宇宙の缶詰だ
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「初期のMS-DOSで動く東芝T1000PCを使って、ジェンキンは最も安全な暗号形式である「ワンタイムパッド」を使ったシステムを作った。これは事前共有した、送信メッセージと同じ長さの「使い捨て乱数表」を使って、メッセージを1文字ずつ置き換えていく方式だ。」
「ANCがアパルトヘイトを打倒する目標達成に近づくまでに、ジェンキンの仕組みによって数知れないメッセージが安全に送られた。ジェンキンの知る限り、南アフリカ政府に解読された通信はひとつもない」
「これは『よし、理論的な暗号システムをつくってみよう』みたいなものではありません。『生身の活動家や生身の人間が危険に晒されている。本物の通信が必要だ。実用的でなくてはならない』と考えてつくられたものです」
https://wired.jp/article/plaintext-you-can-now-see-the-code-that-ended-apartheid/
グラハム=カミングが聞かせてくれたのは、反アパルトヘイト活動家だったティム・ジェンキンの物語だった。わたしがジェンキンに取材すると、彼は自分を評して「ありきたりな差別主義の南アフリカの白人」として育ったと語った。だが海外に出て、警察国家・南アフリカのフィルターをはずすと、母国が黒人に対して酷い圧政を敷いていることがわかり、1974年にアフリカ民族会議(ANC)を支援することを申し出た。当時のANCは、少数白人政権を転覆しようとしていた非合法組織だった。
https://wired.jp/article/plaintext-you-can-now-see-the-code-that-ended-apartheid/
身内的なやつがかばってくれるなら不用意な発言が許されてしまうというか、Twitterがそうやって「身内」をつくりだすことで防御力をたかめるようなクソSNSになっている。攻撃も防御も金魚のフン的なファンネルのやりとりになるから、不用意な発言を許容されたいと思う人は、内輪受けしやすいメッセージをつねにつくることになる。呉座氏が鍵アカでグルーミングしていたのと一緒なんだけど、自覚ない人が多い気はする。
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