芸術家の生活に非難されるべき行為があった場合に、それが特に看過できなくなるのは、
・社会的に咎められるその行為が、当人の職業活動に直結している場合や、
・芸術家の社会的影響の大きさにより、被害が無視/軽視/隠蔽されてしまいかねない場合、
になるかなあ。
もっと直接的に、モデルとなった人物に対する搾取によって芸術作品が成り立っているというシチュエーションを取り上げた物語もある(画像)。
芸術家とは異なるけど、差別発言をした東京大の某氏が懲戒解雇されたのも、同様の理屈だろう。あれはおそらくほとんどの人が解雇に賛同しただろう(※あの解雇を「不当なキャンセルだ」と主張する人は事実上皆無だったと思う)。