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↓ 観てきた。

『ライオン少年/雄獅少年』(2021年,中国)
gaga.ne.jp/lionshonen/

日本語吹替版のキャストが豪華なのですが、上映時間帯の都合により字幕版。

中国の獅子舞が、3Dアニメのメリットを最大限に活用してすごくかっこよく表現されていた。実写でああいうカメラワークはなかなか難しいんじゃないかなあ。とにかく映像の美しさと、獅子舞のアクションに引き込まれた。

ストーリーは王道展開と言えば王道展開なんだけど、だからこそダイレクトに情動に結び付いてきて熱いとも言える。現実にその状況なら私はたぶん「今後のことを考えてやめとけ」って思うだろうなってリスキーな選択もありつつ、そこから到達したエンドロール直前シーンの、余計な演出を足さない、言葉で盛り上げたりもしないすっきりした感じが好きでした。そこまでベタ気味に進めていったことで、幕切れの洒脱さと絵面の強さが際立った、というか。

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映画『雄獅少年/ライオン少年』公式サイト
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あれ、もしかして公式の表記は『雄獅少年/ライオン少年』になってる? スクリーンでタイトルが出たときはライオン少年の文字のほうが目立っていたのでそっちが先かと思った。

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ブログ更新:2023年5月に読んだものメモまとめ
days.mushi.pepper.jp/?eid=1262

■三浦しをん『好きになってしまいました。』(大和書房,2023年2月)
■Mo Xiang Tong Xiu "Heaven Official's Blessing" 第4巻(訳:Suika/Seven Seas Entertainment, 2022年9月/原書:墨香銅臭《天官賜福》3巻・4巻〔平心出版,2021年8月〕/原文初出:墨香铜臭《天管赐福》北京晋江原创网络科技有限公司 晋江文学城,2017-2018年)
■真紀涼介『勿忘草をさがして』(東京創元社,2023年3月)
■永井みみ「ジョニ黒」(集英社『すばる』2023年6月号掲載,2023年5月)
■綿矢りさ「パッキパキ北京」(同上)
■ク・ビョンモ『破果』(訳:小山内園子/岩波書店,2022年12月/原書:구병모《파과》改訂版2018年,初出2013年)

●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』第25巻(秋田書店,2023年5月)
●よしながふみ『きのう何食べた?』第21巻(講談社,2023年5月)

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2023年5月に読んだものメモ | 虫のいい日々