げ,もう日付変わったじゃん
試訳:「ちょうどいま私は生きている人々に対する隷従について話しました.これが死んだ人々に対する畏敬の念の欠如を伴って姿を見せることがとても多いのは示唆に富むと思います.この態度をひっくり返すこと,そして生きている人々よりも死んだ人々のことをもっと考えること,これが私の助言です.」(I spoke just now of servility shown towards the living; and I think it significant that this is so often found in company with lack of due veneration towards the dead. My counsel is to invert this attitude and to think more of the dead than of the living.)
「死んだ人々は兎にも角にも生きている人々がまだその身に受けていない鑑識を耐え抜いています.もしある人が,死後50年ないし100年を経てなお記憶され偉大な人と見なされるならば,その人には存命中の誰にも要求し得ない有利な推定がはたらきます.そして経験が私に教えるところではそれは単なる推定ではありません.」(The dead have at any rate endured a test to which the living have not yet been subjected. If a man, fifty or 100 years after his death, is still remembered and accounted a great man, there is a presumption in his favour which no living man can claim; and experience has taught me that it is no mere presumption.)
「我々の知識と科学を最も前進させてきたのは生きている人々ではなく死んだ人々です.そして,彼らの知識は置き替えられてしまったかもしれませんが,その理性と知性が破棄されることはありません.」(It is the dead and not the living who have most advanced our learning and science; and though their knowledge may have been superseded, there is no supersession of reason and intelligence.)
「明晰な知力と正しい思考は本質的には今日や昨日に属するものではないけれども,歴史的には今日よりも昨日に属します.そして過去のもっとも偉大な学者たちを学ぶことは卓越した頭脳との交際を楽しむことです.」(Clear wits and right thinking are essentially neither of today nor yesterday, but historically they are rather of yesterday than of today; and to study the greatest of the scholars of the past is to enjoy intercourse with superior minds.)
「もし我々の学問に対する考え方と進め方の作法が彼らのものと食い違う場合には,我々が間違っているというのは実のところ確実でも必然でもなく,ひとつの優れた作業仮説であって,我々はそれが擁護しがたいものであると明らかになるまでは捨て去らないでおくのがよいでしょう.」(If our conception of scholarship and our methods of procedure are at variance with theirs, it is not indeed a certainty or a necessity that we are wrong, but it is a good working hypothesis; and we had better not abandon it till it proves untenable.)
「我々の同時代人をなおざりにするのではなく,我々の先人を一層尊敬するようにしましょう.彼らの同意を最も励みとし,彼らの異議に最も不安を抱くようにしましょう.」(Do not let us disregard our contemporaries, but let us regard our predecessors more; let us be most encouraged by their agreement, and most disquieted by their dissent.)
A.E. Housmanのケンブリッジ大学就任講演(1911年)の末尾の部分(The Times Literary Supplement 1968年5月6日号pp.475-477所収).
この死せる偉大な知性との交流というあたりはセネカの『生の短さについて』の一節を思い起こさせるが,それにしても大学の教授職就任講演で「生きている人間よりも死んだ賢哲のことをこそもっと想うべき」という話で〆るの最高にかっこいいな(かなり顰蹙を買いそう)
ふむっふ
私に「彼くん」がいないので書生を雇うことにした|吉野茉莉の残滓|note https://note.com/stalemate/n/n278164b231e7
君野イマさん,特定のニッチな層にすごく刺さりそう
COOL CHOICE イメージキャラクター「君野イマ」「君野ミライ」 https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/character/release/
非常勤講師のやりがい搾取を解決しないとオンライン講義の可能性の話はできない:謎の大学批判や提言のその前に|ケイン樹里安|note https://note.com/julinote/n/nb462c0c39336
読んだよ
オンラインツールの助けを借りて英語で情報発信する - Qiita https://qiita.com/doikoji/items/d3b818dc2937bc34d579
「卓越した英語能力がなくても発信できるように種々のツールを最大限活用する」の平和的で人類の英知を感じる.「英語を滅ぼす」という武力行使に訴えないので.
このアカウントは、notestockで公開設定になっていません。
よく見ないでポチッたら伝記じゃなくて論文集だったやつ(collection of papersて書いてあるだろ,よく見て買え
A.E. Housman: Classical Scholar: Butterfield, David: 9781472533609: Amazon.com: Books https://www.amazon.com/Housman-Classical-Scholar/dp/1472533607
ドイツでベーシックインカム実験始まる…3年間、毎月15万円を支給。イギリスなどでも議論がスタート|BUSINESS INSIDER https://www.businessinsider.jp/post-218832
もしやと思ったがやはり院生だったのか… 【速報 遺体は九州大学の大学院生 2日前に九大内の池で発見】(RKB毎日放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7dc2563ad03c0d802e266fbfa787b079ff9d656
新井先生さっそくこんな本もお出しになるのか
IT超初心者のためのedumap活用スピードガイド 新井 紀子(著/文 | 編集) - 近代科学社 | 版元ドットコム https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784764906167