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テンセント制作の中国ドラマ版『三体』、WOWOWで放送されることになったんですね。来年来るというNetflix版に先駆けて。日本語字幕がつくということ? たぶん吹替ではないよね?

私が今年の1月~3月に配信で観てて、特に2月は脳内が寝ても覚めてもこればっかりみたいな感じになってたドラマです。原作3部作のなかではいちばん短い無印第1作の内容のみを、1回45分前後×全30話でやるので、かなりいろいろ独自に掘り下げたり付け足したりしていますが、とても面白かったです。

WOWOWの民ではないので視聴できませんが、翻訳がつくなら、いつか我が家で加入しているチャンネルに来ることもあるかもしれないと期待しておこう。すごくのめり込んだのだけれど、英語字幕で漢字文化圏の固有名詞を把握するの、けっこうエネルギーが要ったので……(中国語のみで理解できるほどの語学力があればなあ!)。

 
 
【「SF界のノーベル文学賞」ヒューゴー賞をアジア圏作品として初受賞!累計2900万部超えの世界的大ベストセラーとなった中国SF金字塔の映像化作品がついに日本上陸!】
wowow.co.jp/release/006830

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SF超大作「三体」 | ドラマ | WOWOWオンライン
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「エルマーのぼうけん」展
play2020.jp/article/elmer/

行ってきました。こまごまとした遊び心が随所に見られる展示で楽しかったです。りゅうたちがらっぱとふえを吹き鳴らす場面の原画のお部屋で、オーネット・コールマンのフリージャズを流していたのは笑った(でもたしかに、それっぽい自由奔放ならっぱとふえの演奏なんだよな)。

モノクロ鉛筆画が、おおむね想像よりも小さい。書籍に印刷されたサイズとさほど変わらないのでは。この面積にこれだけ描き込んでいたのか。

物語の作者ルース・S・ガネットさんが、挿絵担当のルース・C・ガネットさんに要望を伝えるために描いたというイラストもなかなかお上手なので、一緒に展示されてるとちょっと混乱する。

描いてほしいポーズを示すためにルース・S・ガネットさんが自作したという、りゅうのぬいぐるみ(4本の脚がボタンで胴体につないであって動かせる)も、すごくかわいい。

今月100歳になったルース・S・ガネットさんの、幼少期の作文やお絵描きがいまに至るまで残されていて、こうやって展覧会のために貸与されていることにも、なんかじーんとなった。

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企画展示「エルマーのぼうけん」展
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そうそう、『エルマーのぼうけん』シリーズの翻訳をなさったかたが、『もりのへなそうる』の作者さんだというのに、この展覧会で初めて気付いた!

前にも書いたように、私は「エルマー」シリーズを日本語で初めて読んだのは大人になってからなのですが、『もりのへなそうる』は幼稚園児の頃から大好きだったわ!
fukuinkan.co.jp/book/?id=176

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もりのへなそうる|福音館書店