『世界ふしぎ発見 !』2022/11/26(ツタンカーメン発掘百周年)の録画を消化。ロゼッタストーンに基づいてシャンポリオンがヒエログリフを解読してから二百年でもある。
ハワード゠カーターによる発掘の経緯。水汲みのハッサン少年が入り口を発見した。ツタンカーメンのミイラは今は透明の棺に移して安置されてるみたい。黄金のマスクに耳たぶのピアス穴が表現されているが、ピアスの文化はツタンカーメンの頃にアジアからエジプトに伝わった。
ツタンカーメンの父・アクエンアテンによる首都の移転(テーベからアマルナへ)と宗教改革(アテン信仰)。ミイラの遺伝子調査から、ツタンカーメンの家系にはミタンニ王国出身と思われる人物が多い。
副葬品に短剣がある。柄〔つか〕はガラスで装飾されている。この時代にエジプトで金属の加工は行われていない(X‐線検査でもエジプト産ではない)。ミタンニで鉄隕石を鍛造して作られた ? トルコ・アナトリアのヒッタイト帝国に先駆けて、ミタンニで鉄を作り始めた可能性がある。