岐路に立つフランスの哲学教育(ル・モンド・ディプロマティーク日本語版) http://www.diplo.jp/articles20/2002-04philosophie.html
岐路に立つフランスの哲学教育(ル・モンド・ディプロマティーク日本語版) http://www.diplo.jp/articles20/2002-04philosophie.html
学力差の問題の解決であれば習熟度べきにすべきだとは思う。
ただやはり、小学校4年生以降で学校での授業を望まない子供への選択肢もほしいと思っている。3年生の時までに学校になじめなかったら4年生以降も無理だろうから、当人の可能性を潰さないためにも早めに学校から救い上げるべき。
ガスター10の「ガスター」はgastronomy「美食術」などの前分と同様ギリシア語の「胃」を表すγαστήρから来ていそうだが,パンシロンの方は何よと思ったら,レマン湖の城の名前から来ているらしい.
「後にロート製薬の社長となる山田輝郎が昭和4年にここを訪れて、美しさに感動。その後、戦後初の胃腸薬として製品を売り出す際、シヨン城を英語読みした「シロン」と命名した。これが、ロングセラーの胃腸薬「パンシロン」の名の由来だ」
https://crea.bunshun.jp/articles/-/7666
『フィンランド語を学ぶときに、私の頭の中と外で起きていること』 https://seiga.nicovideo.jp/comic/41946 は台詞が横書きになっているからかコマの順番が通常と左右逆なので漫画を初めて読んだときの気持ちを思い出せるかもしれない(?)
ニッチな漫画もあったものだ
フィンランド語を学ぶときに、私の頭の中と外で起きていること / OKZ(岡崎つく) https://seiga.nicovideo.jp/comic/41946
とはいえ,佐久間先生や吉田先生の本が出て,昔に比べるとぐっと勉強しやすくはなったのかもしれない.
フィンランド語のすすめ(初級編|中級編)
http://books.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-39410-3.html
http://books.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-39411-0.html
フィンランド語文法ハンドブック
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b206197.html
そういえば今の感覚としては味わう器官としては「舌」がまず浮かぶけれども,ギリシア語やラテン語では美食や大食と関連づくのは「胃袋」(γαστήρ, venter)や「喉」(guttur)の方であって,「舌」(γλῶττα, lingua)は「ものを言う器官」として言語や弁舌と結びついている気がするけど,どうなんだろう.
イタリアの統合教育学校(inclusive school)におけるラテン語教育のあり方を考え直す論文らしい.
Iovino, R. (2020) ‘Rethinking the Teaching of Latin in the Inclusive School’, Journal of Latin Linguistics, 18, pp. 85–99. doi: https://doi.org/10.1515/joll-2019-0003.
現代のポピュラー・ミュージックをラテン語教育に活用する試み.大学学部レベルのラテン語散文作文クラスで,読解力や作文力を鍛えるために用いられた手法を紹介する.テイラー・スウィフトの歌をラテン語に訳すなど面白い事例が紹介されている.
Kershner, S. (2019) ‘What can Taylor Swift do for your Latin Prose Composition Students? Using Popular Music to Teach Latin Poetry Analysis Skills’, Teaching Classical Languages, 10(2), pp. 48–70. Available at: https://tcl.camws.org/sites/default/files/KershnerTCL10.2.pdf.
たとえばなんですけども,日本の大学における西洋古典語教育の状況や,そのための方法,教科書の出版状況 etc. をきちんとまとめて英語化すれば十分,古典語教育関係の雑誌に contribute できそうだね.
ニーチェの『ホメーロスと古典文献学』をちょっと見てみようかという感じになってきたが,考えてみるとニーチェくらいなら全集があるから邦訳されているなと思って見ると,ちくま学芸文庫では第2巻に入っているらしい.
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480080721/
めちゃくちゃわかりやすいたとえだし,何なら正しい気がしてきた.
「つまり、旅好きな人に「海外旅行は楽しいですよ」と言われても、成田空港に行くのが面倒だからという理由で行かないような」
「若者の本離れ」がこんなにも加速した5つの理由 | 読書 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 https://toyokeizai.net/articles/-/330115?page=5
「本を読まないとは…」と驚嘆の目を向けられる人たちの読書に要する労力が,たとえば私共にとっての人間とコミュニケーションを取ったりどこかしらへ出かけて行ったりするのにかかる莫大な負荷に似たものなのだよ,と言われたら,にもかかわらず「それをやれ」とはかなり言いにくいな…
「生きている人間と話しても時間の無駄だ,本を読む方がずっといい」というのも今流の「コスパ」的観点とも言えなくはないか.
一番連絡が待たれる案件について一報もないまま他の雑用が入れ替わり立ち替わり舞い込んできて非常にきびしい
さっきひとつつまんでみたがなかなか美味しかった.映画では五日目が食べごろと言っていたが,さっき開けたワインが五日も持つとは思えない…
まあ理解力をフル稼動させたくないから口の方を律速にしたいという話ならわかる
「律速」初めて聞いたので調べたらボトルネックの訳語(のひとつ)なのか.「全体の速さを律する(制御する,左右する)もの」という感じかね.
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%83%E3%82%AF
律速、制御とか化学系の界隈の人が使っている印象がありますね (情報系としてはボトルネックの方がよく使う気がするけど)
「隘路」だと,ボトルの首の狭まったところを思い浮かべやすいけれども,全体の速さが云々というレイヤの話にはすぐにつながらない感じがあってちょっと悩ましい.
修士の時は,高い本はまぁ書評が出るのを待って買うか判断するか……と言う感じだったが,博士では自分が書評できるようにならねばならないという謎の理屈をつけて新刊書を買うなどをしていた(なお資金と収蔵場s...
大学教員間の「先生」か「さん」かの呼称を調べていたらズバリそれについて論文があった
「大学教員間の「さん」と「先生」の呼称選択に影響する諸要因」
http://www.l.yamaguchi-pu.ac.jp/archives/2014/01.part1/05.graduate%20schools/05_01.intercultural/02.grad01_LIM.pdf
これとても大事ですね…… そういう本が出たら買う人間がここにいるぞ,と絶えずアピールしていく必要がある.
「購入することで出版社がそういう本を出すよう促している」
https://mstdn.maud.io/@omasanori/103747203259407959
「さん」は性別年齢に依存せず一定の敬意と距離感を伴わせられる最適の呼称なので,可能なら全部これ一本で通したいが,現状なかなか難しいものがある.
自分からは,目下,同輩,距離の比較的近い目上はすべて「さん」で通しているので,「君」を使うことは全くなく,「君」で呼ばれてあまり気分はよくないというのはある(何故と説明するのも難しいが).
担当教員の出身は院生→教員も「さん」文化圏だけど私は「先生」文化圏の出身なので「先生」呼びしている
この本が気になる
「本書は、広範囲に及ぶ本物のネットワークを構築し、生涯にわたって育てていくための方法について書いたものだ。具体的には、意義あるつながりをつくって維持したり、よく知らない人にコンタクトをとってアドバイスや頼みごとをしたり、もちつもたれつの関係を築いたりするにはどうすればいいか、そしてそうしたすべてのことが、ありのままの自分を見失わず、あなたの充実感と安心感を高めるのにどう役立つかを明らかにしたい」
つきあいが苦手な人のためのネットワーク術 | CCCメディアハウス - 書籍 http://books.cccmh.co.jp/list/detail/2408/
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「物理本」,karmadhāraya として同格限定的に解釈すると「物理的な本」で「紙の印刷本」だし,tatpuruṣa として格関係にあると解釈すると「物理の本」で「物理(学)について書かれた本」になる(ほんとか?)
六合釈のうち avyayībhāva だけ毎回忘れてしまう.
http://jodoshuzensho.jp/daijiten/index.php/%E5%85%AD%E5%90%88%E9%87%88
合成語の分類は,なぜか西ヨーロッパの言語ではあまりちゃんとしたカテゴリがないので,合成語が特に多いギリシア語文法でもインドの文法家の分類を用いて説明することが多い.
今気づいたけどリンク先だと sapakṣa 'winged' のような sa- のprefixのも bahuvrīhi ということなのか.sa- は 'with', 'having', 'possessing' と訳せるようだが,「『持っている』相当の要素が含まれないけれども全体としては所有の意味を読み込んで解される合成語」を bahuvrīhi として理解していたのでちょっと反省する必要が出てきた.
なので,たとえば σιδηρόφρων なら「鉄の心の(=鉄の心を持つ)」だから bahuvrīhi だけど,αἰγίοχος「アイギスを持つ」だと後分の -οχος は ἔχω「持っている」から来ているので,前分はその目的語として格関係にあるから tatpuruṣa 的,という風に理解していた.
dvaṃdva(並列複合語)をこの調子でズラッと並べたものは何度も見たことがあるけど,考えてみるとギリシア語やラテン語でdvaṃdva相当の複合語というのはかなり稀なのでこの違いは面白い気がする.
ギリシア語で dvaṃdva 相当の複合語というと νυχθήμερον「夜と昼」とか ἀρτόκρεας「パンと肉」くらいしか思い浮かばない.
ラテン語は,これ(https://stromateis.info/zib/lat_interfix.html )を調べていたときに何かしら知った記憶があるが忘れてしまった……
国連退職エントリー…
【転職エントリー】国連を退職し、Kyashで働くことになりました https://blog.shota-kameyama.com/2020/02/08/quit-un-and-start-kyash/
正直に言うとその方面にまったく疎いのでテイラー・スウィフトと言われても「ジョナサン・スウィフトと関係があるのかな」ぐらいにしか思わなかった…
奇しくもさっき触れていた話題に関連しそうな面白げな本が出ていた.
「教師はなぜ「尊敬」されるのか
〝師〟を尊敬する意味が近代学校教育の登場によって変わっていく。この師弟関係の変容から再構築へのプロセスを歴史的に跡付けた挑戦的研究!!」
近代日本学校教育の師弟関係の変容と再構成
https://www.toshindo-pub.com/book/91615/
これ… RT 「年齢をかさねていくにつれて新しいコンテンツに触れるのが重くて全然オタクっぽいこと出来てないただの『オタク趣味に理解のあるおじさん』になっていく」https://twitter.com/hundredburger/status/1234094868458160133