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実証主義の描いたような発展的文学史にクローチェが反感を抱いた契機として同時代の文学を批評するという活動があったらしい.
現代が後期ロマン主義からの発展途上だとはじめこそ思っていた者の,カルドゥッチを例外として今は頽廃の時代であるという判断に至ったのだとか.
そこから通時的な進歩ではなく,偉大な文学作品にのみ具わっている普遍的価値というクローチェ美学の特徴的な考え方が出てくるようである.