#SeasideBooks_wip 描き慣れたい 誤字ご容赦ください
https://misskey.design/notes/9rm02sfrzy
🏖️ 山川 夜高 / YAMAKAWA Yodaka
小説、絵、装丁・デザイン
本編は小説で登場人物の絵を描きます
SNS運用はふざけています
📐 デザイン
書籍装丁・組版・ロゴ制作などのデザイン依頼を受け付けています
https://libsy.net/order
♠️ Aro/Ace they/them
恋愛を主題とした作品に興味を持てないので、自分では作らないし他の方の作品へも反応しないです。ご了承ください。
#SeasideBooks_wip 描き慣れたい 誤字ご容赦ください
https://misskey.design/notes/9rm02sfrzy
#SeasideBooks_wip 5月の新作小説の予定の登場人物
右の方のモジャモジャはまだデザイン変わるかも #創作バンド
あらすじ→
https://misskey.design/notes/9rgbmequi4
イラスト:WIP 2024.5.19 文学フリマ東京の新刊になったら嬉しい登場人物 ・Ibanez Axstar AXB1000(ヘッドレスベース・1986年製)を弾くベーシスト 黒髪センター分け、180cm まあまあデカい、27歳、スラッシュメタルが好き メガデスとか、服が黒い、ラーメン<カレー、バウハウス(バンド)のロゴみたいな鼻筋 ・ケンタ 168-170cm?、やや背は低めだが体感がっしり、ソース顔(濃いめ)、毛量が多い、25歳、ビールいれるのが上手い、オルタナが好き リプレイスメンツとか、ラーメン≧カレー
🎸公開できる情報がないので新作のあらすじ(仮)だけ掲載するコーナー ※当然ネタバレを含む#SeasideBooks_wip
ロバート・ジョンソンは1932年に十字路で悪魔に魂を売り渡してブルース・ギターのテクニックを手に入れた。彼は代償に27歳での死を運命づけられた。『クロス・ロード・ブルース』という歌が悪魔との契約を自白していると囁かれている。
そんなのは全部嘘で、本当はその10年前にトミー・ジョンソンという全く別のブルース・シンガーが自分自身の歌声に箔をつけるために悪魔と契約したと吹聴して回ったんだ。彼は交差点で悪魔から音楽の才能を受け取ったと嘯いた。
「真夜中の交差点にギターを持ってひとりで立て。すると暗がりから黒い大男が現れて、魔法の力をもってお前のギターをチューニングするだろう。」
そんなのは全部嘘で、悪魔と最初に契約したミュージシャンはパガニーニだった。
そんなのは全部嘘だ。
ロバート・ジョンソンだかトミー・ジョンソンだかは2年の間行方をくらまし、帰ってきたときにはギターがものすごく上達していた。それは悪魔に魂を売ったからだ。周りの人はみんな信じた。
そんなのは全部嘘で、2年も特訓すればギターの腕は上達するものだ。
ロバート・ジョンソンは悪魔崇拝を友人に仄めかしたことさえなかった。
だが人々は十字路に立って中身のない伝説を囁き続けた。
噂話は十字路に沿って大陸を超えて四方へ旅立った。
悪魔の名前はサタンでもロノウェでもなく、ハイチのブードゥーの神パパ・レグバという名前だった。それはそもそも悪魔ではなく、アフリカから人々が奴隷として連れてこられたときに同じ奴隷船に詰め込まれていた古い精霊だった。
だが伝説だけが十字路で囁かれ、ユーラシア大陸中の戦火を幾度も逃れながら交差点を点々と伝って噂話が極東の島国の首都にたどり着いたとき、神だか悪魔だかの名前も、27歳で死んだギタリストの名前も、肌の色も真実も旅路のどこかで落としてしまって、
伝説の抜け殻だけがあとに残った。
ブルースの魂がロックンロールへ溶け流れてレコードショップの店頭で細分化されたジャンルに染み渡り流れ去ったいまとなっても、
伝説の抜け殻だけが魂を求めて十字路に立っている。
----------
というのが5月の文学フリマ東京で出たらいいですね #創作バンド
人物設定画だけ公開してるので、どう考えても変な前情報ばかり読者に溜まっている いまのところ「頭がおかしい」という情報しか出してないが
🎸創作バンド あの頃(2000年代現在)のジャストサイズ黒バンT部
御手洗以外ふだん黒Tを着なそうな人たち
絶妙に恥ずかしいし謎の迫力がある
#らくがき #創作バンド #SeasideBooks_与太話
https://misskey.design/notes/9ch6ie775c
架空のロックバンド創作のキャラクター紹介
#創作バンド #SeasideBooks
2000年代東京を舞台に架空のロックバンドの創作をしています
🎸各バンドの紹介まとめ https://libsy.net/blog/2357
🎸本編:小説『Drive to Pluto』 https://libsy.net/dtp
創作バンド紹介まとめ
創作バンド紹介まとめ![]()
![]()
🥁Drive to Pluto ドラマー・田邊徳仁のプレゼン資料(と幼馴染と巨大ねこ)
#SeasideBooks #創作バンド #イラスト
▼創作バンド Drive to Pluto 紹介
https://misskey.design/notes/9d2rmps2s5
🌃インディーズロックバンド Drive to Pluto です
気持ち悪い変拍子のプログレ/マスロックです
小説『Drive to Pluto』 https://libsy.net/dtp
キャラ紹介 https://libsy.net/blog/2357
#創作バンド紹介テンプレ #創作バンド #SeasideBooks
Drive to Pluto
Drive to Pluto![]()
![]()
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#SeasideBooks_wip 描き慣れたい 誤字ご容赦ください
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#SeasideBooks_wip 5月の新作小説の予定の登場人物
右の方のモジャモジャはまだデザイン変わるかも #創作バンド
あらすじ→
https://misskey.design/notes/9rgbmequi4
イラスト:WIP 2024.5.19 文学フリマ東京の新刊になったら嬉しい登場人物 ・Ibanez Axstar AXB1000(ヘッドレスベース・1986年製)を弾くベーシスト 黒髪センター分け、180cm まあまあデカい、27歳、スラッシュメタルが好き メガデスとか、服が黒い、ラーメン<カレー、バウハウス(バンド)のロゴみたいな鼻筋 ・ケンタ 168-170cm?、やや背は低めだが体感がっしり、ソース顔(濃いめ)、毛量が多い、25歳、ビールいれるのが上手い、オルタナが好き リプレイスメンツとか、ラーメン≧カレー
🎸公開できる情報がないので新作のあらすじ(仮)だけ掲載するコーナー ※当然ネタバレを含む#SeasideBooks_wip
ロバート・ジョンソンは1932年に十字路で悪魔に魂を売り渡してブルース・ギターのテクニックを手に入れた。彼は代償に27歳での死を運命づけられた。『クロス・ロード・ブルース』という歌が悪魔との契約を自白していると囁かれている。
そんなのは全部嘘で、本当はその10年前にトミー・ジョンソンという全く別のブルース・シンガーが自分自身の歌声に箔をつけるために悪魔と契約したと吹聴して回ったんだ。彼は交差点で悪魔から音楽の才能を受け取ったと嘯いた。
「真夜中の交差点にギターを持ってひとりで立て。すると暗がりから黒い大男が現れて、魔法の力をもってお前のギターをチューニングするだろう。」
そんなのは全部嘘で、悪魔と最初に契約したミュージシャンはパガニーニだった。
そんなのは全部嘘だ。
ロバート・ジョンソンだかトミー・ジョンソンだかは2年の間行方をくらまし、帰ってきたときにはギターがものすごく上達していた。それは悪魔に魂を売ったからだ。周りの人はみんな信じた。
そんなのは全部嘘で、2年も特訓すればギターの腕は上達するものだ。
ロバート・ジョンソンは悪魔崇拝を友人に仄めかしたことさえなかった。
だが人々は十字路に立って中身のない伝説を囁き続けた。
噂話は十字路に沿って大陸を超えて四方へ旅立った。
悪魔の名前はサタンでもロノウェでもなく、ハイチのブードゥーの神パパ・レグバという名前だった。それはそもそも悪魔ではなく、アフリカから人々が奴隷として連れてこられたときに同じ奴隷船に詰め込まれていた古い精霊だった。
だが伝説だけが十字路で囁かれ、ユーラシア大陸中の戦火を幾度も逃れながら交差点を点々と伝って噂話が極東の島国の首都にたどり着いたとき、神だか悪魔だかの名前も、27歳で死んだギタリストの名前も、肌の色も真実も旅路のどこかで落としてしまって、
伝説の抜け殻だけがあとに残った。
ブルースの魂がロックンロールへ溶け流れてレコードショップの店頭で細分化されたジャンルに染み渡り流れ去ったいまとなっても、
伝説の抜け殻だけが魂を求めて十字路に立っている。
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というのが5月の文学フリマ東京で出たらいいですね #創作バンド
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多謝🙏>RN
でもこういう設定って、バトルファンタジーなら「後衛で補助魔法を使っていて〜」とか、学園ものなら「学園祭実行委員に励んでいて〜」みたいな設定と変わらんので、みんなきっとやってることなんですよ
なんか今回は時代設定もあってキャラの外貌にタッチするのが難しいな
環メンバーを考えたときの方が、キャラの動かし方(内面の思想信条態度)と外貌(顔立ち体格表情)はすぐに手に馴染む感じがした
キャラデザ公開先→小説後の方がキャラを無理なく書ける感じがする
情報公開が小説先→キャラ後だとやべー奴がやべーことする作品になる 例『Cipher』 #SeasideBooks_wip
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あのね 自分のロックバンド作品のためにロック史を振り返ってみたけどね
ジャズはまじで真面目にちゃんと音楽やっててすごいよ。
正座待機する要素ないでしょ
RE: https://misskey.design/notes/9rzon4skr8
羅生門(ルビ: ビッグサイト)👵「この紙を折ってな この紙を折ってな コピー本にしようと思うたのじゃ」
いま書いてるバンドメンバーを早く小町先生のlbd世界にぶつけて玉突き事故を起こしたいというパッションで制作がんばります(犯行予告)
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依頼者にとって問題になるのは制作者が問題なく業務を遂行してくれるかだけど、
依頼を受ける側にとっても発注者がトラブルを犯したとき(無限にかさむリテイク・料金未払・ハラスメント等)自分が守られるために仲介サービスを使ったほうが無難ですよね
初心に帰ろうと思って『flat』などを読み返し、ファイネッジレコーズ初登場シーンで「なに言ってんだこいつ?」と声が出た アコースティック・ハード・デス・フォークって何?
さあ急に始まりました自撰名言集、自画自賛のコーナーです。迷言との区別はつきません。
🌃 Drive to Pluto
『ミッドナイト・ヘッドライト』
スタンダードにC・F・Gで組んだコードはネコマイゴによってミンチにされ、一度も楽譜でおがんだことのない変態プログレバラードに仕上がっていた。
→持ち込んだ歌が秋山聖によってやべー洗礼を受けるシーン。
「学校なんて多少休んでも何とかなるんでしょ?」と田邊を仰ぐ。
「どうにかなるけどこいつのせいで2回進級が危なかった」
「どうにかなるんじゃん」
「3年目は卒業が怪しかった」
「ギリギリセーフ」
「ほとんどアウトだよ」
→田邊くんの高校生活が秋山聖によってやばかったことをバラされるくだり。このあと青野くんも同じ目に遭う
「ね。貸してよ」、にんまりと笑む。→上記の続き。
人生を。
衝動を。
』
「ホント? あのね、ずっとね、トクのこと、怒ったこと一度もないよ」
→ある繊細な話題において、聖から田邊への評価。
調子の良し悪しではない何かが彼らの中で変わっていた。弾き慣れない新曲だから/機材が違うからという外付けの理由ではなく、奏法らしきものに内因した来るべき変化は、このとき突然姿を現した。怪物の名前を3人は知っていた。それは自分たちが名乗った名前だった。
→ライブシーンにて。バンドのもつ音楽的パワーが、どうやら人間3人分の本来の力を越えて「怪物」と化していることをDrive to Plutoメンバーたちが自覚するシーン。
『スコーピオ』の隣のラーメン店『斜浦(シャウラ)』→固有名詞が良すぎる(自画自賛)
』
「というか小澤さん、マッチなんですか」→Drive to Pluto青野と、SIGNALREDS小澤の与太話。
「あ? そう、暇になったら頭の体操も出来るやろ」
小澤は鳥の絵を印刷したマッチ箱をスライドする。
「ほら、マッチは、残り本数があるやろ? 着火の残り回数をきっちり整数で数えられるんやから、ライターよりも、デジタルやと思わない? ま、これ、みんなに言うてんやけど……」
』
「松田くんはトクのこと好きなんだけど、でもトクはあの聖クンのだし、でもトクも青野クンだからみんなのこと好きだからいいよ。松田くんはトクのこと好きなんだよね」
→宇宙人秋山聖の破綻した日本語。
理解者ではなかった。友達とは認められたかもしれない。→理解者でなくても友達でいて良い。
』
さっきここへ来る前に飲み干したスターバックスコーヒーのセイレーンがゴミ箱の隅で笑っている。→レコーディング中のワンシーン。「歌わない」ロックバンドに対して、魔性の歌をうたう怪物たるセイレーンが笑っているというメタファー。
「ね。貸してよ」、にんまりと笑む。『ミッドナイト・ヘッドライト』
人生を。
衝動を。
SeasideBooks名言集:『Cipher』は最後の一文がすべてと言っても過言ではないのですが、それゆえに抜粋することができません。 #SeasideBooks_抜粋
RE: https://misskey.design/notes/9dmnvhzcj6
🎹 特殊装丁本『Cipher』
黒い紙に黒い文字で書かれた“読めない”小説。前半半分をWebで公開しています。
謎めいた雰囲気、ピアノの漆黒、「物語を消費する」ことについての物語。
▼ 試し読み・通販リンク・頂いたご感想・解説など
https://libsy.net/cipher
#SeasideBooks #Cipher #小説 #同人誌 #特殊装丁
Cipher“読めない”特殊装丁小説『Cipher』 by. SeasideBooks 2023/04/16作成
『Cipher』あらすじ 黒い紙に黒い文字で記された「読めない本」。 困難な読書体験を通じて、物語と読者の関係や、物語を読み解く「読書」自体を問いかける。 “まるで街自体が大きなお芝居みたいじゃないですか。” テーマパークのように娯楽芸術が異常発達し、すべてが観光客のために誂えられた「街」。なかでも演劇は街の一大産業であり、巨大な「劇場」がその権威を掌握していた。 労働者向けの安酒場でピアノを弾くXのもとに、「劇場」の色物舞台俳優・0が来店する。交友をはじめる二人だが、0は日々に疲弊し、Xは離人感を抱えていた。
『Cipher』登場人物 X:路地裏の安酒場のピアノマン。優しく穏やかな性格だが、多くのことに無関心で無感動。 0:新進気鋭の舞台俳優。刃物を思わせる鋭い目をもち、悪役・色物ばかり演じている。
『Cipher』試し読み・ご購入 Webサイトで本文の前半半分(4万字/8万字)を公開しています。 Booth・架空ストアで通販しています。 ◆こんな人にどうぞ 「物語を消費する」ことに思うところがある 実験的な小説・特殊装丁小説が読みたい 海外文学風の淡々とした文体が好き 謎めいた雰囲気の夜の街を歩きたい ピアノが好き ごく薄味のブロマンス または『ふたりはともだち』 困難な読書の果てにある 「最後の一文」を 目撃して頂ければ幸いです。 https://libsy.net/cipher![]()
迷言の方 #SeasideBooks_抜粋
『東京、東京』
「青野さんイバラギ出身なのに釣りしたことないの?」とカシマくん。https://misskey.design/notes/9mhhipd5lb
「いま俺のこともバカにしたし茨城(いばらき)県のこともバカにしたよね?」
イラスト:笑顔描き分けテンプレ・カシマ (テンプレ配布元 https://twitter.com/shiganai91/status/1703237550419362162)![]()
-
-X🪐疾走感ある変拍子のマスロック 環-Tamaki- です
英語歌詞の高低男声ツインボーカルです^▽^
小説『Drive to Pluto』 https://libsy.net/dtp
キャラ紹介 https://libsy.net/blog/2357
#創作バンド紹介テンプレ #創作バンド #SeasideBooks
Drive to Pluto
Drive to Pluto
#バンド名 環-Tamaki- #略称・愛称 読み: たまき 略称: 環 #音楽ジャンル 疾走感があり、耳に心地よく跳ねる変拍子のマスロック CDレンタル店では「ポストロック」か「Jロック」のコーナーに並んでいる #作風・特徴 ギター/ベースの男声ツインボーカル(低/高) 英語歌詞だがところどころにVo./Gt.土家の無常観が透けて見える #活動年 1999年ごろに土家・弟子丸・和田のスリーピースで結成 嘉嶋加入後、現在も活動中 #活動拠点 インディーズレーベル Finedge Records(ファイネッジレコーズ)所属 その後メジャーレーベルに移籍 #このバンドが登場する作品のタイトル Finedge Records所属時代 2000〜2006年頃:小説『Drive to Pluto』 #作中世界でのバンドの知名度 ギターロック・マスロックファンの間ではド鉄板 Finedge Records所属アーティストの名前は「太陽系の惑星」縛り。 「環-Tamaki-」は土星の輪。 木場太陽は名前でバンドを採っている。
土家 泰寛(つちや たいかん) ボーカル・ギター・作詞 1977年度生・東京都出身。ツッチー。低い方のボーカル。メイン機はSSSのストラト。シンプルイズベスト。寺生まれなのは本当だが、霊感の有無は明らかでない。近所の小学生たちからはハゲ呼ばわりされている。 嘉嶋 元気(かしま げんき) ボーカル・ベース 1980年度生・長野県出身。カシマ。高い方のボーカル。特に理由もなくプレベを使用。緑色が好き。大学の軽音サークルの肝試しで触ってはいけない石柱を倒したかどで、土家の寺の世話になる。 弟子丸 魁(でしまる いさむ) リードギター 1977年度生・東京都出身。弟子丸orデッシ。ベースも弾けるギタリストで、カシマの加入前はベースを担当していた。現在はモズライトを弾いている。中古楽器屋勤務。趣味は変な工作と魔改造。遠視。 和田 幹央(わだ みきお) ドラムス 1977年度生・東京都出身。和田ちゃん。左利き。 アルミシェルを愛用。本職はお花屋さんで、ド近眼。 これまでに2度自分の所属するバンドが解散している。 趣味は他人に変なあだ名をつけること。
楽曲について教えて! 定番・人気のアルバム・シングルは? ▶1st Album『環』(2001) ライブでよく演奏する曲は? アレンジする? ▶同アルバム収録作「Edgeworth-Kuiper Belt」 ライブ・グッズについて教えて! MCは誰がしゃべる? ▶土家、弟子丸(カシマは言っちゃいけないこと言いがち) バンドのグッズはある? ▶キャリアを重ねるにつれ変なグッズが増えそう ファン活動について教えて! 主なファン層は? ▶男女比6:4 ファンの黄色い声がなんか野太い ファンクラブはある? ▶レーベルの会報誌、メンバー共用のブログ![]()
その言葉にはほとんど頷けなかったが、擦り切れて読むことのできない古の石碑のように、重みだけを受け止められた。『これは物語ではない』
昔々、写真がない時代、絵画は絵ではなく別世界に開かれた窓として機能していた。たとえば宗教と神話の世界を描いた絵はただの絵ではなく、額縁の向こう側には本物の神の世界が広がっているとされた。宗教の支配から王政の時代になって、絵画は権力者の肖像画という記録媒体になった。絵が絵として味わわれることはなく、絵は本物の神話世界・為政者・土地を引用するための窓だった。小説『これは物語ではない』
その後写真術の登場で、「本物の代用品」として用いられてきた絵は役目を終えて、「純粋な絵」として固有に自立した。しかし絵を見ている人はいまだに「絵」を紙や布で出来た物質だとは思わず、描かれている人や風景に対して、きれいだなどと感想を言う。風景画を見るときに、抽出されているのは絵の表面ではなくその向こう側に実在している風景だ。
風景画を部屋に飾ると、あたかもその風景を手中に入れたように満ち足りる。それは窓ではなく、窓の向こうに世界は広がらず、絵は空間ではなく平坦な紙か布か板の表面だというのに。
ええ本当に不気味な話なんです。本当に怖いわ。私今すぐにでもこの家を売払ってしまいたいもの。いやね家が怖いんじゃないわ。家の隣の公園。ここね、絶対に、何・か・い・る・の・よ……そう、初めておかしいと思ったのは、ええと、一月の終わり頃だったかしら。
私ずうっとあの公園からは嫌な感じがしてたわ。だってあそこ、夜も街灯一個しかなくて、暗いし、周りの木がうっそうとしていて、本当にジメッとした雰囲気なの。公衆トイレはあるんだけどそこも暗いしゴミやラクガキばかりで、自動販売機を利用する人もいないし、昼でも人影がなくって、本当に悪い若い人達のたまり場になっちゃいそうでね、とにかく嫌だったのよ。
でね、夜中に悪い事件がないように、私家の窓から時々公園を見張ってたの。まあ不良とかはいなかったわ、今時の子はやっぱり駅前の方にたむろしているのかしら。
ある日夜遅くに私が見てたら、ガコン、って音がしたの。誰か自動販売機で何か買ったんだわって思ったわ。だから一応自販機の方を見たのよ。そしたら――誰もいなかったのよ!
そしたらピピピピピピーって鳴ってね。自販機のルーレットが回って、もう一本当たっていたの。めずわしいわ。私一回も当たったこと無いもの。それでも自販機の周りに人はいなくてね。私、誤作動かしらって思ったの。
でもそれからも夜中に自販機が動くことがよくあったわ。息子が言ってたけど昼間にも動いてたことがあったって。それから夜中になんだか声が聞こえるようなこともあって、あれは男の声だったわ。私公園にホームレスがいるんじゃないかって思ったの。やっぱり迷惑でしょう。だからある日交番に相談してみたの。
次の日に巡査さんが来たわ。巡査さんも一回公園を通りすがったとき、誰もいない公園からスリラー歌ってる声が聞こえたことがあったそうなのよ。だからすぐ来てくれたのね。一番色々起きている、夜に来てもらったわ。
私達懐中電灯を持って公園に行ったの。巡査さんは警棒も持ってたわ。それで何十分か一緒にくまなく公園を回ったんだけどトイレにもどこにも人はいなかったのよ。今日はいませんねまた来ましょうと巡査さんが言って、私達帰ろうとしたのよ。
そうしたらね、またもう、見計らったように、ガコンって、自販機が動いたの。私達が公園にいるときに動いたのははじめてだったわ。私、もう不気味で怖くなって、巡査さんの横にぴったりくっついていたわ(その巡査さん、まだ二十代で、顔立ちも幼い所があってカワイイのよ)。
そしたら巡査さんが突然ウワーッて悲鳴をあげたの。かと思ったらガックンと、ひざから倒れちゃったのよ! 巡査さんがひいひい言って、泣きそうになりながら、
「ひ……ひ……ヒザカックンされた!!」
それであたりを見たけれど誰もいない。私と巡査さんしかいないもの。
こんなんだから私達いそいで公園から逃げたわ。私が巡査さんを背負って走ったのよ(立場が逆よね)。あとで巡査さん、真っ青になって、「これは我々の手には負えません。凶悪すぎます」って逃げちゃったわ。
手に負えないなんて言われても困っちゃうわよ。私当事者よ。怖いけど、このままに出来る訳ないじゃない。前にお友達から祈祷師さんを紹介されたことがあったの。その時は、何うさん臭いって思ったけど、警察に頼れないんだから仕方ないわ。まず祈祷師さんに電話口で相談したの。
「それはポルターガイスト現象でしょう。おまけに相当上位の霊かもしれません。ううん一度行ってみましょう。ですが最初から夜に行くのは危険です。奴は夜に力を増す。まず昼に下見です」
……
というなんか「洒落怖」っぽい冒頭とほのぼの疑似家族ムーブからは信じられない実験小説に転げていくWeb小説『これは物語ではない』はこちら。忘れた頃にこっそり連載中。
なぜなら、これは物語ではない。
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#これは物語ではない #SeasideBooks
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