京都市長選挙の件。いろいろ計算してみました。
おもしろいことに京都市の11ある行政区分に基づく選挙区のうち、福山和人候補の得票が松井孝治候補を上回った選挙区は3つあり、中でも一番差をつけて得票したのは一番投票率の高かった左京区で、得票率は48.93%、残りのふたつは得票率が2番目の上京区46.61%と4番目の北区45.92%だった。
ちなみに、得票数で松井孝治候補に福山和人候補がもっとも差をつけられた上位3つの選挙区は、なんと投票率が最も低かった3つの選挙区だった。
最も差をつけられたのは山科区で3番目に投票率が低い37.89%、得票数の差は1.304倍。次に差をつけられたのは南区で投票率は最下位の35.86%、得票数の差は1.255倍。3番目に差をつけられたのは伏見区で投票率は2番目に低い36.20%、得票数の差は1.243倍だった。
私は京都に住んでいた9年間のうち8年間は左京区に住んでいたのだけど、もともと左京区は共産党が強い土地柄であるというのは考慮に入れる必要があるし、京大のあるところ。上京区は同志社大学、北区は立命館大学のあるところなのよね。