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二次創作SSのお題(リクエスト)募集してます。ハンルスかキャプトニ。ここか個人サイトにある連絡先からどうぞ。*サイトはハンルスタグを遡るとあります

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お題募集、固定するには長すぎたため書き直し。

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プラハから帰ってきてから1日、起きてた時間のほうが少ないくらい寝た。たぶん15時間以上寝た。一週間毎日ほぼ3時間睡眠とかだったからなあ〜。

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機内で「Missing」見てて、これは主人公(高校生くらい)が小さい頃にお父さんと死別していて、今度は旅先のメキシコでお母さんが行方不明になってしまい、「たったひとりの家族を失えない!」とインターネットを駆使して必死に探す…という内容なんだけど、私はでもルースターは話の都合であっさりお母さんも失ってるけど…と悲しみを背負うなどしてた。

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キャロル死んでるの本当に「便宜」なんだよな。別にあそこ生きてる前提の台詞にしてもなんら問題なかったのに、説明台詞が短くて済むのと「あれは仕方なかったんだ」とマーヴェリックの罪を軽くするという物語機能のためだけにキャロルは死んでおり、メタ的にはちょっとした便宜なのに劇中のルースターにとっては深刻な不幸なのでかわいそう。

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マーヴェリックの成長というイベントのために父を失い、マーヴェリックの罪を軽くする機能のために母を失い、本人はマーヴェリックに苦悩と許しを与える役割のために物語上の損な役回りを全部やっているルースター、あまりにもかわいそう。

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キャロルの件でやばいのはあのたった一行の台詞から「ルースターは少なくとも17才以前に母を失っている」「後のことをマーヴェリックに頼んでいる=事故や急性の病ではなく死を覚悟するような時間がある長患い=ルースターは少なくとも10代の数年間病気の母を見て育っている」あたりが確定してしまうことで、そんな代償をルースターに背負わせてまでマーヴェリックのちょっとした便宜図る???ってなるところです。

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このへんのことって結局ルースターが感情を持ったキャラクターというより物語装置として想定されているからで、そりゃオーディエンスにとって気になるのはマーヴェリックであってポッと出(前作は幼児だったのでノーカン)のルースターじゃないからそうなるんだけど、それにしても限度があるというかフィクショナルキャラクターとしてこの世に生を受けたんだから楽しい思いとかもしてほしいと私は思って…それで…

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ルースターみたいな背負ってるものが多い人をハングマンみたいなクソ不親切野郎とペアリングするのはすごく不安…不安だけどハングマン(推し)がルースターしか興味ないみたいだし…まあ…その…なんとかなーれ!と最後はぶん投げて始まるハンルス。

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これ前もTwitterかなんかで書いたけどハートストッパー見てて思い出した。日本におけるロマンチックカップルの踏む段階って:
①告白(恋愛意図の表示)②デート③親密な愛情表現④生活基盤を共にする等
といった感じだけど、北米圏だと:
①デート②親密な愛情表現③告白(愛の宣言)④生活基盤を共にする等
なので告白のタイミングと意味が違うんだよなって。北米圏における愛の告白=I love youってすでにかなり親密な相手でないと成立しないというかコミットメントの宣言だから。

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北米圏の(少なくともフィクションにおける)ロマンチックカップル、デートやキスやセックスなどのいわゆる恋人ぽい段階まではわりとカジュアルにいけるのだが、友達や家族に紹介するか?ボーイフレンド・ガールフレンドと呼んでいいのか?愛してるっていつ言う?言ったら重くて逃げられるのでは?とかそのあとにコミットメントを試される関門がいくつも待ち構えており大変。

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という文化を踏まえたうえで、ハングマンはルースターとの一回目のデートでI love youって言った(異常な速さ)(異常なのでルースターもクソみたいな冗談だと思った)(本気)。

ハートストッパーS2の先生
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えっ先生コンビのシップとかもあるわけ??? 子どもたちはともかく大人組なら私もやぶさかではないですが…(急にやる気が出てきた)

ハートストッパーS2完走。アイザック。
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ああいうグループにいたら仮にアロマンティック・アセクシャルでなくても「ついてけねえな」って思うと思うよ。というくらい恋愛がめちゃくちゃ流行っている仲良しグループである。

まあそのあまりに全員が恋愛恋愛してることをツッコまれるの目に見えてるからアロマンティックへのメンションせざるを得ないだろうなとは思うんですけど、批判された時のためのアリバイづくりという意味以上のものは私は感じなかったかな。「そういう人もいますよ。いてもいいんです!」とかいうメンションをしとけばいいってもんではないので(もちろんしないよりはマシ)。

アロマンティックな人を窒息させるのは恋愛は素晴らしい、恋愛こそ語るに足る物語である、という社会的空気そのものだから、ハートストッパーという物語はそれを再生産してるに決まってるし、作中でちょこっとアリバイづくりにアロマンティックの啓蒙をしようとほとんど意味はないと思う(繰り返すけどしないよりはマシ)。問題はハートストッパーの存在ではなく、それ以外の物語の少なさだから。

そうはいってもハートストッパーS2(2回目)
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「ティーン向けの視聴率が高い作品であまりに全員が恋愛恋愛してるとそこをツッコまれるだろう、アロマンティック・アセクシャルのことも一応入れとかなければ」という空気が存在するだけでかなり一般認知が進んだとは言えると思う。それがほんとーに「一応」でしかなくても。そんなんおかまいなしだった時代が長いから。

「一応」でないちゃんとしたナラティブもあるといいけど、ハートストッパーには期待できないかなとは思う。いや本当にロマンティックなドラマだから。ひとつのドラマですべてをやる必要はないのでまあいいんだけど。