今日技術書典か
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ベルクソンが1884年(25歳の時)にルクレーティウスの詩の一部に序と注をつけて出版していたという面白い事実を知った.
その序説はThe Philosophy of Poetry: The Genius of Lucretiusというタイトルで1959年に英訳されている.
全然ルールがわからないから「みんな首が太いな」と思いながらラグビーを見ている
#LaTeX で複数索引出力するindexパッケージの扱いで若干ハマッてたが一応目的の結果を得ることはできた.索引作成の挙動を正確に理解できてない気がするのでアレだが…
とても面白かった.70年代にアメリカ国立科学財団(NSF)が,同財団への助成金抑制の動きに対して研究の正当性を担保するための審査制度として導入したpeer reviewのシステムが,査読が一般的になったひとつの契機だったらしい.
「査読」のシステムはどのようにして学術の世界に普及していったのか? - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20190922-rise-of-peer-review/
報酬付きの査読や,一定数の論文を投稿したものに査読担当を義務付けることなど,興味深い提案もなされている.
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こういうことなんだよな
「「環境」大臣が「気候変動サミット」に参加しているときにわざわざ「牛肉」を選んで食べるというのは、この問題に真剣に取り組むつもりが一切ないというメッセージとして受け止められる」
https://twitter.com/wasurenakusa/status/1175653275376345088
古典作品の伝承過程で生じる誤記や誤解の多彩さを見ると,「無知な者だけか間違い,学識ある者は間違わない」などということは決してなく,むしろ「無知な人は無知な人の,賢い人は賢い人の間違い方をする」というのが確からしい.より一般化して「人には人それぞれの間違い方がある」とも言える.
「少ながち」というのもneologismだな……「少な目」とも「少なくなりがち」とも違うニュアンスがついてくるのだろうか
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carattere (EN: character)をどう訳すのがいいか考えるのが面倒なので全部「キャラクター」でゴリ押すかという魔が差しかけた.
「(劇の)登場人物」というような意味でなおかつ「人」に限らない一般性を持たせたい場合,「キャラクター」が一番しっくりくる(「役,役柄」というのもあるがちょっと違う気がする)
「〇〇の絵が少ないので描きました!」つって神絵師が衆目を集めているのを見て「なるほど俺の絵は存在しないことになってるのか」になるの,まあ気持ちはおおいにわかる(頑張ってくれ…
AIがこの世にいない人の顔画像を大量生成する、著作権フリーの画像が10万枚! | Techable(テッカブル) https://techable.jp/archives/108526?utm_source=dlvr.it&utm_medium=facebook
11月発売予定
「西洋古代・中世を通じて唯一の女性歴史家による、父ビザンツ皇帝アレクシオス1世の事績。11世紀末〜12世紀初期にかけて、さまざまな異民族の脅威、反乱・陰謀・異端が渦巻くビザンツ帝国の状況と、それに立ち向かう父皇帝の姿を克明に描いた、ビザンツ歴史文学の最高傑作の、初の日本語版」
アレクシアス - 【悠書館】 https://www.yushokan.co.jp/%E5%88%8A%E8%A1%8C%E6%A1%88%E5%86%85-1/%E4%BA%BA%E6%96%87-%E6%AD%B4%E5%8F%B2-%E6%B0%91%E4%BF%97-%E5%AE%97%E6%95%99-%E6%80%9D%E6%83%B3%E3%81%BB%E3%81%8B/alexias/
タイトルを「フロイディアン・スリップ」に空目して「まさかIl lapsus freudianoの邦訳が出たのか⁉︎」と糠喜びしてしまった……
フロイディアン・ステップ:みすず書房 https://www.msz.co.jp/book/detail/08810.html
リーダーモードが表示できるときはそれで読むし、一周回って,CSSなどひっぺがした裸のHTMLが一番読みやすいような気がしてきた
自サイトもHTMLオンリー化するかって思ったけどめちゃくちゃいい加減なマークアップをしてしまった翻訳関係が全死するのでアレ
index_auctorum https://www.stromateis.info/interpr/interpret.html
『カンツォニエーレ』も完全にスナネコしてしまっているので厳しさがある.注釈部分をレンマ単位でもっとこうシュッとした感じに構造化したさがある.
Rerum vulgarium fragmenta https://www.stromateis.info/interpr/Petr/index_canz.html
MDPI、論文に「いいね」ができる新機能を追加 | カレントアウェアネス・ポータル http://current.ndl.go.jp/node/39087
アトランティスではなかった
「「大アドリア大陸」と名付けられたこの大陸は2億年以上前に北アフリカから分裂したが、約1億4000万年前には南ヨーロッパの陸地の下へと沈み込んだ。かつて大西洋に存在し、海に沈んだとされる伝説上の巨大な島「アトランティス」とは異なるという」
地中海の下に「失われた大陸」発見、グリーンランドと同サイズ https://www.cnn.co.jp/travel/35143008.html
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会社が臭いのではなく「会社臭」なるものがあるのかと誤読してしまった(それはそれとして会社臭はありそう)
今のキーボード,無線のやつにしようという考えだけが先に走って打鍵感を吟味しなかったので,長時間打ってると疲れやすいな…(特に左手小指がつらくなってくる)
間違ってキーボードを触って何らかのショートカットを実行したらしいが何のショートカットを実行したのかわからない状況,なかなかの恐怖がある(真顔でCtrl+Z)
窮迫すると食に気をつかう余裕がなくなるか,食ばかりがささやか且つかけがえのない楽しみという事態になるので,「~を食べるべきではない」系の話は,単に環境問題や倫理的問題というだけでなくその場の話し相手との間にある社会階層の差を可視化しうるという点でかなりsensitiveではある.
だいぶグロッギーな状態になってきて分かったこととして脳内の文字列がそのまま口に出る(e.g.受信したメールの件名音読)ようにななっているので,職場で「にゃーん」おじさんが他人ごとではない
それはそれとして半角カナもスムーズに入力したい
iPhoneが全角スペースの入力に対応 「iOS 13」「iPadOS 13.1」で プログラマーからは賛否両論か
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1909/26/news121.html
至成堂書店,「令和1年9月10日をもって閉店いたします」のお知らせが9月6日に更新されてるのアレですね…
http://shiseido-book.co.jp/
細胞培養肉のステーキを開発、イスラエル企業が商品化目指す | Article [AMP] | Reuters https://jp.reuters.com/article/food-tech-idJPKCN1UF02F
【特別企画】データセンターの空調や設備など、正しい知識を学ぶべき人のための「データセンター サーバ室技術ガイドブック」 - クラウド Watch https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/special/1208834.html
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ようやく『在野研究ビギナーズ』を入手したので読んでますが,荒木さんの第10章が,70年代にイヴァン・イリイチが『学校のない社会Deschooling Society』の中でプロメーテウスとエピメーテウスの神話を用いた教育論を行っているらしくとても面白い.
「第10章が~」のあとの主文が完結しないanacoluthonを犯してしまった…
プロメーテウス(先に配慮する者)的教育は,社会人が身に着けるべきものをあれもこれもと事前にカリキュラムに組む学校制度に,他方のエピメーテウス(後から配慮する者)的教育は,時々に生じる必要に応じて臨機応変に学ぶ学習姿勢に準えている.イリイチとしては「学校に代替するものとして,誰もが無免許で先生になり,同じ人がまた学生にもなれる……ラーニング・ウェブの重要性」(p.168)を訴えていたらしく,「後知恵」の大事さを謂うことで尋常の価値観の転換を図っているように見える.それに,エピメーテウスと結婚したパンドーラーの箱には数多くの災厄が飛び出た後「希望」が残されたという話が付け加えられる.
パンドーラ―の箱(本来は箱ではなく壺ないし甕)に残された「希望」(ἐλπίς)は,日本語で「希望」と言ってしまうとポジティブなものにしか聞こえなくなってしまうが,ギリシア語としては「(どうなるか分からない将来への)見込み・予期」場合によっては「不安」という意味もあるので,この伝説の解釈と訳は難しい.
先を見通せない盲目的な人間は空しい希望を抱くだけだが,未来を隈なく見通す重圧には所詮耐えられないのだから,その希望ばかりが哀れな人間の生きる頼りとなる,ということと考えれば,「『希望』は善いものか悪いものか」をはっきりさせてしまうのも却ってこの物語の含蓄を損なうかもしれない.
「せっかくなので受け取ったら高額だった」ぜひとも使っていきたいフレーズだ
「せっかくなので受け取ったら高額だった」関電社長会見:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASM9W54P7M9WPTIL00V.html
索引としてPassages Citedを出すのに,巻数と行数ないし節数が羅列されるだけだから問題なかろうと思ったが,1巻の次に2巻じゃなく10巻が来てしまったりするのでソート法を工夫するか,何か対処がいる.
となりのヘルベチカ マンガでわかる欧文フォントの世界 https://www.amazon.co.jp/dp/4845918218/
このマンガがかなり気になっている
『となりのヘルベチカ』フォントまんがというだけでだいぶニッチなのに欧文縛りなので非常に気になる
アニメ『日常』のなかにHelvetica Standardというコーナーがあったのを思い出した
Helveticaの斜体はObliqueだけどNeue Helveticaの斜体はItalicというトリビアがある
Helvetica ObliqueとNeue Helvetica Italicを見比べたくて本を繰っていたら小林章『欧文書体2 定番書体と演出法』(美術出版社,2008)のpp. 84-85に解説と比較があった.
……がサンセリフ体でitalicとobliqueというのも極めて微妙でじーっと見比べてると確かにわかるが別々で見せられて区別できなさそう……
そういえば比較表現の中で用いられる簡約語法(brachylogy)の一種にcomparatio compendiaria(「簡略比較」)という名前がついているのを最近知った.『イーリアス』のκόμαι Χαρίτεσσιν ὁμοῖαι (Il. 17.51)「優美女神たち(のそれ)に似た髪」のようなやつで,日本語だと「カモシカのような脚」とかがそれに近い(論理的には「カモシカの脚のような脚」).
この種の表現は日常生活の中であまりにも当たり前に用いているけれども,なぜ省略しても大丈夫なのか,考え出すとよくわからなくなる.
学士試験に失敗して特許局に努めながら論文を書いていたハウスマンも(のちに大学教授にはなるので)その期間に関して言えば在野研究者と呼べるかもね.