【読了】
盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』第25巻(秋田書店,2023年5月)
これまで関係性が断片的に垣間見られるだけだったタビコとヴェントルーの回、わりと予想どおりのノリだけど終盤で「おお」→「あああ!」って。だいぶおかしなひとであるタビコさんの、本来ものすごく格上のはずの相手を「手玉に取ってる」感じがたいへん好きでした。
あと前の巻の最終話でのナギリさんの不穏エンドに呼応するように、この巻もナギリさんで終わっていて、徐々に心境の変化が表れてきているところからのさらなる不穏。
「共感性ショットさん」の話は、読んでるこちらも共感性羞恥が激しくてなんか直視できず……がんばれ。