ホノルルです #アズールレーン
余裕(そんなものはない)があれば何かしらアジアの言語を勉強したいという気持ちがある
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新版アリストテレス全集第6巻の月報には「アリストテレスと占星術」と題して科学史家の山本義隆氏が寄稿している(マーニーリウスのことも少し出てくるよ!).
占星術とアリストテレスというとちょっと繋がりが薄そうだけれども,単なる迷信や神秘思想ではなく,自然の法則性を前提として天体の観測を通じ将来の出来事を予測しようとする一種の「疑似科学」としての占星術の成立に対するアリストテレス思想のはたらき,更には中世・ルネサンスに至るまで及ぶその影響を論じていて面白い.
黄道十二宮の分類に際して,「プトレマイオスの分類は明らかに宮の性質に基づいているが,マーニーリウスは絵画に見られる宮の姿勢に基づいている」とテスターが指摘しているのは,なるほど考えてみるとなかなか意味が深そうである.(山本啓二訳『西洋占星術の歴史』p.45)
●脱中央集権は企業インスタンスの存在と矛盾しない
・たとえば企業が自身や関連情報の PR のための公式インスタンスなどを持つのは理想的でさえある
●企業に限らず、個人や非営利組織による寄合所帯のインスタンスも、形態によるが脱中央集権に反する場合がある
・基本的に「人がいるから登録する」という方向性での登録は脱中央集権できていない場合が多い
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これは確かにそう…(そこへいくとうちは移るべきが移って9割くらい移住が完了している)
役所行きたくない感情でいっぱいだったが行かなくても済みそうなので元気出てきた
ふむっ「ダジャレというのは『一見何の関係もないところから共通の構造を見つけ出す能力』が必要で,実はあれは極めて高い抽象化能力の発露なのではないか」|https://twitter.com/takl/status/1033339794393161728
プラトーンとか読んでてもダジャレ的な表現が出てくる.『饗宴』(174B)ではアガトーン(Ἀγάθων)のところへご馳走になりに行くソークラテースが「よき人々がアガトーンの宴席にすすんで赴くἈγάθων᾽ ἐπὶ δαῖτας ἴασιν αὐτόματοι ἀγαθοί」と言うのがあって,「アガトーンのἈγάθων᾽(ι)」はアクセントを変えると「良き人々のἀγαθῶν」でもあるから「良き人々が良き人々の宴席にすすんで赴く」とも聞こえる洒落になっている(手元にちゃんとした校訂本がないが写本はἀγαθῶνらしい).
本当にただのダジャレというケースもあろうけれども,今の人間が感じる「ただの親父ギャグじゃん」という感想以上の何か神妙なものを古代人がこういう言葉の一致に読み取っていた可能性はあるので侮れないとは思う.
Snyder, J.M. (1980), `Puns and Poetry in Lucretius’ De rerum natura’, Amsterdam: B.G. Grüner.
ルクレーティウスにおいて洒落や言葉遊び的表現が作品全体にとっていかに重要な役割を担っているかを論じる.
第1章では言語の起源・発達に関する第5巻の記述とエピクーロス派の説との関わりを見る.第2章は,原子と字母の両方に用いうる語としてelementumが使われていることに着目する.ギリシア語のστοιχεῖονが「字母」として使われるのはプラトーンが初出で,エピクーロスがこうした言葉を使ったかは定かでないが,特にデーモクリトスが自らの原子論を説明するため言葉遊びを利用したことからこの考えがデーモクリトスまでさかのぼる可能性が指摘される.第3章ではルクレーティウス以前の言葉遊び表現をギリシア・ラテン語作品に求め分類する.第4章ではそれに基づきルクレーティウスの表現をfigura etymologica, paronomasia, double entendreの3つに分類していく.最終章ではそうした表現が個別の文脈・作品全体の中で持つ働きとして,論敵に対する皮肉,重要な論旨の強調,複合的な意味の付与といった点が挙げられている.
ルクレーティウスにおける同音反復については以前少し触れたことがあるんですが(https://speakerdeck.com/ncrt035/lucretius-analogy-between-poem-and-universe-jpn-1?slide=34 ),このスライドの26枚目で引いた
et quasi musaeo dulci contingere melle (DRN 1.947)
でもギリシア語の「蜂蜜μέλι」 「歌,調べμέλος」が念頭にある(musaea mele 2.412; Cf. Schrijvers 1970: 34-37)のでこういう掛詞がただの洒落以上になるのは珍しくない.
ルクレーティウスの「言葉遊び」についてはSnyderの研究がとてもわかりやすくまとめられていて良い(https://gnosia.info/@ncrt035/99522418360587447 ).
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「サイト名の由来はやっぱアレクサンドリアのクレメンスですか」と訊かれることが何度かあったけど,直接の着想はゲッリウスを読んでいたときに得たので返事が微妙になる(『アッティカの夜』冒頭には雑学や覚書を集めた著作にこれまで付けられてきたさまざまなタイトルが列挙されている).
Bartalucci, A.(1961), `Una fonte egizia di età tolemaica nella geografia zodiacale di Manilio', SIFC 33: 91-100.
マーニーリウス『アストロノミカ』4巻744-817行では,黄道帯の諸宮と地上の各地域の対応関係を綴った「占星地理学」が展開されている.F.Cumontの研究を拠り所としながらこの概念体系がエジプト起源であると推定し,マーニーリウスの記述の中で3つの宮に振り分けられているエジプトの位置づけを,その典拠が形成された時代の社会背景から説明することを試みる.結論的に著者は,この箇所でのマーニーリウスの典拠の大部分が前3世紀頃のプトレマイオス王朝下エジプトにおいて形成されたものであるとしている.
ピッタリ来る日本語がない外国語というとギリシア語のπαροινίαは大学書林の辞典では「酔払ったあげくの狼藉」と出ていた
@the_boss
κλειτορίς (kleitoris)でギリシア語ですね.
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ギリシア語の合字や別形は慣れないと結構しんどいのでアルド・マヌーツィオのΝεακαδημίας Νόμοςを読んだときもWilsonのテキストで疑問点がいろいろ出たからDigital Vatican Libraryで画像を見ながら確認した記憶がある.
https://www.stromateis.info/zib/neacademia.html
鳥の情操に悪い投稿はだいたい「〇〇さんがいいねしました」かプロモーションで流れてくるので度し難いな
1日に1ページ読むみたいなのは日のルーティンに組み込めるので出来ても,最寄りの郵便局で支払いをするみたいなのは着手のタイミングがつかめずギリギリまで延ばしてしまうやつ
言語を学ぶモチベーションが「それによって読みたいものがあるか」に依存している人間なので二次創作漫画を読むために韓国語・中国語を学ぶ気運が高まりつつある
もう少し早く生まれたら偉大な精神と交流できたし,もう少しおそく生まれたら水槽の脳になって一切の肉体コミュニケーションをせずに済んだのに,一体何なんだこの時代はという感じがある.
NHKに上原先生出てるけどインターネットで持ってた印象とはまたちょっと違う雰囲気だ
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サーバなんてほとんどLinuxだろうと勝手にイメージしてたのでWindows Serverがこれほどとは驚いた.前年比成長率では前者の方が高いとはいえ.
「2017年の国内サーバOS市場の実績は、Windows Serverが大手企業のプライベートクラウドやクラウドベンダなどの大規模データセンター向け販売が堅調で、市場シェアトップの52%。
Windows Serverに続くのがLinuxで、企業のWebシステムから基幹業務向けシステムまで幅広い領域で採用され底堅い需要があり、市場シェアは24.8%…」
2017年の国内サーバOS市場、Windows Serverが52%、Linuxが24.8%。クラウドによりLinuxが高成長を維持。IDC Japan - Publickey
https://www.publickey1.jp/blog/18/2017oswindows_server52linux248linuxidc_japan.html
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目覚ましかけるとほぼ必ずその2分前くらいに目がさめるけど別に特殊能力というわけでもないっぽい
さっきはじめてベクター消しゴム使ったんだけどあれ絶対みんな最初に使ったとき愕然とするでしょ…
例えば古代の地名を辞書で引いて「○○の都市」「○○の一地方」という説明が出てきても結局どこなのかすぐわからないし,巻末に地図とかついていても見つけるのに時間がかかるしで紙の資料の限界を感じるから何かしらWebベースで作りたい感じはある(もうあるかもしれない).
アリストテレス全集(今見てるのは第6巻)についている巻末の地図は地名に番号をつけて欄外に記す工夫をしているから探しているものや指示されたものがどこにあるか検索しやすい.でもこの方式も項目数が増えてくると限界がある.
誰かが言ってたけど、電子書籍だと「親の本棚」が形成されないのでアレみたいなのもありこっちもなるほどなあとなっているけど末代なので無問題わね
フライドポテト揚げながらペールエール片手に茄子とズッキーニの胡麻和えを食して大勝利
『世界の名著 アウグスティヌス』の付録に遠藤周作・山田晶対談が載っていてその中で遠藤周作が「ご自分で洗礼をおうけになったという方には,ぼくはなにかコンプレックスを感じますね.ぼくの場合は,いわば親が決めた許嫁と結婚したみたいなものですが,先生が二十五歳で洗礼をうけられたということは,恋愛結婚みたいなものですね」と言っている.
https://twitter.com/ncrt035/status/830939387307307010