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名前と言うと、昔々、
野に咲く花の名前は知らない
だけども野に咲く花が好き
という歌詞のフォークソングを聴いて、いい加減なことを言うなあ、好きなものに対してそんな態度で平気な奴なんぞおらんやろと思ったことを思い出す。
人の名前を覚えられなくて困ったという経験はあまり無いが、それは、名前を覚えられる範囲の人たちとのみ関わるような職業であり生活であったからだろう。
それに今はもう名前を忘れていても加齢のせいに出来るので安心である。
昨夜のおうどんでの話を聞いて知ったのだけれど、生きていくために SNS を必要としている、または、SNS を使えば生きていくのが楽になる人がいるのだな。
私自身も SNS 無しでは毎日の生活が物足りないに違いないことは分っている。
でも、物足りないというような段階を超えて、クリティカルなレベルにおいて SNS を必要とする、または、利用すべき人がいるということ。依存ではあるが、中毒ではなくて。
何とも間抜けな感想だな。
家から最寄りのJR駅まで、軽トラックで45分ぐらい。姫路駅までの在来線切符が860円。発車まで45分ぐらい待った。事前に時刻表を見なかったのですか?そうですよ。
とか言ってたら加古川駅に着いて、神戸線に乗り換え。乗り換えたと思ったら姫路に着いた。
新幹線に乗り換える必要があるのだが、つまり、その分の切符を追加で調達しなければならない。どこでどうするのだ?知らないんですか?知りません。
取り敢えず案内表示に従って新幹線乗場に行ったら、自動券売機があった。最初に買った切符を呑み込ませて、目的地を選んだら、列車の選択リストが2つ出てきたので、早い方を選択。14,630円。
こうやって新幹線の切符を無事に入手して、エスカレーターでホームにあがったら30秒もせずに列車が入ってきた。おお、あぶねーあぶねー。
今もう岡山駅に着く。次の広島駅で乗り換えだ。
だんだん加速度が上がる感じで、まだ見ない土地と人々が近付いて来る。
広島駅で新幹線を乗り継いだ。ホームのコンビニでパンとコーヒーを買ったのだが、到着から出発まで5分も余裕が無かったので、あやうくホームに取り残されるところだった。
とは言っても、一人なので、どうなっても大丈夫、何とでもなるという気楽さがある。余裕ですよ、あなた。
横で「どうするの?ねえ、どうするのよ?」とか「そんな事したらアカン!」とかいう人がいる場合は、もうちょっと事前に計画を立てなきゃ困るだろうけど。
スーツケースを預けたコインロッカーの場所を探して博多駅を彷徨した結果、二人とハグれてしまった。夕方のラッシュ時なので、再合流は諦めて、一人で宿泊地に向かうことにした。ここでまた間違って在来線に乗ってしまった。博多と小倉と、思っていたよりはるかに遠いじゃないか。知らなかったのですか?知りませんでした。ケチらずに新幹線に乗らなければならなかった。
ま、いいか。