大聖堂に対する破壊活動として暗黒啓蒙を仕掛けるのだが、つまるところそれは、ラディカルな変化をもたらして現在の窮状から『西洋』を救い出すためには、技術的・商業的な『脱政治化』(つまり、政治による経済やテクノロジーに対する制約を解除すること)がぜひとも必要であるという、技術革新と生産性向上への欲求に裏打ちされたものとみなしうるだろう」
中国の「爆速成長」に憧れる〈中華未来主義〉という奇怪な思想(水嶋 一憲) | 現代ビジネス | 講談社(2/4)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/60262?page=2
研究者は土日なしで18時間働くべきかって言われたらそれは明らかにNOなんですが,ライフワークバランスどころかlife = workみたいな定義ミスの初期不良を抱えたままバシバシ成果を出しまくる変態も稀にいるわけで,そういうケースをつかまえて「あれは不公平だ,やめさせろ」とは言いたくないというのがありますまる
これを買おうと思ってまだ入手していない
アッタール(黒柳恒男 訳)『鳥の言葉:ペルシア神秘主義比喩物語詩』(東洋文庫821 平凡社)
なぜペナルティを課す方へばかり向かうのか
名大 女性増員未達成で予算減へ|NHK 東海のニュース https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20200308/3000009383.html
マンガ・アニメ・ゲーム・メディアアートの「研究の手引き」が公開:「文化庁メディア芸術連携促進事業」の一環として行われたプロジェクトの成果 | カレントアウェアネス・ポータル https://current.ndl.go.jp/node/40428
今の政権・世論では嬉々として潰しにきそうなのであまり挑発すると墓穴を掘りそうで稍々ハラハラする
「人文研所長を務めた金文京・京大名誉教授は「生き残りという言葉がよく言われるが、気に入らない。つぶしてくれても構わないぐらいの気持ちで正しいと思う道を進んでほしい」と激励した」
桑原武夫や今西錦司ら輩出、京大人文研90周年祝う|社会|地域のニュース|京都新聞 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/88870
これを買う(忘れないように)
京大吉田寮 | 話題の本 | 草思社 http://www.soshisha.com/book_wadai/books/2425.html
例の富山大の全学的任期制についてなんだけど,この考え自体は必ずしもわからないではないのだよな…
「「あなたにしかできない(できる人が限られる)教育など、やるべきではない。人は入れ替わるけど枠は継続するのだから、その分野の研究者なら誰にでもできる教育をやるべきだ」という考えの年輩の教員が多かった」
https://twitter.com/kotani_eisuke/status/1236525514845605888
でも「年配の」というのが妙というか,どちらかというと属人性万歳は上の世代の方が強そうだが,「マネジメント」する側に回ると態度も変わるということなのだろうか.
R18NG 作品においては自己消費目的の†どぶろく†を作れるかどうかが明暗を分ける.生産手段を持たない者の末路は哀れである.
ぷるんぷるん天国をなかったことにしない山田さんは偉いよ,俺はもう一切をなかったことにしたいですが…
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プラトーンにイソクラテースあるいはその理念的継承者としてのキケローが対置されるように,アリストテレースに大プリーニウスが対置されるのではないだろうかという話.
外国語の学習とその外国語で培われた物質文化・精神世界の学習とを並行し且つ連動させる,というのが理想だがなかなか難しい.
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逆に,自分が送っていたような大学生活を一般の大学生が強いられているのだ,と思うと「そいつぁ気の毒だ!」ってなるよね
「人間とは何か?――先史時代から未来まで,ゲノムレベルから地球生態系まで,悠久にして広大なテーマを扱う自然人類学.本書は,東京大学で開講されている人気講義をもとに,研究の最前線を臨場感あふれる文章で解説.読者を,心躍る世界へ誘う.」
人間の本質にせまる科学 自然人類学の挑戦- 東京大学出版会 http://www.utp.or.jp/book/b555761.html
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タイムラインの京都人、京都の良い所は決して喧伝しないという形の奥ゆかしさを備えている
こういう話なのかーというのと共に,それならば来週のセネカ『生の短さについて』にはこういう風に繋げるのだろうなという見通しが出てくる
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3月12日発売予定
日常的実践のポイエティーク ミシェル・ド・セルトー(著/文) - 筑摩書房 | 版元ドットコム https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784480510365
国文社のこれが文庫になるわけだ
「セルトーはフランスの歴史学会においては異端の歴史家であった。つねに、既成の歴史学から排除された民衆の肉声を歴史のエクリチュールに再現しようとした。本書は、アカデミズムに権威づけられた「知」のあり方に対抗するため、民衆の日常的実践の技法、民衆的理性を「知」の新たな技法とし、現代のソフィストたらんとする「思想家」セルトーの代表作である。」
日常的実践のポイエティーク(ミシェル・ド・セルトー著) http://www.kokubunsha.co.jp/archives/ISBN4-7720-0099-2.html