人のアイデンティティ…と言うか本人だけでなく周囲の人間がその人がその人だと認識出来るかはその人の保持してる記憶の存在に大きく依存すると思うんだけど、でも守くんのことを考えると、同じ記憶を持っていればそれは本当に同じその人なのかって悩ましい気持ちにもなるな。
と言うかマモコノの間でも微妙にそのへんの意識の持ち様に差があるのかもしれない。
コノハちゃんは主観の上で記憶が途切れず連続してるからずっと同じ自分自身のつもりでいるけれど、守くんから見たコノハちゃんは世界線の影響を受けているから、コノハちゃんは同じ自分自身だと思っている範囲のコノハちゃんでも守くんの認識では必ずしもそうでもないかもしれない。
同様に守くんのことも、今までの共通の記憶があり話が一致するならコノハちゃんは同じ守くんのように思えてるけれど、守くんの自意識の中ではそうではない、とかもあり得るんだよな……