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2025年断酒・ストレッチ記録
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1i8IDRQNzp7hGpoYc1VZwCccrA5GHUimhU0sD_ejkZpA/edit?usp=sharing
この本で生殖補助医療の倫理学について書いています。https://amzn.to/3Z0JZfo
近年は小児の身体拘束について研究しています。
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目先の公職選挙法のことばかりに目が行って根本的なところが見えなくなっている人が多いけど、公職選挙法で禁じられていなくても、他の法律や条例に抵触すれば当然に違法行為になるので、公職選挙法で禁じられていないポスターが何でもかんでも許容されるわけではないからね。
たとえば、公道に面した不特定多数の人から目につく私有地の建物に、その建物の所有者が表現行為として写真やポスターを掲示することは禁止されていないし表現の自由として認められるけど、その自由は当然のことながら「公共の福祉に反しない限り」という日本国憲法の制限を受けるのであって、第三者の基本的人権を侵害するような行為はそもそも憲法上保障された自由の範囲外だし、具体的な法律や条例に違反すればその限りにおいて当然に処罰され罰せられる可能性があるということ。
公職選挙法の抜け道だけを見て絶望するのではなく、違法な行為や条例違反等について粛々と指摘していけばよいし通報していけばよい。公職選挙法の抜け道も、立法不作為の責任を追及しつつ法改正によって正していけばよく、これが法治国家の仕組みというもの。
ぼくは法律ではなく倫理学を専門にしているので、その観点から法と道徳に関してもうひとつ。
公職選挙法の抜け穴、抜け道ということで、掲示板をジャックすることやその枠を選挙とは直接関係ない広告等のために販売する行為などについて「以前からできたことだけどそんなことをする人は誰もいなかった」とか「法律で禁じられていないとしても、そんなことをするのは人としておかしい(あるいは道徳に反する)」とかいう意見をけっこう目にしたのだけど、それはみんなの勝手な思いなしで、法律ってのはそういうものなのよね。
法律に書いていないことは刑罰や強制力をともなって禁止することができないし、そうやって禁止しなければ、どれだけ倫理や道徳を持ち出しても誰かがやるのを防ぐことはできないから法律で禁止するわけ。だから、法律で禁じられていないことをやる人やその行為に対して「道徳に反する」とかって非難しても仕方がないのよね。それだったらはじめから法律で禁止しましょうということになるので。(つづく)
(つづき)でも「以前は禁じられていないからといってやる人はいなかった」とか「以前は一線を超えないように(法律的には禁じられていないとしても道徳的にはやってはいけないことだとして)わきまえていた」とか「今回は人として踏み越えてはならない一線を越えている」といった疑問は残るよね。
これには大きくふたつあって、ひとつは「法律に違反しなければ何をやってもいい」と主張するような法曹資格をもった政治家がポピュリズムに支えられて登場したこと。象徴的には維新の橋下徹元大阪市長・知事.。現在では吉村洋文大阪府知事。
もうひとつはこのことともつながっているけど、道徳的な制裁(サンクション)が機能しなくなったこと。究極的には法律で明確に禁止し、刑罰や強制力をもって抑止しなければある行為を防いだりやめさせたりすることはできないけど、道徳的な非難が非難された当人に影響力を及ぼす程度に力をもっているときには、道徳的な非難もそれなりには効果があるのよね。だけど「法律に違反しなければ何をやってもいい」が幅をきかせているし、道徳的な制裁の力も弱まっているわけで、以前とは状況が変わってきているのよね。(つづく)
(つづき)繰り返しになるけど、公職選挙法の抜け穴や抜け道を使って掲示板をジャックしたりその枠を選挙とは関係のない宣伝・広告のために販売するような行為やそのようなことをする人や組織を道徳的に批判したり非難したりすることには一定の意義があるし、そうした非難や批判をすることは、日本国憲法によっても私たちに保障された思想・良心の自由であり表現の自由であることは言うまでもないこと。
他方で、何かを防いだりやめさせたりするという意味では、現状において行為の主体を道徳的に批判したり非難することは実効性をもたないわけで、そのような行為がなされる原因を行為主体のモラルや心のありように求めるのも目下の現象の理解という点では筋が悪く、むしろ今回のような行為が出てきた原因・背景は社会のありよう、あるいはその社会を支えてしまっている私たち自身の側に求めなければならないということ。
このことを正しく理解せず、〈一線を越えた〉と私たちが判断する行為や行為主体を非難するだけでは、たとえ法律で穴を塞いだとしても根本的な問題の解決にはならないだろうということ。(おわり)
今日は阪急京都線のダイヤが乱れていたので梅田と淀屋橋経由で仕事に向かっている。とりあえず間に合いそう。
円安が一段と進んで4月末と5月の初めに日銀による為替介入のあった1ドル160円台の直前、159円まできましたぜ。また同じ160円前後で為替介入はなかなかできないでしょう。となると、投機筋はまだまだ上値を窺いながらじわりじわりと円安が進行していくだろう。さあ、更なる円安と物価高に備えませう!
そうか、今日はお金がないので節約をするのと、パンを食べて苦しんでこの貧困状態を忘れないのと、災害時に野垂れ死なないためにパンを買って食べる日か。パンを食べると幸福度が下がるのよなあ。つらい。
大阪関西万博こと日本国万国博覧会について、小林製薬も撤退ですか。そうですか。
RT: 小林製薬、大阪万博のヘルスケアパビリオンから撤退 紅麴問題受け:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASS6P0VZDS6PPLFA003M.html
「一方、自見氏は、カリブのバルバドスとアフリカのシエラレオネが新たに参加表明したことも明らかにした」と。
ふーん。財政悪化で万博撤退を表明したアルゼンチンのGDPは6311億ドル(2022年)。対して今回新たに参加を表明したというバルバドスのGDPは57億ドル(2022年)、シエラレオネのGDPは40.95億ドル(2022年)。いずれもアルゼンチンのGDPの100分の1以下。お手盛り参加国、お手盛りパビリオンですか?
RT: 関西万博、アルゼンチンが出展辞退 新たに2カ国が参加表明:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASS6P0QT3S6PULFA00CM.html
少しずつ日本の司法も変わってきているけど、同性婚の実現にはまだまだほど遠いのよな。
RT: 女性へ性別変更後に凍結精子で出生の娘、「父子関係」認める 最高裁:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASS6N26F1S6NUTIL00BM.html