唐突に、1月~3月に視聴していた中国アニメのメモ⑥
『命运拳台/Ringing Fate』英語字幕付き
https://www.youtube.com/watch?v=coXm8qTmN9Q
『時光代理人』等の李豪凌監督(先日の日本でのアニメイベントでは「Haolin」の名で登壇)が原作から手掛けている。
これもだいたいCGアニメだと思うんだけど、この世界が私たちの知る現実とは別の次元にあると明言され、住人は必ずしもヒト型ではなかったりするのもあって、動きに違和感は抱かなかったです。
そして多層的な世界観においてレイヤーが変わるとそれが作中にも反映されるのが最初、意表を突かれた。いろいろ表現方法を「実験」している感じがある。
キャラデザインがとても可愛い。笑えるシーンも。なのに、実はヘヴィな内容。で、キュートなデフォルメキャラと、ハードなメカ戦闘描写の調和の仕方が異様(褒めてる)。
ハオリン監督が作るお話は、設定・筋書きの闇深さと、作品全体の基底にある真っ当さのギャップがえぐいんだ。本作でも、いびつな世界のなかで、とにかく主人公の少女のまっすぐな意志の強さ精神の健やかさが光り輝いている。この子が大好きです。