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起きた

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@plinius 時間が溶けそうですね

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趣旨だけ入力したららいい感じに社交辞令を交えたメール本文を自動生成してくれる技術はまだですか

15:10:17 @ncrt035@gnosia.info
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Fowler, R.L.(1997), `Encyclopaedias: Definitions and Theoretical Problems’, in Binkley, P.(ed.), Pre-Modern Encyclopaedic Texts: Proceedings of the Second COMERS Congress, Groningen, 1-4 July 1996, Leiden, Brill: 3-29.

百科事典(encyclopaedia)とは何か,それが例えば辞書やマニュアルのようなものとの間に持つ区別を捉えることを試み,その上で古代及び中世におけるこうした百科事典的著作を検討する論文.
大プリーニウスやボーヴェのヴァンサンの著作,ないしはより一般的に任意の分野についての全知識対象を包括的に提示しようとした著作に前近代における百科全書的性質の現れを認め,それらが古典期ギリシアからヘレニズム期を経てローマ世界へそして古代後期から中世に至るまでの学問教育の発展と関連して変容していく様子を描く.

15:28:22 @ncrt035@gnosia.info
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任意の時代の百科全書的手法が一つのメタファとして表現されるという指摘は非常に面白い(pp. 23-24).曰く,初期ギリシアでは「系譜genealogy」として,古典期では「(秩序立てられた)宇宙κόσμος」として,ヘレニズム期では「図書館・文庫βιβλιοθήκη」として,そして中世では「鏡・鑑」として現れるという.

15:31:39 @ncrt035@gnosia.info
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この最初のgenealogyというのがどうもピンとこなかったのだが,こうした系譜ないし血筋を辿りなおすことは過去を理解するための基本的な枠組みを与えてくれる点で重要で,古の英雄たちにまで遡る祖先の系譜に連ねられた数多くの名前には種々の物語や土地についての知識が紐づけられており,一種の「部族的百科事典tribal encyclopaedia」と呼ばれうるものになっているという説明を聞いてなるほどと膝を打った.

15:53:18 @ncrt035@gnosia.info
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論文の冒頭に指示してある『イーリアス』の箇所.

ὅς ποτέ μ᾽ εἰρόμενος μέγ᾽ ἐγήθεεν ᾧ ἐνὶ οἴκῳ,
πάντων Ἀργείων ἐρέων γενεήν τε τόκον τε. (Il. 7.127-128)
(ペーレウスが)以前そのお屋敷で、わし(=ネストール)にアカイア勢全員の家系、出自を尋ねられたことがあったが、それを聞いて大層な御機嫌であった。(松平訳)

23:29:11 @ncrt035@gnosia.info
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MSという文字列を見てMicrosoftを思い浮かべる界隈もあればManuscriptを思い浮かべる界隈もあるしMobile Suitを思い浮かべる界隈もある