芳年の月百姿がほしいけど、なかなか安価なものはでてこないなぁ
近代的な家父長制がヤバいとおもっていたんだけど、江戸期は、室町末期のおんなかぶきみたいな芸能+売春集団を弾圧して、男の芸能(歌舞伎)と女の遊廓に分離するという政策をとっていて、このへんにかなり強固な家父長制の推進が見える。かぶき等の芸能を秩序壊乱の因子と見做して(アナーキー志向な集団の弾圧?)、女性を封建的秩序に位置付けた結果が遊廓なんだろうな。
というあたりについて書かれていそうな本を知りたい。
武家政権が700年くらい続いて、それは明確に家父長制の発展だけど、江戸時代というかたぶん刀狩によって身分制度の固定化が決定的になるので、幕府としてはアナーキーな世界を残しておくことができない。芸能の場が「悪所」であるのは秩序壊乱が発生するからだけど、徳川幕府的にはコントロールされた無秩序である。これ日本の近代以降の芸術にとって無縁な話ではない、近代以降の前衛も「コントロールされた無秩序」ではないのか。真の無秩序はさまざまな仕方において検閲され弾圧される。
出雲阿国のかぶき、「ちんどん屋」の起源なんだ。温マさんくわしそう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%B3%E5%B1%8B
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@on1000mark https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E7%95%8C
このへんが重要そうだなとおもいはじめ、網野善彦『無縁・公界・楽』を読みはじめました
吉原のような管理売春施設を軍事慰安施設と結びつけようとしてしまう人たちがいるけど、筋違いだとおもう。江戸期には武士=軍人は買春を必要としていたわけではなく、「軍人には買春が必要だ」という悪質な観念がでてきたのは明治時代だとおもう。
江戸期のでかい改革はいずれも発達しつつある経済に伴う腐敗とそれに対抗する封建的秩序の反動という印象があり、最終的な明治維新がなぜブルジョワ革命でなかったのかよくわからない
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千葉周作の道場の隣に儒学者の道場があって人的交流があり、坂本龍馬などの下級武士がそこで育ち維新の重要な流れを作った、みたいなのは最近ぜんぜん関係ないところで見たな。神田出身の絵師(明治期)の経歴を調べていたときにそういうことを知った。神田周辺には維新後もその風があり、その絵師も職人出身だけど立身出世の気風で育っている。
フランスのブルジョワ革命はこうした立身出世主義を持たなかったんじゃないかと思うんだけど(詳しく知らない)、そこが違いなのかな。幕末から明治にかけての立身出世主義は、どうみても現代日本の自己責任論の源流になっている。
「血税」って徴兵のことだったのか
サルデーニャ王国への帰属意識を根こそぎにしてフランスのために戦うことを求められたが、フランスはその時、義務徴兵制を「血税」impôt du sang と呼んだ。 徴兵制 https://www.y-history.net/appendix/wh1103_1-072.html