00:06:59 @ncrt035@gnosia.info
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rhetoricaタグ,思ったほど書いてなかったのでメモ的にちょっとずつ足していきたい

01:39:15 @ncrt035@gnosia.info
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木庭先生立て続けに本出してる

13:43:05 @ncrt035@gnosia.info
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adynaton 無理誇張
ある事柄の不可能性を強調するために,他の不可能な事柄を比較に持ち出す技法.

alta prius retro labentur flumina ponto,
annus et inversas duxerit ante vices,
quam tua sub nostro mutetur pectore cura:
sis quodcumque voles, non aliena tamen. (Prop. 1.15.29-32)
海から深き川が遡り流れ,
 一年が逆の順序で過ぎるだろう,
私の胸の内でお前への想いが変わる前に.
 何でも望みのものになるがよい,だが他の男のものにはならないでくれ.

13:47:49 @ncrt035@gnosia.info
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ἀλλὰ μήνって声に出して読むとなんかちょっとえっちだ/// (疲れてる)

14:20:38 @ncrt035@gnosia.info
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figura etymologica
語源的あや,また同族呼応とも言われるものだが,実際に語源的な関係性のない,いわゆる民間語源に基づくケースなどもあるので地口や洒落の類と厳密に区別するのは必ずしも容易ではなさそう.

Hanc propter subterque pedes quos diximus ante
Orioni' iacet leuipes Lepus. (Cic. Arat. 120-121)
これ(=おおいぬ座)の傍,そして先に述べたオーリーオーンの足元に
軽やかな足の兎がいる.

※lepusとleuipesの間に本当の語源的関係はないが,ウァッローによると足の速さと兎の名前の由来を関連づけた人がいたようである(L. Aelius putabat ab eo dictum leporem a celeritudine, quod levipes esset. (cf. Var. RR 3.12.6)).

16:25:50 @ncrt035@gnosia.info
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ゆるキャン△抱き枕(curtain-damashii.com/event/c94 )両方ベッドに並べて自分は床で寝るやつやりたい

コミックマーケット94 特設ページ
16:37:24 @ncrt035@gnosia.info
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今見たら3つともBécares Botasの辞書には載っていなかった🤔

16:47:49 @ncrt035@gnosia.info
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grammaticalというよりphilologicalな用語だからかもしれない.

ところでobelusについては人文主義者の用例にもobelo confodireという言い方がBeroaldoにあるとRizzo, Il lessico filologico degli umanisti: p.285.

22:45:08 @ncrt035@gnosia.info
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『漢文脈の漱石』こんな本出てたんだ.これは買わなくては.
漱石の漢詩はたしか岩波文庫にも入っていて,日本人の作としては例外的に中国人の鑑賞にもたえる高い水準のものだったはず.
翰林書房 -WEB-
kanrin.co.jp/book/02_201803_ka
翰林書房 -WEB-
kanrin.co.jp/book/02_201803_ka

23:04:00 @ncrt035@gnosia.info
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何か,19-20世紀人でありながら古典の言語で詩を書いて,なおかつ只の模倣や継ぎ接ぎにはならず独自の詩的世界を構築する水準まで到達した,というとイタリアの詩人ジョヴァンニ・パスコリ(1855-1912)のラテン語詩なんかも思い浮かべてしまう.

23:05:27 @ncrt035@gnosia.info
2018-04-29 20:45:38 Niceratus Kiotoensisの投稿 ncrt035@gnosia.info
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Mahoney, A.(2002), `The Saturnian Lullaby in Pascoli's "Thallusa"', Humanistica Lovaniensia 51: 311-321.

ジョヴァンニ・パスコリ(1855-1912)晩年のラテン語詩『タッルーサ』はキリスト教を主題とする作品.その殆どはhexameterで書かれているが,詩の最後でタッルーサが歌う子守唄はsaturnianという古い時代の韻律で書かれている.現存しているこの詩形のラテン語作品(紀元前3世紀)とパスコリのそれとの違いの検証を通し,両詩形の対照が元来のローマの信仰とキリスト教徒との衝突・葛藤というこの詩の核心を形成していることを論じる.特に韻律的な不規則・イレギュラーが,パスコリの訂正するつもりであった未推敲箇所ではなく積極的な意味を持つものとして解釈される.

23:24:56 @ncrt035@gnosia.info
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何かこう,宿や列車の予約に代表されるような,やればすぐ終わる作業になかなか着手できずギリギリまで延ばしてしまうの,そういう一瞬で終わる作業はしかしそれが一回限りであるがゆえに日々のルーティンの中にイレギュラーを発生させてしまうという点で自分のような人間には負荷が大きいんだろうな,と思いました.