ユビキタスの湯引き
ふむっ
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はてブコメがだいたい喜ばれてて草
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町田さんの新作だ!
トーチweb 船場センタービルの漫画 【船場センタービルの漫画】 http://to-ti.in/story/semba_center_comic
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betrayは「裏切る」ではなかったっけ,でも今の文脈には嵌らないな…と思って辞書を引きなおしたが,「暴露する,~であることを表す(≒reveal, indicate)」の意味にもなるね.
そういえば今朝のトーチwebの町田さんの漫画に「船はすべての海の名を知っている」が「港はすべての海の名を知っている」に誤植されたのを直さなかった云々という一節があり,調べても出てこないし心当たりもないのでこのための創作であろうかと見受けられるけれども,同種の「偶然の添削」は色々と聞くから高橋輝次編『増補版 誤植読本』を取り出して読み直していた.
昨日のこれ,気になったので調べてきたよ.
『群像』2013年4月号の穂村弘「現代短歌ノート[37]」(pp.331-333)が「『間違い』のある歌・その2」という題で,その冒頭が
あのね,アーサー昔東北で摘んだだろ鬼の脳(なづき)のやうな桑の実
という岡井隆さんの歌を取り上げている.この「鬼」が元々は「兎」だったというお話.
実は引用歌の「鬼」はもともと「兎」だった.ところが,私も参加していた或る互選歌会で,作者が描いたその文字が「鬼」と誤読されたのである.しかも好評を得た.その結果,「兎」が「鬼」に化けた歌はそのまま歌集に収録されることになった.確かに,「鬼の脳」には異様な迫力がある.一方,「兎の脳」は「桑の実」の見立てとしてユニークでありつつ,大きさと形状の類似から納得もしやすい.どちらがいいか,迷うところではないか.だが,作者は「偶然の添削」を受け入れたのだ.その態度に経験や主観や言語感覚よりも自らを覆す不測の事態を信じる詩人の魂を見た思いがした.数年後,「脳と胸書き間違えるおとこいて光らせたい私が神だったら(北山あさひ)」という歌をみたとき,私は反射的に岡井隆のことを連想した.あのとき「『兎』と書いたつもりなんですが……」と呟きながら,どこか嬉しそうだった.そんな彼は「間違い」こそが新たな世界を生み出す契機であることを知る潜在的なアクシデント希求者なのだろう.
「涙が洗ったきみやぼくの苦い指は」が「涙が洗ったきみやぼくの若い指は」に(p.102),「炭竃に手負の猪の倒れけり」が「炭竃に手負の猫の倒れけり」に(p.125),「粟一粒秋三界を蔵しけり」が「栗一粒秋三界を蔵しけり」に(p.145),などは元の詩が偶然に悪しからぬ変身を遂げている例で面白い.
一つ目は長田弘さんの記事で,自作に生じたこの誤植を冒頭に挙げた後しばらくして,「……ワープロがひろく普及したいまでも,自動的な漢字変換によって生じる,たとえば「先頭に立って」が「銭湯煮立って」になってしまうような奇怪な間違いが,やっぱり避けられない.しかし,それがただのまちがいというには惜しいような誤植であることもしばしばあって,むしろそういった意図せぬ誤植こそ,言葉への不感症をぶったたくにはこれ幸いというべき武器の一つ,そういったら,「誤植」というものを手前勝手に擁護しすぎるというそしりを免れないでしょうけれども」(p.107)とある.
3例目は寺田寅彦の句で,これを引いた坪内稔典さんは,私見では「栗」の方がよいとして,「小さなものの代表みたいな粟粒にこの世の全てがあるというのは,理屈が通り過ぎて平凡だ.それに対して,栗の句とすると,理屈よりも栗の存在感そのものを生き生きと表現している」(p.146)と述べ,「粟から栗への変化,それを読者による推敲,あるいは添削と考えたい.俳句は,例えば句会でしばしば直される.直された句はそのまま作者の句になる.それが昔からの俳句の伝統だ.つまり,俳句は作者だけが作るのではなく,作者が作り読者も作るのだ.そういう共同の創作が俳句なのである」(p.146)と書いている.
この,時間を隔てて行われる作者と読者の共同の創作,という考え方は,最近のオウィディウス研究の一部の言説を知っている身からすると面白いですね,となった.
『誤植読本』にも書いてあるけど「メメクラゲ」が「××クラゲ」の誤植だったという話はもっと身近かもしれない.
「空メール」,あるいは「メール送ったと思ったけど実は送ってなかった」みたいなメール周りの思い違いかもしれない
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