20:28:16
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あと、「パキスタンでも食べることあるけど」というこの何気ないひと言は、少しハッとさせられた。

カシミールは印パ中国にバラバラと支配されている土地で、パ側カシミールは、外交カードとしての政治利用はされているものの、印度側カシミールのような抑圧はなく、パの領地でありつつも自治州として認められて独自に暮らしてる土地なのだけど、常々彼らの帰属意識がどんなものなのかは気になってた。

こういうひと言に、まっすぐ聞いたときとは異なる素直な感覚って表れてるんだろうな、って思った。

ついでに、たまたま今日は行きがけのカーラジオで、パの独立記念日に歌われる「この国は君たちのもの」という国威掲揚ソングが流れた時、陽気に「君たちのもの」部分を何やら違う歌詞に変えて歌ってた。なんと言ってたのかはよくわからなかったけど、自分のものではない的な視点からの冗談だったようにも思う。 [参照]

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20:05:32
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昨夜、まるで違う文脈でコレだけ投稿したけど、彼らの生活を垣間見せてもらうにつけ、同じとこ思ったりもする。
QT: fedibird.com/@browneyes/113845
[参照]

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20:03:16
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茶でも飲みにちょっと寄ってみる?と言われてついてったものの、着いてみると食事が用意されてた。
なんだか見慣れぬシャバシャバ汁のモノ。
何かと尋ねると「カリー」だという。「パキスタンでも食べることあるけど、カシミーリーのカリーだよ」と。カレーと混同されがちなカリーパコラのカリーらしい。未だにそのカリーが普通のサーラン(カレー)と具体的にどう違うのかはよくわかってないけど、マサラモリモリのアレ等ではなく、黄色の強い汁にささやかな野菜のみだ。
そのまま食べても、味変でもったり重量と粘度のあるダヒを落として食べてもいいよ、と。
家の正面にも麦畑があったが、戴いたロティも、そこで獲った自家製小麦を挽いたアタで作られた、若干粗めの香ばしいロティだったと思う。
不便といえば不便にも見えるけど、ある種豊かな暮らしにも思えるな。
カシミールでもこんな暮らしなんだろう。

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19:52:39
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首都イスラマバード、都市とはいえど、まだまだ未開発な場所がそこここにあって(だいぶ着々とあちこち手はかけられてるけど)、ちょっと郊外に行くと、土地を買って人が住み始めてはいるものの道すら獣道みたいな場所は多い。
そんな一角にある獣道みたいな場所を車で下りてくと、牛や羊や鶏を放牧してる広い土地とその脇にあるコツコツ作りかけの家に着いた。
最近しょっちゅう一緒に出歩いてるカシミーリーの兄弟の家だ。
行く途中で「まるで村の暮らしみたいな所だよ」と言われててピンと来てなかったけど、着いて、ああなるほど、ってなった。
大都市にある村。インフラも整ってないし、遠くにビルが見えたりもするけど、確かに村なスローライフってやつだ。

写真の山羊がついて歩いてる大荷物の爺ちゃんは、どうやら山羊のための草を届けに来た爺ちゃんらしく、爺ちゃん見るやいなや山羊たちがかけ寄ってた。

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19:39:47
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生産者の顔がよ〜く見えるフレッシュミルクのチャイとダヒ(ヨーグルト)戴いてきた。
ダヒ、むちゃくちゃ濃厚でヨーグルトというよりはほんのり発酵した天然生クリームという風情。うっかり口の外につけちゃうとすんごいオイリーなくらい。うまかった。

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03:38:42
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見方が変わると幸せって全然違うもんだね。