ちょっと趣の違うものが読みたくて枕頭の『万葉秀歌』を抜いて眺めているが,大伴旅人「世の中は空しきものと知る時しいよよますます悲しかりけり」(5.793)が目にとまった.茂吉の評「結句の『悲しかりけり』であるが,これは漢文なら,『独り断腸の泣(なみだ)を流す』というところを,日本語では,『悲しかりけり』というのである.これを以て,日本語の貧弱を云々してはならぬ.短詩系としての短歌の妙味もむずかしい点も此処に存するものだからである」(p.174)も面白い.
ちょっと趣の違うものが読みたくて枕頭の『万葉秀歌』を抜いて眺めているが,大伴旅人「世の中は空しきものと知る時しいよよますます悲しかりけり」(5.793)が目にとまった.茂吉の評「結句の『悲しかりけり』であるが,これは漢文なら,『独り断腸の泣(なみだ)を流す』というところを,日本語では,『悲しかりけり』というのである.これを以て,日本語の貧弱を云々してはならぬ.短詩系としての短歌の妙味もむずかしい点も此処に存するものだからである」(p.174)も面白い.
「Twitterをやめろ,Facebookを削除しろ,academia\.eduはクソetc.」と甲斐無くも言い続けている心境は,非菜食者らに対するヴィーガンのそれに近いかもしれない.
目次を眺めていたら,第3章「科学としての歴史と「文学という黴菌」」第6章「科学としての歴史を書く作家たち」が面白そう.
12章の「新たなキケロー主義のために」も気になる
歴史は現代文学である « 名古屋大学出版会 http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0908-9.html
昼ごはん食べに行ったら臨時閉店だったので買い物に切り替え,いちじくが出ていたから今年もサンドイッチを作った(食べたので写真はない
【プレスリリース】新種のクジラ「クロツチクジラ」を発表 ~北海道オホーツク海沿岸に生息~ | 日本の研究.com https://research-er.jp/articles/view/81882
リンク先から翻訳に至るまでの訳者によるコラムも読める.
「ポルトガルの詩人、ペソア最大の傑作『不安の書』の完訳。装いも新たに、待望の復刊!」
不安の書【増補版】 | 彩流社 http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-2604-8.html
人文系の人がよく言う「論文を書くばかりが研究ではない」に対しては「気持ちはわかるが理屈はわからん」というところです
古典文学のデジタル・エディション作成に関するワークショップのお知らせ(Workshop Digitales Edieren in der Klassischen Philologie)
https://www.bsb-muenchen.de/veranstaltungen-und-ausstellungen/article/workshop-digitales-edieren-in-der-klassischen-philologie-3121/
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「突撃!隣の開発環境」語呂がいいのですき 「突撃!隣の研究環境」もやってほしいけど格差が可視化されそう.
https://qiitadon.com/@prograti/102711672036306540