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午前中、小学校に向かう道で、おめかしした親子連れをいっぱい見かけた。入学式だったのかなー。このへん明日はずっと天気予報では雨なので、今日のうちでよかったねえ。

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唐突に、1月~3月に視聴していた中国アニメのメモ③

 
『天官賜福 貮』日本語吹替版
youtube.com/watch?v=gZRZaElR0S

2期です。話の進みは遅く(ようやく原作全6巻中、2巻の途中まで行った)、とにかくキャラの心情を丁寧に描いてエモーショナルに煽ってくる感じ。アニオリ部分の解像度が高くて、原作はそこまで書いてないけどたしかにそうなってそう、などと読み込みの深さに感心。

ただ、言葉であまり説明せず、ひたすら情景や表情や動作、視線の動かし方などで語ろうとするので、演出はこまやかではあるものの、原作未読勢がちょっと違うストーリー解釈をしているさまもネットでは散見された。

絵はとてもきれい。製作スタッフは、髪の毛の揺らめきとか布のはためきとかが大好きなんだと思う。

主役コンビのうちの片方の声を担当している福山潤さんのインタビューをネットラジオで聴きましたが、物語の先の展開を知らないまま、今後への伏線を張っていると思しきシーンでは、映像と中国語版の声優さんの演技から高度な洞察力を駆使してご自分の演技に反映させていることが分かって、興味深かった。

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唐突に、1月~3月に視聴していた中国アニメのメモ④

 
『クズ悪役の自己救済システム』日本語字幕版 6話まで
youtube.com/watch?v=RCDrBTUFhr

原作は2014年に書かれた転生悪役もの小説。日本で悪役令嬢ものが流行りはじめたのって、いつ頃でしたっけ。

英語字幕版と日本語吹替版ですでに観ているのですが、この日本語字幕版の翻訳が、WOWOWで初めて放送されたとき非常に評判がよかったので、CSで放送が始まったのを機に録画して勉強させてもらってます。

とにかくこれは、主人公を担当する声優さんの演技の妙に、すべてがかかった作品ではないかと。転生先である古代中華ファンタジー世界で、多くの弟子を率いる優雅な悪役仙師としてふるまいつつ、モノローグでは現代オタク青年のまんまの精神で状況に高速ツッコミを入れまくるギャップが楽しい。原音版でも日本語吹替版でも大御所が配役され、さすがの技術でノリノリに演じてくださっている。

で、そのオタク特有の早口を、画面に収まる規定どおりの文字数で字幕にしている翻訳者さんもすごいのよ。ただでさえ中国語は、1音節当たりの情報量が日本語より多いのに。

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最近、素人がスマホでちょっといい感じに写真を撮るためのノウハウ、みたいな本をちらっと見てみたりしていたのですが。

そもそも私は、「どういうのが、いい感じなのか」という美的センスのところから駄目な気がする……。

Before と After で、ここをこうすると改善できます、みたいなプロの実作例を見て、「アフターのはダイナミックさを求めて不自然なアングルで撮影した結果、被写体が歪んで写ってしまっていて気持ち悪い、ビフォアのほうがバランスが取れていて好き」とか思ってしまったりする。

そういえば以前、眼鏡の選び方というのを読んでいて、同じモデルさんで似合う眼鏡と似合わない眼鏡の実例が挙がっていたのですが。私は、眼鏡が似合ってないとされてる写真のほうを「もう片方と比べて、いい人そうに見える、好感度が高い」と思ってしまったりしてたんですよね。

見比べて違いが分からないというのなら、経験を積むことで差を見出せるようになって「いいほう」を選べるのかもしれませんが、最初から差があることは分かってて、プロが駄目出ししているほうを好ましく感じるというのは、もうどうしようもないのでは?