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放置してたἀδιάβατοςのissueをようやくcloseした.
https://github.com/ncrt035/lexiconGrammaticum/issues/19
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elementumが《原子》でもあり《文字》でもあるのはギリシア語のστοιχεῖονについても同じことが言える一方,ルクレーティウスはresについても《(現実の)事物,万象》という意味と《(文字が組み合わさってなす)言葉,(「sonitus音」との対比での)意味》という使い方をしてもいる(DRN 1.826; 2.1018).
こちらはギリシア語で何か対応する表現というのがちょっと思いつかないので,「文字と原子」のアナロジーを「語(の意味)と事物」「詩と世界」へまで拡げていく展開はルクレーティウスに帰すべきものかもしれない(そういう意匠が存在するということを認めるとして,の話だが).
以前この発表(https://speakerdeck.com/ncrt035/lucretius-analogy-between-poem-and-universe-jpn-1 )をしたときにはそこまで踏み込まなかった.
割かし最近Fabrizio Serra社からセネカの悲劇の校訂テクストが出ていたことに今気づいた.値が張るのと最初の方の巻が新本で入手できなくなってるので古書市場も視野に入れつつしばらく様子見.