前も書いたけど「実際の経験」の意味で「実験」を使いがちなので誤解が生じる場合がある
常時接続で失われた孤独。あるいは「長い思考力」。哲学者・谷川嘉浩氏インタビュー。|Less is More.by info Mart Corporation https://note-infomart.jp/n/n17714ca0a25a
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「道に落ちている財布を盗む」という事態があるとして,クリューシッポス的な二原因説を採るならば,「道に財布が落ちている」というのは因果の連鎖の中で起きる外的刺激であって盗みの補助的な原因に過ぎず,その状況を前にして「えーい盗んでしまえ」と思う魂の反応ないしそうした反応を起こす性状の方が盗みの主要な原因である,ということになるはずだが,今の感覚からすると「えーい盗んでしまえ」と思うこと自体も因果の連鎖による不可避的反応と説明されてしまうのではないか,という気がしないでもない.
「マルクスの『資本論』には「隠された奴隷制」というキーワードが登場する。
一般に奴隷制と言えば、新大陸発見後にアフリカから連れて来られた黒人奴隷が想起され、すでに制度としては消滅している。
しかし著者によれば、「自由」に契約を交わす、現代の私たち労働者も同じく「奴隷」であるという。
その奴隷制はいかに「隠された」のか。格差社会はじめ諸矛盾が解決されることなく続く資本主義にオルタナティブはあるのか。
マルクス研究の大家である著者がロックから現在に至る「奴隷の思想史」350年間を辿り、資本主義の正体を明らかにする。」
隠された奴隷制 – 集英社新書 https://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0983-a/
@ncrt035 流した本を自動的にAmazonで注文するシステムで便利に破産(?)
「本棚の本は『読んだ本』ではなく『読んでもいい本』」というのは何に出た言葉かねと検索したら『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』だったらしい(手元にないのでここから孫引き)
「本棚は、必ずしも読んだ本やいつか読むつもりの本を入れておくものではありません。その点をはっきりさせておくのは素晴らしいことですね。本棚に入れておくのは、読んでもいい本です。あるいは、読んでもよかった本です。そのまま一生読まないのかもしれませんけどね、それでかまわないんですよ。」(p382、カリエール)
http://blog.livedoor.jp/smilingtommy/archives/1002027821.html
「読んでもよかった本」「あったかもしれない未来」ばかり増え,かたや現実は凝固し身動きも呼吸もままならなくなっていく.