2017-09-02 19:01:47 @ncrt035@gnosia.info
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M. Weissによるラテン語の歴史的時代区分

Weiss, M., Outline of the Historical and Comparative Grammar of Latin, Ann Arbor : Beech Stave Press, 2009: 23f.

太古ラテン語(Very Old Latin, VOL)
紀元前6世紀から3世紀にかけての,最初期のラテン語.

古ラテン語(Old Latin, OL)
紀元前3世紀から2世紀にかけてのラテン語で,碑文・文学などに多くの資料を持つ.プラウトゥス,カトー,リーウィウス・アンドロニクス,ナエウィウス,エンニウス,パークウィウス,ルーキーリウスなど.

古典ラテン語(Classical Latin, CL)
紀元前1世紀から紀元後3~4世紀.キケロー,カエサルを筆頭とするラテン語で,数世紀にわたり規範として力を持った.

後期ラテン語(Late Latin, LL)
古典ラテン語の規範が徐々に崩れ,ロマンス語への変化が見られるようになっていく時代.更に下位に区分することができる.

2017-09-02 19:03:20 @ncrt035@gnosia.info
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※後期ラテン語の下位区分

3~4世紀
キリスト教作家たちが古典的な規範と民衆語的用法や聖書由来の表現を取り混ぜていく時代.

5~6世紀
民衆語の影響が一層明らかになりはするが,古典的な規範がなおも広く維持されていた時代.

6~7世紀
メロヴィング朝のラテン語.古典的な規範が全面的に崩れ去った時代.文語におけるその復活はカロリング・ルネッサンスを待たねばならない.

2017-09-02 19:32:16 @ncrt035@gnosia.info
2017-09-02 04:06:50 ビタワン@社畜ちゃん連載中🐧の投稿 vitaone@mstdn-workers.com
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2017-09-02 19:32:36 @ncrt035@gnosia.info
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mstdn-workersもLet's Encryptかな

2017-09-02 20:15:30 @ncrt035@gnosia.info
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livor venit in (acc.)
《~に痣ができる》
et metuit, ne pressos veniat livor in artus
(Ov. Met. X 258)

2017-09-02 21:51:53 @ncrt035@gnosia.info
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ピエトロ・ベンボ『俗語論』(Prose delle volgar lingua)の手稿.ヴァティカーノ・ラティーノ3210(Vat. lat. 3210)
digi.vatlib.it/mss/detail/Vat.

2017-09-03 20:21:04 @ncrt035@gnosia.info
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うちもそのうち1.5.1にアップデートしなくては

2017-09-03 20:22:41 @ncrt035@gnosia.info
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ペトラルカ『カンツォニエーレ』の翻訳.
61/366なので全体の6分の1まで来た.
stromateis.info/interpr/Petr/i

2017-09-04 21:10:16 @ncrt035@gnosia.info
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Mastodon v1.5.1に上げました.

前はなぜかWebからだとお気に入りしたトゥートが参照できなかった(Amaroqからは可)が,アップデートにともない解決したぞい.

2017-09-04 22:19:46 @ncrt035@gnosia.info
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Tate, J., 'On the History of Allegorism', Classical Quarterly 28 (1934): 105-114.

アレゴリカル(寓意的)な解釈は,とりわけホメーロス,ヘーシオドスと言った詩人たちの語る内容に対する道徳的な観点からの批判に応えるという形で行われていた.
このホメーロス,ヘーシオドスの寓意的解釈は,もっぱら弁護のための,消極的な動機によるものとして理解されてきたが,著者はそこには積極的な意味があったという主張を展開する.
ギリシア人はホメーロス,ヘーシオドスをひとつの学ぶべき権威と考えたため,初期の哲学者たちにとってこうした詩人たちはいわば競合する存在であり,韻文という形式面をはじめ彼らに対抗したという指摘はなるほどと思う.

2017-09-04 22:20:41 @ncrt035@gnosia.info
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Pontani, F., 'From Budé to Zenodotus : Homeric readings in the European Renaissance', International Journal of the Classical Tradition 14(3-4)(2007-2008): 375-430.

ルネサンス期のヨーロッパにおけるホメーロス受容について,16世紀の人文主義者たちの間にある類似点・相違点を,それ以前のギリシア語ホメーロス註解に対する態度に焦点を当てて検討する.
ポリツィアーノやメランヒトン,カメラリウスなどの未公刊の研究,とくにギョーム・ビュデの手稿に着目する.彼らの註解からはスコリア本文の改善やアレクサンドリアの註解断片に光を当てることができるかもしれない.

2017-09-06 21:25:04 @ncrt035@gnosia.info
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sacculus plenus est aranearum
《財布が蜘蛛の巣で一杯(=すっからかん,一文無し)》
nam tui Catulli | plenus sacculus est aranearum.
(Catull. 13 7f.)

2017-09-07 20:25:00 @ncrt035@gnosia.info
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プロフィール画像,背景画像の変更ができなくなっていた不具合をなおした.
前回のアプデ時と同じでpublic/system以下の関係ディレクトリのパーミッションの問題だった.

2017-09-07 20:35:55 @ncrt035@gnosia.info
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インスタンス詳細情報の連絡先に自分のアカウントが出てないことに気づいたので直した(@なしのユーザーIDを連絡先に入れないといけなかった).

2017-09-07 22:48:46 @ncrt035@gnosia.info
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_test

Attach image
2017-09-07 22:50:56 @ncrt035@gnosia.info
2017-09-07 22:22:56 Takezoe,Tomoaki(すみと)の投稿 tomoaki3478@mstdn.res.ac
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2017-09-07 22:52:12 @ncrt035@gnosia.info
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本当だ,画像をアップすると本文に自動でURLが書き込まれてたので今まで気づかなかった…

2017-09-08 22:45:17 @ncrt035@gnosia.info
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さっきのマースの本について書いておられたのは生物統計学・生物体系学の三中信宏先生.他に『テクストの擁護者たち』関連でセバスティアーノ・ティンパナーロの話しもしてらして,おおという感じ(以下引用).

|引用されているセバスティアーノ・ティンパナーロは写本系統推定法の重要な文献.独訳本 ……は大学院生のころ,東大文学部の西洋古典学研究室に借りに行った.…… L. D. レイノルズ&N. G. ウィルソン『古典の継承者たち:ギリシャ・ラテン語テクストの伝承にみる文化史』(1996年, 国文社,東京)は,ワタクシが『生物系統学』を書いたとき写本系統学の参考書だった.予想しないところにヨコのつながりがあるようで,とても刺激的.
leeswijzer.org/diary2015-08.ht

dagboek voor mijn onderzoekingsleven
2017-09-08 22:55:51 @ncrt035@gnosia.info
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系統樹的に写本の派生関係を考えるという手法は,いわゆる「ラッハマンの方法」(この呼称が多分に問題を含んでいることについてはティンパナーロの『ラッハマンの方法の誕生』参照)から,マースの『本文批判』に繋がっていく.
たしかにこうした系統樹思考は,古典文献学だけでなく生物学,宗教学など他分野にも見られるわけで,三中先生の本はとても面白そう.
『思考の体系学:分類と系統から見たダイアグラム論』(春秋社,2017)
amazon.co.jp/dp/4393333551

Amazon.co.jp: 思考の体系学: 分類と系統から見たダイアグラム論 : 三中 信宏: Japanese Books
2017-09-10 14:13:27 @ncrt035@gnosia.info
2017-09-09 23:08:35 抑圧と昇華,そして床への染み込みの投稿 Niceratus@pawoo.net
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2017-09-11 16:58:56 @ncrt035@gnosia.info
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ジョルジョ・パスクァーリとミケーレ・バルビの関係,相互の言及について

2017-09-11 21:44:35 @ncrt035@gnosia.info
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ペトラルカ『カンツォニエーレ』228番の翻訳.
Vat. lat. 3195の画像を上げ忘れていたので修正しました.

stromateis.info/interpr/Petr/c

2017-09-13 11:08:36 @ncrt035@gnosia.info
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Beninteso, sulle altre 'varianti d'autore' vigiliane indicate dagli scoliasti o addirittura postulate da studiosi moderni io sono stato sempre, con Scevola Mariotti (mentre Rostagni e Funaioli troppo facilmente le ammisero), del tutto scettico:

Timpanaro, S., Virgilianisti antichi e tradizione indiretta, Firenze: Olschki, 2001: p. 18.

2017-09-13 13:27:18 @ncrt035@gnosia.info
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パッラディウス『農事論』(Palladius, Opus agriculturae)のシュミット版(Teubner, 1898)で問題の箇所を確認.
1巻37章2節の末尾は,tilia ilex minor et linusが大方の写本の読みで,10世紀のウィーン写本(V)がthinusという読みを伝えている.pinusにするのは1795年のシュナイダー版の判断で写本の支えは特にないもののようである.
ウェルギリウス『農耕詩』4巻141行でtinusかpinusかを判断する材料のひとつとしてここが参照させられている理由は校註まで見てみないとわからなかった.

2017-09-16 09:49:31 @ncrt035@gnosia.info
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「ビザンツの哲学者のモデルは「百科全書主義者」のそれである.すなわち哲学は,形而上学たることよりもむしろ実際的な科目(……)たることを目指していた.良き哲学者とは良き博識家のことであり,可能な限りもっとも多様な主題について教えることのできる雑学家,作文,追悼演説,皇帝への賛辞,教訓話などについての古代的な,だがたいていは無味乾燥な技法をあやつる修辞家であった」(アラン・ド・リベラ(阿部一智他訳)『中世哲学史』23-24頁)

2017-09-18 17:48:45 @ncrt035@gnosia.info
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Twitterなかなか厳しくなってきた感がある

2017-09-20 12:58:45 @ncrt035@gnosia.info
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ウェルギリウス『農耕詩』4巻173行末のAetnaが一部写本でantrumになっているのは固有名詞の一般名詞化現象ではあるが,ほとんど同じ詩行が『アエネーイス』(8巻449-453行)にあることを念頭に置いておく必要がある.そちらではantrumで伝わっている.
一応ベルン写本(Bernensis 172 (e-codices.unifr.ch/en/bbb/0172) fol. 63v)では本文が&hna (= ethna(aethna))で欄外の古註ではAethna] monsと説明がしてある.

e-codices – Virtual Manuscript Library of Switzerland
2017-09-20 19:58:05 @ncrt035@gnosia.info
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研究者番号なくてもresearchmap登録できるんだね

2017-09-20 20:06:47 @ncrt035@gnosia.info
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Martellotti, G., "Stella difforme", in AA. VV., Tra latino e volgare. Per Carlo Dionisotti, Padova, Antenore 1974: 569-584.

ペトラルカ『カンツォニエーレ』186, 187番を取り上げる.
これらのソネットの創作年代をWilkinsが1341-1342年を推定するのに対して,両詩の内容(とりわけエンニウスの描かれ方)が『アフリカ』や『著名士列伝』中の「スキーピオーの生涯」との強いつながりを根拠として1352年以後の作,あるいはもっと言うと決定稿(Vat. lat. 3195)への書き写しが行われた1366年から遠からぬタイミングの作であることを論じる.

2017-09-20 21:04:35 @ncrt035@gnosia.info
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Dickey, Eleanor. 'How to say « please » in post-Classical Latin : Fronto and the importance of archaism', Journal of Latin Linguistics 14 (2015) : 17-31.

古典期以後のラテン語でのplease相当表現に関する論文.フロントー,小プリーニウス,ポンペイイーの落書きなどに特に焦点が当てられているらしい.

2017-09-20 21:07:35 @ncrt035@gnosia.info
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Darab, Ágnes. - « natura », « ars » , « historia » : anecdotic history of art in Pliny the Elder’s « Naturalis Historia ». 1, « natura » and « ars » : the place of art history in « Naturalis Historia ». Hermes 2014 142 (2) : 206-224.

大プリーニウス『博物誌』の最後の5巻(33-37巻)は金属,宝石の性質やその用途について書かれており,そうした技術に触れる機会を用いてプリーニウスは芸術史の梗概のようなものを描き出している.
この叙述において特徴的なのはそこに綴られた逸話(anecdote)の数々であり,それらが,著者の美所・美徳と見ていた点を明らかにするために機能していることが示される.
Hermes 2014 142 (3) : 279-297に続きの論文があって,プリーニウスの叙述が修辞学に根を持つことが論じられる.

2017-09-20 21:11:27 @ncrt035@gnosia.info
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König, J., Woolf, G., 'Encyclopaedism in the Roman Empire', Encyclopaedism from antiquity to the Renaissance, Cambridge UP 2013: 23-63.

「百科全書主義」(encyclopedism)は,もちろんジャンルとしては古代に存在しなかった.
しかしそうした博識的なモチーフや企図,包括的・体系的に整理された知識という理念を持つ作品群を考察する必要はある.
ローマ帝政期はそのような「百科全書主義」の発展において重要な意味を持っており,この時代に焦点を当てて論じる.
取り上げられる作家はウァッロー,ケルスス,大プリーニウス,アウルス・ゲッリウスなど.

2017-09-21 17:55:23 @ncrt035@gnosia.info
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『わが秘密』の中でペトラルカがキケローとセネカを間違えて引用しているらしい箇所があって(Secr. I 13.2),珍しいことだなぁと思ったらどうもut ait Ciceroのキケローの名前はTedaldo della Casaがペトラルカのオリジナルから筆写したLaur. XXVI sin. 9の行間にTedaldoによって書き入れられているようである.

2017-09-22 12:09:22 @ncrt035@gnosia.info
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そういえばメディアトゥートのみ表示みたいな機能もいつのまにか実装されてたのか(pawooで結構前に試験的に搭載されてたのでちゃんと気づいてなかった)
過去トゥートの写本画像がすぐ見られていい感じ

2017-09-22 19:37:45 @ncrt035@gnosia.info
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Wilson, N. G., 'A note on Latinisms in Aelian', Συγχάρματα: Studies in honour of J. F. Kindstrand, 2006: 211-216.

クラウディオス・アイリアノスの『動物奇譚集』および『ギリシア奇談集』におけるラテン語法(20例ほど)を扱う.
アイリアノスは170年ごろローマの東に位置するプラエネステに生まれたローマ市民であったが,母国語のラテン語ではなくギリシア語で著作した.アイリアノスのギリシア語中に見出される,いわゆる第2次ソフィスト運動の中で範とされたアッティカ散文から逸脱した要素はこうしたラテン語法として考えられるようである.

2017-09-23 00:57:58 @ncrt035@gnosia.info
2017-09-22 22:40:44 まちカドおるみん御嬢様の投稿 orumin@mstdn.maud.io
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なんやかんやいって中央集権的な Twitter のほうが情報のアンテナは張りやすいし,あと twilog とかと組合せて外部記憶代わりにしているので,Twitter 頼むぞという気持ちもある

2017-09-24 16:12:23 @ncrt035@gnosia.info
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今日,学問としての天文学は星座の解説を越えて天体力学や天体物理学となっている。しかし天文学の故郷としての星座は,人間の心に情操的一面や芸術的感動が存在する限り永遠のものといえよう。ただ見れば何の奇もない星空を,例えばアンドロメダ姫と見,天馬ペガススと見る目こそ,やがて星を生涯の伴とする奇縁とはなったのである。
(恒星社編『フラムスチード天球図譜』刊行の辞(土居客郎,1943年))

2017-09-24 21:26:44 @ncrt035@gnosia.info
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percusso pauiunt insecti pectine dentes. (Ov. Met. VI 58)

筬が打ち付けられてギザギザの歯が(糸を)叩き固める.

この箇所でオウィディウス『変身物語』の写本はほとんどがferiunt《打つ》を伝えている.
しかしこの詩行はセネカ『道徳書簡集』(90.20)にも引用されており,そちらでは古写本でpariunt, より後の写本でferiuntとなっている.
このセネカの方でJan Gruter(1560-1627)がpauiuntを推定修正として出し,今日では『変身物語』の方でもこれが採用されている.
この修正には,意味は似ているけれどもpauiuntの方が稀な語で,しかもpe-, pa-, pe-の頭韻が形成されるという長所がある.
引用による間接伝承が本文の復元に貢献する例.

Tarrant, R., Texts, Editors, and Readers, Cambridge UP 2016: 8f.による.

2017-09-24 21:39:24 @ncrt035@gnosia.info
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ところでpauiuntがferiuntになるのは珍しい語が普通な語に置き換わる現象として説明がつくが,その際に前者が後者で説明されている例がフェストゥス『語の意味について』などに見える(pavire enim ferire est. p. 244M)と,ちょうどHeadlamやThomsonが言っていたギリシア語文献における古註・古辞書の逆引き的活用の,ラテン語文献における類例の可能性が示唆されているようで面白い.

gnosia.info/@ncrt035/632
gnosia.info/@ncrt035/660

2017-09-25 15:48:18 @ncrt035@gnosia.info
2017-09-24 13:05:05 @Om*の投稿 atomjack@mastodon.cloud
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2017-09-25 16:07:29 @ncrt035@gnosia.info
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実証主義の描いたような発展的文学史にクローチェが反感を抱いた契機として同時代の文学を批評するという活動があったらしい.
現代が後期ロマン主義からの発展途上だとはじめこそ思っていた者の,カルドゥッチを例外として今は頽廃の時代であるという判断に至ったのだとか.
そこから通時的な進歩ではなく,偉大な文学作品にのみ具わっている普遍的価値というクローチェ美学の特徴的な考え方が出てくるようである.

2017-09-26 17:11:48 @ncrt035@gnosia.info
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キャピタル体におけるIとLとの類似によって発生したであろう読みの破損と,それに対する推定修正の好例がカトゥッルスに見られる.

ne diu taceat procax
fescennina iocatio.
(Catull. XLI 127-128)

写本はlocatio, 一部にlocutioという異読,修正が見られるが,Heinsiusによるiocatioが一般に採られている.

2017-09-26 17:15:44 @ncrt035@gnosia.info
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IとLの取り違えによって生じたであろう破損とその修正(locatio, iocatio).

gnosia.info/@ncrt035/3549

2017-09-26 22:43:47 @ncrt035@gnosia.info
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これもTarrant, R., Texts, Editors, and Readers, Cambridge UP 2016.

2017-09-27 14:23:49 @ncrt035@gnosia.info
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接続中のインスタンスが100になった

2017-09-27 16:14:08 @ncrt035@gnosia.info
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ベネデット・クローチェがエットレ・ロマニョーリ(Ettore Romagnoli, 1871-1938)の『アリストパネース喜劇の起源と原理』(Origine ed elementi della commedia d’Aristofane, SIFC III (1905), pp. 83-268)の評を『クリティカ』誌(V (1907), pp. 206-213)に載せていて,好評価を与えている.
ojs.uniroma1.it/index.php/lacr

2017-09-27 16:44:01 @ncrt035@gnosia.info
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エットレ・ロマニョーリという人はファシズム時代のイタリアで影響力を持ったギリシア文学研究者なわけですが,ギリシア古典をイタリア語へ翻訳することの重要性を強調し,純粋に文献学的な研究方向に反発して,特にドイツの古典文献学(とその「科学的方法」)に敵対的な態度をとった人物.
彼の反文献学主義(antifilologismo)への批判的応答としてパスクァーリの「文献学と歴史」(Filologia e storia, 1920)は書かれたようである.
色々繋がってきた.

2017-09-27 23:21:28 @ncrt035@gnosia.info
2017-09-27 22:02:25 Naf :naf:の投稿 Naf@otogamer.me
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2017-09-27 23:21:39 @ncrt035@gnosia.info
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なりかけた

2017-09-29 20:38:57 @ncrt035@gnosia.info
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プロフィール画像を変更したユーザーのそれの更新に失敗していたらしいことがSidekiqを見てて判ったのでチョイといじって直した(でも前の画像の方がかわいi...ゲフンゲフン).

2017-09-29 20:41:11 @ncrt035@gnosia.info
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public/system/以下のディレクトリのパーミッションってどうなってるのが普通なのかな

2017-09-29 23:27:06 @ncrt035@gnosia.info
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ああpawooが

2017-09-30 21:12:43 @ncrt035@gnosia.info
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Croce, B., Intorno alle commedie di Terenzio, Critica 34(1936): 401-423.
ベネデット・クローチェ,「テレンティウスの喜劇について」,『クリティカ』誌34号,1936年.