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人のアイデンティティ…と言うか本人だけでなく周囲の人間がその人がその人だと認識出来るかはその人の保持してる記憶の存在に大きく依存すると思うんだけど、でも守くんのことを考えると、同じ記憶を持っていればそれは本当に同じその人なのかって悩ましい気持ちにもなるな。
と言うかマモコノの間でも微妙にそのへんの意識の持ち様に差があるのかもしれない。
コノハちゃんは主観の上で記憶が途切れず連続してるからずっと同じ自分自身のつもりでいるけれど、守くんから見たコノハちゃんは世界線の影響を受けているから、コノハちゃんは同じ自分自身だと思っている範囲のコノハちゃんでも守くんの認識では必ずしもそうでもないかもしれない。
同様に守くんのことも、今までの共通の記憶があり話が一致するならコノハちゃんは同じ守くんのように思えてるけれど、守くんの自意識の中ではそうではない、とかもあり得るんだよな……

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世界線により生じているお互いのバリエーションのこと、コノハちゃんは、あの守くんもこの守くんもみんなやっぱり守くんだって思える守くんだからどの守くんもみんな好き!って感じで、守くんは世界線の影響によってコノハちゃんに生じるブレも全部ひっくるめて秋里コノハでその全てを許容し愛してるってイメージなんだけど、言葉にしてみるとそれ何が違うんだみたいになっちゃうし、双方それでも相手に可能な限り自分の思うその人であって欲しいって気持ちもあると思うし……

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コノハちゃんは歳をとりパッと見では大きく変わってしまった守くんの中に自分の知ってる守くんを見付けて安心するし、守くんはやっぱり守くんだって安心出来ると今一緒にいる守くんのことも今の守くんとしてどんどん好きになっていく感じで、守くんの方は何年経とうがずっと変わらない姿で現れるコノハちゃんも少しずつ変化しているしそれは本人の内面変化もあれば世界線から受けている影響もどちらもあるけれど、変わらない姿のコノハちゃんの中に知らないコノハちゃんを見ることになってもそれも秋里コノハという人間が内包している一面なんだと、数十年越しでも自分の中の秋里コノハ像をアップデート出来ると言うか……

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同じ自分か、同じその人と思うか、自分のことと相手のこととではまた違うってのもそもそもあるか。
コノハちゃんは自分自身は変わらない自分だと思ってるから守くんにもそうあって欲しいし、だから今目の前にいる守くんが今までの時間・時空での守くんの延長線にいる守くんだと感じられると嬉しい。
守くんは自分のこと、記憶を引き継いでいるだけのまた違う自分だと思ってるから、コノハちゃんも同様に世界線が変わればそこから影響を受けているコノハちゃんは厳密には違うコノハちゃんになっているんだけど、そのコノハちゃんと今一緒にいる自分もどんなに記憶はあろうが今までの世界線での自分とは違う自分なんだからお互い様なので別に構わないっていう……

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守くんの感覚では全然問題ないことでもコノハちゃんの感覚ではそうでないこともあって、でも守くんはそのへんの自分とコノハちゃんの感覚の違いも理解した上でコノハちゃんが安心出来るように振る舞ってくれているのもあると思う。

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リンクラって今年度に入ってからだけでも取れるスコアの桁が明らかに上がったタイミングが既に何度もあるんだけれどそれでも対抗戦での順位は上がったり下がったりだけど平均としてはそんなに変わってなくて、要するにインフレのめちゃくちゃ激しいゲームだなって思うんだけど、これは私が今まで本気でやってきたソシャゲがメギドだけで、そのメギドがある程度はあるけどそれでもかなりインフレを上手く抑えてるゲームだからそう感じるのであって、本来のソシャゲってこんな感じなんだろうか………

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16bitALの話ってやっぱ、人生の可能性、選択肢の話として、多くの分岐で家業を継いでいる人間にも、自分の夢をがむしゃらに追いかけてて眩しいあの子と同じようにただ自分の夢を追いかけて叶えた世界線も小さな可能性として存在していて、だけど自分も自分の夢を叶えられる世界線はあの子と並んで同じ時間を生きながら一緒にお互いの夢を叶えるという形で叶うことはない。
自分の夢はあの子のいない世界で1人で叶えなきゃいけない。
でも夢を叶えたその先には、セカンドライフとしてお互いに夢を叶えたあの子と一緒に生きる人生が待ってる……って、
優しさとシビアさと、それでもやはりトータルとしては理想的な人生だよなって思える人生の話なのが好きなんだなぁ……

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守くんは変わりたくなくてもどうしたって変わってしまう自分の変化を許容されたいからコノハちゃんの変化も許容出来るし、コノハちゃんは自分を置いて成長してく守くんに置いていかれたくないから今の守くんも自分を(概念的な意味で)置き去りにしていかないと思えれば安心出来るし、何も変わらないでいられるわけでもないし、でも本当に何もかもどんな相手の変化だって受け入れられるってほどでもないし、そんな中でお互いに相手に望むラインを越えてどこかに行ってしまうことなく自分の側にいてくれると思えてきた者同士なんだろうな。

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なんかこれといって正月何をしたって記憶がなくてもう5日なのが信じられないんだけど、何してたんだろうって言ったらゴロゴロしながら塔登ってたんですよね……(おかげでもう25Fです)