これはフィンランドだけではなくて世界標準で、しかもずっと前から指摘されていることなのに、内向きな日本の社会では学歴社会という名の学校歴社会が幅を利かせるガラパゴス状態が現在も続いている。世界標準の〈学歴社会〉は〈教育歴〉社会のこと。すなわち、どれだけの年数教育を受けてきたのかということ。
だからますます修士や博士が当たり前に求められる世界では、なんぼ「東大卒です」と言っても相手にされないのは当然で、日本の国際競争力が低下して没落していくというのもこういうところにあるのよね。
まあこれは主要国と日本の政治家の〈学歴〉を見比べても言えることで、外交儀礼として最低限の対応はされるけど、英語も話せないし、安倍晋三元首相みたいに移民と難民の違いすらも理解してない知的水準は見透かされているので相手にされていないのよね。ヤラセの質問に官僚が作成したカンニングペーパーを読み上げる受け答えしか出来ないことも当然に見透かされているし。