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(私はハングマンは有責性の存在という観点からいうと明らかに加害者のほうだと思うんで、ハングマンが被害者ムーブをすると「加害者なのに被害者のふりをする」というすごい”本物”のクソ野郎ムーブが発生してしまい、いや私はクソ野郎であってほしいとは思うけどそんな”本物”のevilであってほしいわけでは…というパラドックスある)(でも現実におけるクソってそういうことだよな…とも思う)

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クソ野郎とはなにかということをめっちゃ考えてる。彼に出会うまでこんなにもクソのこと考えたことなかった。

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いやほんとに「加害者なのに被害者のふりをする」というのはevilな行動であり思考回路なので、真の悪役の描写にめっちゃ使えるやつ。コミックのヒドラキャップとかもその傾向あったし。こないだ見た「Renfield」でもニコラス・ケイジのドラキュラが支配しているレンフィールドに対してめちゃめちゃ被害者ムーブをする(いかにお前が私に対してひどいかということを滔々と語る)。

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私はハングマンに嫌なヤツではあってほしいけど「悪」であってほしいわけじゃないんだよな…だってハングマンって悪ではないから。かといって善でもないけど。「欠陥が多い人間」くらいの感じでなんとかならんかと。

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「Renfield」の私が好きだったところは、ニコラス・ケイジ演じるドラキュラ伯爵をちゃんと悪として描いていて情状酌量の余地を与えないところかな。テーマが共依存(支配・被支配)関係なので、支配側と決別するのは必須だからだと思うけど。ニコラス・ケイジのドラキュラ伯爵なんて皆見たいわけだし、観客に人気ゆえに悪役なのに愛すべき感が出てしまう場合ってあるけど、最後までシンプルに悪でよかった。

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Good Omens S2のあれ、私はクリフハンガーとは思わないな。普通に物語としてちゃんと終幕してるから。ただやや悲劇的な結末というだけで。クリフハンガーと悲劇的な結末はぜんぜん違うものだと思うけども。

あの場合でいえばクリフハンガーって
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「クロウリーが告白してアジラフェルの返事を映さずに暗転した」とかだったらそれがクリフハンガーだと思うけど、告白してお互いの信条の違いにより破局したっていうのはただの破局エンドでは(と私は思うけどむしろ前者のほうがクリフハンガーって言われなかったんだろうなっていう気はする)。