にゃーんにゃーん
更生より懲罰の考えが根強い中で法の支配に対する信頼が崩れると私刑と仇討が横行する社会に容易く後戻りする(ていうかもうなってるかもしれんが)
山梨学院大学で異常事態…「非常勤講師切り捨て」とモラルの崩壊(田中 圭太郎) | 現代ビジネス | 講談社(1/5) https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66497
実体験に基づくと本質的な意味はないように思えるし,意味はないと思いたい節もあるな(著名人の知遇をどれだけ得られたかが大事であるというようなコミュニケーション強者優位の現実を肯定したくないので).
選挙カーの迷惑な連呼を思い出した (どんなに迷惑に思われても知名度を上げたほうが利益になる)
「どんなに迷惑に思われても知名度を上げたほうが利益になる」って毎日Twitterでお目にかかれるやつでは
龍谷大の浜井先生のインタビューなのでこれは多くの人に読んでほしいもの
「踏みとどまれる社会を」 京アニ事件きっかけに考える 龍谷大教授インタビュー | 2019/8/18 - 47NEWS https://this.kiji.is/535626694957270113?c=39546741839462401
逆に実社会が人を人として尊重しなくなると,こういう仕方では更生が機能しなくなるということでもある
「刑務所では同じ服で同じものを食べる。動作時限はすべて定められ、そこでは自由も自発的行動も許されません。人として尊重されていると思う機会はほとんどありません。日本の刑罰はそれを奪うことで反省を求めるのです。「ここに二度と戻りたいと思うな。ちゃんと懲りて反省しろ」との思想が染みついています」
「受刑者のほとんどは、出所後も元受刑者というスティグマ(差別や偏見の対象となる属性)を負い、自己不全感を抱いています。再犯した人たちに話を聞くと、些細なことがきっかけで、やっぱり自分は社会に受け入れられない、だめな人間だと思ったときに気持ちが切れています」
浜井先生の本は,2013年に出た『罪を犯した人を排除しないイタリアの挑戦――隔離から地域での自立支援へ』(現代人文社)もよい本なのでぜひ.
http://www.genjin.jp/book/b276449.html
ふむっ
「ヒンディー語資料(翻訳・研究)、現代インドのパンディット的知識への無関心は、「サンスクリット会話」の重要性を意識していた中村元が嘆いた状況から一向に改善されないままである」(p.152)