駱駝は土日に行っても無駄足率が高いですね…
《前任者》について「あなたの前に今のあなたと同じ管理を行っていた人々」と言い換える(「あなた」は適当な他の後に置き換えうる)
οἱ πρὸ σοῦ ταὐτὰ ἃ σὺ νῦν διῳκηκότες (Libanius, F 61)
#やや実用的なギリシア語
なるほどね「『ブラタモリ』の人気の秘訣は、わかりやすさと学術的な正確さを両立させていること、シームレスなストーリーを構築していることに集約される」
『ブラタモリ』を学者たちが「奇跡の番組」と絶賛する理由(尾方 隆幸) | 現代ビジネス | 講談社(2/4) https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65318?page=2
メールや郵便物の宛先で相手方の名前を間違えるというのは,「俺はお前のことなんてどうでもいいんだよ」という意図しない――あるいはひょっとすると意図したとおりの(!)――メッセージを発することになるので,自分がやらかしたら勢い舌を噛み切りそうなくらいだが,まぁ間違えられることの多いことよ.
姓名どちらも誰からもとにかく間違えられるし覚えてもらえないので,あらゆる場面でギリシア名を使っていくことを割と真剣に考えている.
Le Mondeの記事(https://www.lemonde.fr/planete/article/2019/06/14/le-chat-renard-corse-un-mythe-devenu-realite_5476228_3244.html )で表記を見たが,フランス語でchat-renardなんだから《キツネネコ》であって《ネコキツネ》ではない,それはそう.
「英語の報道で cat-foxとなっていて、いやな予感がしていたら、数日遅れで日本語のニュースの第2波が英語経由でやってきて、今度は「ネコキツネ」と。重訳による不正確な訳」
https://twitter.com/orpheonesque/status/1142222249954439168
https://twitter.com/orpheonesque/status/1142223034045960192
二つ目の投稿にある通り,フランス語の合成語は,第二要素が第一要素にかかる構成になっているので,第一要素が第二要素にかかるドイツ語とかの感覚で読むとおかしくなる(《空母》はフランス語だとporte-avions, ドイツ語だとFlugzeugträger).
形容詞が名詞を修飾するとき前からかかるのか後ろからかかるのかと関係しているのは確からしく,イタリア語でも同じ構成法になっていて,昔アントニオ・タブッキの『夢の中の夢』を読んでいた時,uomo-bestiaという語(uomoは《人》でbestiaは《獣》)が出てきたが,これも《人獣》ではなく《獣人》の意味.
ただそうすると形容詞のかかり方が自由なギリシア語の合成語についてどのくらいのことが言えるのかよくわからなくて,hippopotamus (ἱπποπόταμος)《河馬》は,hippos (ἵππος)が《馬》でpotamos (ποταμός)が《川》なんだから《川の馬》じゃなくて《馬の川》になるはずじゃないか,というすでに笑い話になったようなのも,この合成語の構成法が「イレギュラー」なのかどうかわからなくなって考え込んでしまう.
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